事例188:頚椎捻挫非該当を14級に!訴訟で示談提示額を約3倍アップ!

Xさん(男性・20代)は、車で道路を走行中、併走するように走っていた別の車両に突然接触され、頚椎捻挫(むちうち)の傷害を負いました。
物損の交渉も終了しておらず、今後保険会社とどう交渉していったらよいのかと悩んだXさんは、対応を専門家にお願いしたいとサリュを訪れました。

サリュでは、Xさんの車両本体だけでなく、積んでいた買ったばかりのチャイルドシートも請求の対象として交渉を行い、Xさんの損害の回復に努めました。
また、6か月間の治療を経ても完治しなかった首の痛みと腰の痛みについては、後遺障害等級申請の手続をとりました。しかし、結果は後遺障害に該当しない(非該当)というものでした。

もっとも、仮に、後遺障害等級申請で非該当の結果が出たとしても、効果的な異議申し立てを行えば、結果が覆ることもありますので、あきらめないことが大切です。
Xさんの場合、事故直後からの定期的な通院と痛み止めの投薬がなされており、症状固定後も痛みを緩和したい一心で、自費で病院に通院していました。
サリュは、これらの事実を一つ一つ丁寧に拾い上げ、異議申し立てを行いました。
その結果、自賠責保険でも、将来回復困難な後遺障害であることが認められ、Xさんは、14級9号という正当な等級の認定を受けることが出来ました。

その後、サリュは損害賠償金を算定し、相手方保険会社と示談交渉に入りました。
しかし、相手方保険会社はXさんの基礎収入が増額していることなどを理由に非常に低い逸失利益の金額で示談提示をしてきました。この示談提示は、Xさんが、基礎収入が下がらないようにと必死で働いていることを無視する不当なものであり、本人の意向からも示談交渉ではなく訴訟を提起することになりました。その結果、相手方保険会社の当初の提示額の約3倍の和解案が裁判所から提示され、無事に和解が成立しました。

Xさんは、事故当初からサリュに依頼しておいて本当によかった、とおっしゃって下さいました。
サリュは、事故直後からお手伝いをさせていただきます。そして、依頼者の個別の事情や怪我に真摯に向き合い、満足のいく解決が図れるよう努めています。