事例186:非該当認定を主治医への医療照会を駆使して12級にアップ!

Sさん(女性)は、自転車を運転し、交差点に差し掛かったところ、一時停止を行わずに同交差点に進入してきた自動車と衝突する事故に遭いました。
直後より手足のシビレや全身の痛みが発現し、約1ヵ月の間、入院治療を行いました。
退院後は、自宅近くの整形外科にリハビリのための通院を行いましたが、約1年経過後も両手両足のシビレの症状は改善せず、その時期に症状固定との診断を受けました。
その後、任意保険会社の事前認定により後遺障害等級認定を行うも、その結果は、「後遺障害には該当せず」との認定だったため、全身に症状が残存しているにもかかわらず、後遺障害が認められないことに疑問を持ったSさんは、サリュを訪れました。

サリュにおいて、治療期間中の診断書を確認し、これまで撮影されたレントゲン画像及びMRI画像を精査しました。
併せて、主治医と面談をし、症状や神経学的な所見についても話を伺い、Sさんに異議申立手続きをお勧めし、後遺障害に関して自賠責保険に異議申立手続きを行うこととなりました。主治医に医療照会を行い、さらに医学的知識に基づく異議申立書を作成し、異議申立を行ったところ、従前の判断が覆り、後遺障害非該当であったものが、12級13号の等級を獲得するに至りました。

このように、サリュでは医学的知識に基き医証を精査し、症状に見合った後遺障害等級を獲得するお手伝いをさせて頂いております。