事例150:主治医に面談して後遺障害診断書の追記を依頼。結果、併合9級の後遺障害等級が認定され、適切な賠償を獲得
Lさんは、約6ヶ月間にわたり、治療を続けましたが、左足首には依然として可動域制限が残っていました。
左足に大怪我を負い、いまだに職場復帰も果たせず、後遺障害はどの程度残ってしまうのか、また適正な賠償を受けられるか不安に思ったLさんは、サリュの無料相談にこられました。
サリュは、Lさんから、6か月間治療したにもかかわらず、いまだに職場復帰できない現状や、左足首が動きにくくなってしまったことで日常生活でも多大な支障や苦労が生じていることを伺い、Lさんが適正な賠償を受けることができるよう、事件をお手伝いすることになりました。
まずは、Lさんに残ってしまった後遺障害を適正に評価してもらうため、自賠責保険に等級認定申請をしていくお手伝いをしました。
後遺障害を自賠責保険で適正に評価してもらうためには、医師に後遺障害診断書の内容を適切に記載してもらう必要があります。
医師は、医療の専門家ですが、後遺障害の評価に関する専門知識を有していないことが多いので、後遺障害診断書の記載が必ずしも十分でないことがあります。
今回も、当初、主治医は、怪我を負った際に生じた傷痕に関しては、後遺障害診断書に記載していませんでした。しかし、傷痕も大きさによっては、後遺障害として評価を受けられるため、サリュは、主治医と面談をし、その旨しっかり説明し、後遺障害診断書に傷痕の記載もしてもらうことができました。
その結果、左足首の可動域制限で10級、怪我を負った際の傷痕が醜状障害として12級と評価され、併合9級が認定されました。
その後、サリュは、認定された後遺障害等級を基にLさんの適正な損害額を算出し、保険会社と示談交渉に入りました。粘り強く交渉した結果、休業損害や、慰謝料、逸失利益などサリュの請求がほぼ認められ、自賠責保険金を含めると約2600万円で示談をまとめることができました。
交通事故における損害賠償は、何が適正か分からないことが多いと思います。
後遺障害や賠償額など、賠償する側の保険会社から言われるがままに進めていくと、適正な評価や賠償を受けられない可能性も多々あります。
Lさんもちょうどそのような不安を抱えていたため、専門家に頼んでよかったと大変満足されていました。
サリュでは、Lさんのような方たちが不当な扱いを受けないように、全力でサポートしています。