【無料電話OK】交通事故相談窓口5つと各所で相談できる範囲を解説

「交通事故に遭ってどうすればいいのかわからないから、無料で電話相談がしたい」

「今すぐ相談できる電話窓口はないかな」

事故直後の対応に悩んでいる方は、とにかく早く問題を解決するためにも、このように考えているのではないでしょうか。

交通事故のことで困ったときにかけられる無料の電話窓口には、以下のようなものがあります。

 電話番号営業時間相談時間等おすすめのケース
 交通相談コーナー│警視庁03-3593-0941平日8:30-16:30 (12:00-13:00を除く)規定なし・人身事故への切り替えなどの方法が知りたい
・適切な相談窓口を教えてほしい
 日弁連交通事故相談センター0120-078325平日10:00-19:00電話:1回10分程度
面談:1回30分程度
(5回まで)
・気軽に弁護士に相談してみたい
・弁護士に依頼すべきどうかわからない
自治体の交通事故相談所※自治体による
例)北海道交通事故相談所場合 011‐204-5220
※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合
平日9:00-17:00
※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合
面接/電話/文書
・交通事故全般に関する疑問を聞きたい
法テラス0570-078374平日9:00-21:00
土曜9:00-17:00
※利用対象者のみ
・1回30分
・同一問題につき3回まで無料
・経済的に困っているけど弁護士に相談したい
弁護士事務所※事務所による
例)サリュの場合 0120-181-398
※事務所による
例)サリュの場合 平日 10:00-17:00
※事務所による
例)サリュの場合 初回は無料相談
・弁護士特約に加入している
・示談交渉や裁判を任せたい

これらの窓口では、交通事故に遭って困ったときのトラブルを電話で相談できるので、突然の事故でパニックになってしまった被害者の心強い味方となってくれます。

しかし、ケースによっては、弁護士事務所以外の無料の電話相談だけではサポートが物足りず、思っているような結果が得られない可能性もあります。

無料相談だけで
OKなケース
弁護士事務所以外の無料相談のみは
おすすめしないケース
・交通事故後の対応について、一般的なアドバイスが知りたい
・相手(加害者側)の出す条件で納得でき、そのまま示談を進めたい
・個別のケースに対する具体的なアドバイスがほしい(過失割合や示談金についてなど)
・相手(加害者側)とトラブルになっており自分だけでは対応できない
・相手が提示する示談金に納得できない

なぜなら、無料の電話相談は基本的に一般的なアドバイスを受けるだけにとどまるものが多く、個別のケースに関する具体的なサポート(事故相手との交渉、獲得できる示談金の試算など)には限界があるからです。

「金銭的に損をしたくないから、無料相談だけで済ませたい」

と考える方も多いかもしれませんが、サポートが不十分な場合、相手との交渉で不利になってしまい、思っていたような補償が獲得できなくなる可能性もあります。

そこでこの記事では、交通事故に遭ってしまい、サポートを求めている方に向けて、それぞれの無料の電話相談窓口の紹介と、無料の相談だけでは物足りないケースについて解説しています。

まずは無料相談を利用し、サポートが足りないと感じた場合には、弁護士への相談や依頼などを検討してください。

この記事の監修者
弁護士 山田 洋斗

弁護士法人サリュ千葉事務所
千葉県弁護士会

交通事故解決件数 1,200件以上
(2025年9月時点)
【略歴】
2014年 明治大学法科大学院卒業
2014年 司法試験合格
2015年 弁護士登録、弁護士法人サリュ入所
【獲得した画期的判決】
【2021年8月 自保ジャーナル2091号114頁に掲載】(交通事故事件)
【2022年 民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準上巻(赤い本)105頁に掲載】
会社の代表取締役が交通事故で受傷し、会社に営業損害が生じたケースで一部の外注費を事故と因果関係のある損害と認定した事例
【弁護士法人サリュにおける解決事例の一部】
事例333:弁護士基準の1.3倍の慰謝料が認められた事例
事例343:相手方自賠責保険、無保険車傷害保険と複数の保険を利用し、治療費も後遺障害も納得の解決へ
事例323:事故態様に争いがある事案で、依頼者の過失割合75%の一審判決を、控訴審で30%に覆した

 

