事例350:異議申し立てから介入し、後遺障害等級獲得に至った事例

 Sさん親子は、高速道路上で連続して2台の後続車からそれぞれ衝突されました。事故の衝撃で、乗車していた車は横転し、大破してしまいました。
 Sさん親子は頸椎捻挫、前額部挫創などの傷害を負い、心身ともに辛い思いをされました。悔しいことに、Sさん親子はある法律事務所に依頼し後遺障害認定手続きを進めるも、その結果は後遺障害等級に該当しないとの結果でした。しかし、頑固に残存している痛みなどの症状を考えると、後遺障害認定の可能性があるのではないかと思い、Sさん親子は、サリュにお問い合わせくださいました。
 サリュでは、これまでの診断書等の医療記録を精査し、後遺障害等級認定の異議申し立てを提案致しました。異議申し立ての際には、不足していた医療記録を改めて入手するとともに、事故状況の重大性を示すために刑事記録も取り寄せました。丁寧に準備をし、異議申し立てを行った結果、Sさん親子にはそれぞれ14級9号及び12級14号が認定されました。最終的にSさん親子は総額で約950万円の賠償金を受け取ることができ、納得の解決となりました。