事例80:死亡事故と人身傷害保険 請求方法を誤ると損することに
Kさん(男性)は、残念ながら、Kさんにも過失があると評価されてしまう事故で、お亡くなりになってしまいました。
ご遺族は、加害者側の保険会社から2600万円余の損害賠償金の提示を受けていましたが、自分側の保険会社の人身傷害保険の担当者に確認したところ、「先に加害者側に請求してください。当社の基準でもほぼ同額なので、後から支払う額は殆どありません。」と言われてしまいました。
Kさんのご遺族は、不安になり、サリュの無料相談にお越しになられました。
サリュは、人身傷害保険の言うことは間違っていて、Kさんのように、残念ながら、被害者の過失がある程度認められてしまうケースでは、自分側の保険会社の人身傷害保険を上手く活用しなければ、損をしかねないこと、Kさんのケースでは、トータルで数百万円の増額が見込めることをご説明させて頂きました。
サリュは、Kさんの依頼を受け、示談交渉に臨みましたが、相手方保険会社が一向に折り合いませんでした。サリュは、Kさんと協議の上、裁判を起こすことにし、裁判所で和解が成立しました。
その結果、Kさんのご遺族がトータルで受け取る金額は、700万円余り増額しました。