物損

事故前に既に損傷があった場合、修理費用を全額請求できますか?

事故とは因果関係のない部分の修理費は請求できません。

自己負担で修理を先行した場合でも、後で修理費を請求できますか?

請求可能ですが、領収書や修理箇所の写真など証明書類が必要です。修理範囲について争いが生じる場合があるので、アジャスターと呼ばれる専門家による修理見積を前提に修理をする方がよいです。

「経済的全損」とは何ですか?

修理費用が事故車両時価額を超える状態で、この場合、時価額が損害限度になります。

修理費用を現金でもらうことは可能ですか?

金銭での賠償を要求することも可能です。

修理中の代車費用も請求できますか?

代車が生活に必要な場合は相当期間の費用請求が可能です。

事故車のレッカー費用も請求できますか?

事故により必要だった搬送費やレッカー費用は請求できます。

修理費が高額な場合、全額請求可能ですか?

時価額を超える場合は時価額限度での請求になります。

自分で修理業者を選べますか?

選ぶことができますが、修理額が不相当に高額であったり、修理内容が過剰だと争われる場合はあります。修理業者と保険会社とが修理費用の協定を結んでいると安心でしょう。

新品パーツによる修理を要求できますか?

損害の程度や車両年式などで合理的と認められれば新品パーツが認められる場合があります。

修理費の限度は決まっていますか?

通常、事故前の車両の時価額相当額が修理費の限度とされます。