治療内容、検査内容

事故から数ヶ月経っているのですが、痛みがとれません。骨折等はしていないのですが、何か受けた方が良い検査はありますか。
痛みがある部分について、レントゲン撮影は最低限必要です。ただ、レントゲン画像では、骨折などの骨の異常しか判別できません。骨折などの異常がなくても、筋肉や軟骨などの軟部組織の損傷が痛みの原因になることがあります。これらの損傷はMRI画像によって明らかになることがありますので、痛みがある部位について、MRI画像を撮影してもらうのはいかがでしょうか。 しかし、お怪我の内容によって、必要な検査は異なります。主治医の先生や、サリュの無料相談で具体的なアドバイスを受けるのが良いと考えます。
整形外科医が、日にち薬だと言って治療してくれません。どうすれば良いですか。
他の整形外科を探しましょう。大学病院など大きな病院は、大きな怪我を診ている医師が多いので、頚椎捻挫等の怪我の場合には、治療してくれないことが多いようです。 また、内服外用薬の処方のみでもしてもらえないか、確認して下さい。
整形外科に行っても特に積極的な治療をして頂けません。そのような場合、整骨院に行っても良いですか。

整骨院に通院する場合には整形外科の医師にその旨伝えて必ず許可を頂きましょう。また、実際に整骨院に通院される場合にも、月1回程度は整形外科の先生の診察を受けましょう。

家の近くに整形外科がないのですが、内科に通っても良いですか。
病院の診療科目をどこにするかは受傷状況によります。交通事故による受傷のほとんどは整形外科の範囲に含まれます。 例えば、頚椎捻挫(いわゆる「むち打ち症」)の場合には、専門科目は整形外科になりますから、整形外科のある病院で治療をされる必要があります。お身体を治すという点からしましても、整形外科医の治療を受けるべきです。
診察は月1回くらいで、後の通院日はリハビリのみなのですが、問題はないでしょうか。
しっかりと整形外科でリハビリを受けている以上、問題はありません。ただ、リハビリ期間中に症状が重くなったり、新たな症状が出たときにはすぐに診察を受けてください。
整形外科が遠く、通院が不便なため、整形外科への通院を止めて整骨院にしようと思います。問題はありますか。
基本的には、整形外科への通院は続けるべきです。整形外科への通院は治療費が認められやすいのですが、整骨院の施術費は一般的に認められ難いです。また、特に後遺障害が残った場合には、整形外科の医師に、後遺障害診断書の作成をお願いする必要があります(整骨院では、後遺障害診断書の作成はできません)。
事故当日は痛みがなかったのですが、後々痛みが出てきました。病院に行ったほうが良いでしょうか。
なるべく早く病院に行くことをお勧めします。専門家である医師に症状をしっかり診断して頂き、今後の治療方針を早期に立てていく必要があります。また、賠償上も初診時が事故時から空くことは得策ではありません。
事故後救急搬送されたのですが、診てくれたお医者さんが非常勤の先生で、専門外でした。大丈夫でしょうか。

その後も継続して治療を受ける必要がなるなら、紹介状をもらうなどして、専門の医師に診てもらう方がよいでしょう。そうしないと、専門外の医師の見解を前提に治療費の打ち切りをされてしまう可能性や、不利な後遺障害認定結果となってしまう可能性があります。