事例47:刑事記録を詳細に検討 有利な過失割合で解決!
Xさん(50歳・男性・会社員)は、歩行中、交差点を横断しようとしたところを、右折してきた車と衝突し、転倒してしまいました。
Xさんは、事故により、右手の橈骨骨折等の怪我を負い、治療を続けていましたが、過失割合について、保険会社と折り合わず対応に苦慮していました。Xさんは、今後、どうしていこうかと、悩んでいたところ、たまたま、書店に行った際にサリュの出版物が目に留まり、この法律事務所であれば、力になってくれるかもしれないと考え、サリュに足を運んでくださいました。
受任後、サリュで、後遺障害の等級申請を行い、右手の骨折について12級13号、頚椎捻挫及び腰椎捻挫についてそれぞれ14級9号と認定されました。
その後の保険会社との示談交渉においては、やはり、過失割合が問題となりました。保険会社は、Xさんの過失を20%と主張してきました。サリュが、取り寄せた刑事記録を詳細に検討したところ、Xさんの過失は0は難しいにしても、多くても10%であると判断し、刑事記録及び裁判例を相手方に送付したうえで、交渉をしました。その結果、サリュの主張が認められ、過失割合を10%としたうえで、示談による解決で事件は終了しました。
Xさんは、サリュならと思って依頼をし、満足いく結果を得られて本当に良かったとおっしゃってくださいました。