事例147:諦めずに異議申し立てを行った結果、14級が12級に。全体としては併合11級を獲得

Xさん(男性43歳)は、バイクで交差点を直進していたところ、右折してきた対向車と衝突しました。この事故でXさんは恥骨結合離開、右手関節挫傷の怪我を負われました。
Xさんは、等級申請についてはその手続きの仕方など、その分野に精通している専門家の弁護士に任せたほうがよいとお考えになり、サリュに依頼されました。

1回目の等級申請の結果は、右手可動域の機能障害で第12級6号との認定がされました。しかし、恥骨結合部の離開による痛みについては、歩行が困難なほど痛みが生じているにもかかわらず、第14級9号の認定しか得ることができませんでした。
この点に関して、サリュはさらなる上位等級の可能性を探るべく、顧問医と画像を精査した結果、画像上Xさんの症状は第12級13号に該当すると考えました。そこで、サリュは、顧問医の指摘を踏まえて、自賠責に対して異議申立をしました。
その結果、恥骨結合離開の痛みについて第12級13号を獲得し、併合第11級との評価を得ました。

その後の示談交渉においては、裁判基準のほぼ満額で決着することができました。
サリュとしては、等級獲得から示談交渉に至るまで、各段階で大変満足のいく仕事ができました。

Xさんは、事件処理期間中は、痛みが残り、将来について心配なされていましたが、事件が解決した後は、「このお金で人生、一からやり直します。サリュのみなさま本当にありがとうございました。」とXさんから大変嬉しいお言葉を頂きました。