弁護士法人サリュは、交通事故の被害者側専門で20,000件以上の解決実績を誇る法律事務所です。

交通事故被害に遭われたら、できるだけ早期に、交通事故の被害者側専門弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人サリュは、創業20年を迎え、交通事故の被害者側専門の法律事務所として累計20,000件以上の解決実績があります。所属弁護士の多くが1人あたり500件~1000件以上の交通事故解決実績があり、あらゆる交通事故被害者を救済してきました。その確かな実績とノウハウであなたのために、力を尽くします。
相談だけで解決できることもありますので、まずはお気軽に無料法律相談をご利用ください。

1.【無料】電話での交通事故相談を受け付けている窓口一覧

さっそく無料で利用できる、交通事故について相談できる窓口を5つ紹介します。

 電話番号営業時間相談時間等おすすめのケース
 交通相談コーナー│警視庁03-3593-0941平日8:30-16:30 (12:00-13:00を除く)規定なし・事故直後の対応が知りたい
・この後やるべきことを聞きたい
 日弁連交通事故相談センター0120-078325平日10:00-19:00電話:1回10分程度
面談:1回30分程度
(5回まで)
・気軽に弁護士に相談してみたい
・弁護士に依頼すべきどうかわからない
自治体の交通事故相談所※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合 011‐204-5220
※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合
平日9:00-17:00
※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合
面接/電話/文書
・交通事故全般に関する疑問を聞きたい
法テラス0570-078374平日9:00-21:00
土曜9:00-17:00
※利用対象者のみ
・1回30分
・同一問題につき3回まで無料
・経済的に困っているけど弁護士に相談したい
弁護士事務所※事務所による
例)サリュの場合 0120-181-398
※事務所による
例)サリュの場合 平日 10:00-17:00
※事務所による
例)サリュの場合 初回は無料相談
・弁護士特約に加入している
・示談交渉や裁判を任せたい

無料で電話相談ができる窓口は、上記のようなものがあります。

どの窓口に電話をかけるか悩んだ際は、それぞれの窓口の特徴を参考にしてください。

 特徴
交通相談コーナー│警察交通事故後の対応などを警察に相談できる。事故直後の対応などを教えてくれる
日弁連交通事故相談センター自動車・二輪車事故の民事関係の問題について弁護士に相談できる。無料面談もあり。
自治体の交通事故相談所交通事故全般に関する質問に対応している。自治体によって内容が異なる。
法テラス経済的に困難がある方に向けて無料の電話相談や面談を行っている。弁護士費用の補助が受けられる場合も。
弁護士事務所交通事故対応全般の相談ができる。相手とトラブルになりそうな場合や、大きな怪我をした際には必要性が高い。

それぞれの窓口の詳しい情報や、どのような場合に活用できるかなどについては、2章以降で解説します。

限られた時間を有効活用するために事前準備が必要
無料の電話相談は、利用できる時間が限られていることがほとんどです。  
相談時間を有効活用するため、電話をかける前に以下のような内容を整理して、メモなどを準備しておきましょう。  
・交通事故が起きた日付や場所、当日の天気など
・事故の状況(現場の道路状況、相手の態度がどうだったか、ドライブレコーダーの有無等)
・質問したい内容(過失割合や賠償金の目安、弁護士費用について等)
・怪我をしている場合、通院の状況や病院の情報

2.交通相談コーナー│警察

交通相談コーナーは、警察が運営している、交通事故など交通にまつわること全般を相談できる窓口です。

公的機関の無料窓口なので、安心して利用できるのが特徴で、必要があれば他の窓口も紹介してくれます。

メリットデメリット
・公的機関なので無料でも安心して相談できる
・その時の状況をヒアリングしながら、次にやるべきことを教えてくれる
・示談交渉などには関われない
・過失割合など、事故ごとの個別のケースの判断は難しい

直接の示談交渉や法律相談は扱っていないものの、事故対応の初歩的な問い合わせに応じてくれる窓口です。

焦った状態で電話しても、落ち着いて状況をヒアリングしてもらえるので、事故の直後に対応方法がわからず困ったときなどに活用できるでしょう。

電話番号03-3593-0941
営業時間平日8:30-16:30 (12:00-13:00を除く)
相談時間/回数規定なし
相談できる範囲交通事故後の対応がわからない場合の案内など
※必要に応じて別の窓口を案内
おすすめのケース・人身事故への切り替えなどの方法が知りたい
・適切な相談窓口を教えてほしい

