健康保険、介護保険、失業保険

身体障害者手帳の等級と自賠責保険の後遺障害の等級の違いはあるのでしょうか。
身体障害者手帳の等級は1級から6級で、自賠責保険の後遺障害は1級から14級まであります。障害の内容や程度も異なりますので、両者の等級が異なることは一般的です。
健康保険で通っていたから後遺障害診断書は書けないと言われました。本当ですか。
ほとんどの医師は、健保を利用していても後遺障害診断書の作成に対応してくださいます。 しかし、自賠責保険ではないから、という理由で作成を拒否される医師も極々一部にはいらっしゃいます。 医師向けに作成されている交通事故被害者への治療・対応に関する書籍でもそのような記載があることは確認しています。 いずれにしても、等級認定を受けるためには必要なものですから、医師にお願いして作成していただくことが肝要です。
整形外科で健康保険を使おうとしたのですが、交通事故の場合は使えないと言われました。本当ですか。
労災事故、通勤災害を除いて、制度上は、交通事故の場合でも健康保険は利用できます。ただし、病院によっては、健康保険を利用することを拒むことがあります。健康保険を利用して通院を考えている場合は、あらかじめ病院に問い合わせ、健康保険を利用できるか確認されることをお勧めします。
会社への通勤途中に交通事故に遭いました。この場合でも、健康保険は使えますか。
その場合、通勤災害として労災保険が使える場合は、健康保険法55条1項により、健康保険は使えません。そのためお客様が自営業者であるような場合を除き、健康保険ではなく、労災保険を使用して治療を受けることになります。
仕事中交通事故に遭いました。この場合でも、健康保険は使えますか。
労災保険から給付を受けられる場合には、健康保険から給付を受けることができません(健康保険法55条1項)。 今回のように、仕事中に交通事故に遭って負傷した場合は、業務災害(労働者が業務を原因として被った負傷等を言います。)にあたり、労災より保険給付を受けることができますので、健康保険を使用することはできません。
交通事故で健康保険を使った場合の、メリット・デメリットを教えて下さい。
(メリット) 被害者側にも過失が出る場合、治療費も自己の過失割合に応じて被害者が負担します。保険診療のうち、健康保険の診療報酬単価は1点10円で、労災保険の診療報酬単価は1点12円です。これに比べて自由診療になった場合の診療報酬単価は、医療機関が自由に決定するため、場合によっては1点20円以上もの診療報酬単価となることもあり、診療報酬が高額になりがちです。 健康保険を使用すると、自由診療と比較して、治療費に関して自己負担額を少額に抑えることができるため、最終的に回収する損害賠償金を多くできます。 【具体的】 過失割合 7(加):3(被)、治療費100万円(自由診療)、休業損害20万円、通院慰謝料80万円 (1)健康保険を使用しない場合  ・全損害額      200万円(治療費100万円(2倍の診療報酬)、その他上記と同じ)  ・過失相殺後     140万円(200万円×0.7)  ・既払い金控除後   40万円(140万円-100万円(治療費))  ・最終請求額     40万円 (2)健康保険を使用した場合  ・全損害額      115万円(治療費15万円(通常の診療報酬50万円:3割負担)、その他上記と同じ)  ・過失相殺後    80.5万円(115万円×0.7))  ・既払い金控除後  65.5万円(80.5万円-15万円(治療費))  ・最終請求額    65.5万円  (デメリット) ・交通事故で健康保険を使用した場合に、特段のデメリットはありません。 ・ただ、保険診療のため、自由診療で受けられる診療内容と違いが出てくる場合があります。
交通事故で健康保険は使えますか。
健康保険は、被保険者(健康保険の対象者)とその被扶養者(被保険者に扶養されている家族)を対象に、業務又は通勤災害以外の事由による病気や怪我などについて保険の給付を行う制度を言います。 したがって、交通事故により負傷した場合であっても、業務中や通勤途中の事故でない限り、健康保険を使用することは可能です。 なお、交通事故で健康保険を使用する場合には、加入されている健康保険に「第三者行為による傷病届」などの必要書類を提出しなければなりません。
相手方の保険会社から連絡があり、健康保険を使って欲しいと言われています。健康保険を使った方が良いですか。
お客様が被害に遭われた事故において、お客様に過失が生じるようなケース場合には、健康保険を使用して通院された方が良いケースもあります。過失の有無について、お悩みの場合には一度サリュまでご相談ください。また、健康保険利用のメリットについては、Q29をご参照ください。