3.日弁連交通事故相談センター

日弁連交通事故相談センターは、日本弁護士連合会(日弁連)が運営する交通事故相談窓口です。

オペレーターではなく、弁護士が直接対応してくれるのが特徴で、一般的な民事上の紛争(慰謝料・示談金など)について、初歩的な疑問でも相談に乗ってもらえます。

メリットデメリット
・弁護士と直接話せる
・知識がなくても噛み砕いて説明してくれる
・希望に応じて面接相談も無料で使える
・弁護士は自分で選べない
・弁護士が味方についてくれるわけではない
・刑事事件、行政処分については相談できない

法律の知識がなくても利用しやすい窓口で、難しい言葉は使わず、保険会社との話で分からなかった部分の説明や、書類についての解説が受けられます。

ただし、利用できる時間や回数に制限があるため、相談する内容を事前にまとめておきましょう。

また、電話で相談できるのはあくまで口頭で判断できる範囲の内容で、個別のケースの具体的な相談は難しいこともあるので注意してください。

電話番号0120-078325
営業時間平日10:00-19:00
相談時間/回数電話:1回10分程度
面談:1回30分程度(5回まで)
相談できる範囲自動車による交通事故の民事上の法律問題について
おすすめのケース・気軽に弁護士に相談してみたい
・電話で相談してから弁護士が必要か決めたい

4.自治体の交通事故相談所

各都道府県や市区町村には、市民向けの「交通事故相談所」や「市民相談室」を設置しているところがあります。

お住まいの地域で使える制度がないかを確認してみてください。

メリットデメリット
・自治体によっては手厚いフォローを受けられる
・地域独自のサポートが利用できる場合、紹介してもらえる
・自治体によってサービス内容が異なる
(電話相談を行っていないところもある)
・担当者は弁護士などの専門家ではないことが多い

自治体の交通事故相談所は、地域によっては手厚いフォローを無料で受けられることもあり、交通事故の悩みがあった際に頼りやすいのが特徴です。

ただし、サービス内容は自治体によって異なり、電話相談を行っていない地域もあるため、自分の住んでいる自治体の制度を調べる必要があります。

住んでいる場所によっては、非常に使いやすいサービスです。

電話番号※自治体による
北海道交通事故相談所の場合:011‐204-5220  
【(地域名) 交通事故相談所】などで検索
営業時間※自治体による
北海道交通事故相談所の場合:平日9:00-17:00
相談方法等※自治体による
北海道交通事故相談所の場合:面接/電話/文書
相談できる範囲※自治体による
北海道交通事故相談所の場合:事故後の対応や示談についての質問など全般に対応
おすすめのケース・交通事故全般に関する疑問を聞きたい

5.法テラス

法テラスは、経済的に余裕のない方でも法律相談を受けやすくする目的で国が設立した公的支援機関です。

法テラスの利用には、所得や資産状況に条件があるため、全員が使えるわけではありません。

経済的に困っている場合に使える窓口だと認識しておいてください。

メリットデメリット
・弁護士に相談できる
・同一問題につき3回まで無料で相談できる
・弁護士に依頼する際も、費用の立替制度が利用できる(条件あり)
・収入や資産の基準を満たさないと利用できない※
・法テラスに直接申し込むと弁護士を選べない
・依頼する際は審査があり、時間がかかる可能性がある

収入や資産の基準の例(東京都特別区・大阪市などの地域にお住まいの場合の基準)

家族人数収入基準資産基準
 1人200,200円180万円以下
2人276,100円250万円以下
 3人299,200円270万円以下
 4人328,900円300万円以下

 出典:法テラス「弁護士・司法書士費用等の立替制度のご利用の流れ」

法テラスでは交通事故以外のトラブルにも対応しているため、必ずしも交通事故対応が専門である弁護士に相談できるわけではないのに注意してください。

金銭的な事情で弁護士へ依頼する余裕がないものの、示談交渉などで弁護士に相談したいというときに使えるサービスです。

電話番号0570-078374
営業時間平日9:00-21:00
土曜9:00-17:00
相談時間/回数※利用対象者のみ
・1回30分
・同一問題につき3回まで無料
相談できる範囲・自分のケースの場合の費用倒れのリスクなど
※依頼については別途手続き
・費用が発生
おすすめのケース・経済的に困っているけど弁護士に相談したい

6.弁護士事務所

弁護士事務所は、これまでに紹介してきた窓口とは違い、その後の依頼を行うかどうかの判断のために無料相談を行っています。

電話相談だけで事故を解決するというよりは、それぞれのケースに応じて弁護士への依頼の必要性や、依頼にかかる費用、獲得できる示談金のイメージなどを聞くことができます。

メリットデメリット
・自分が信用できる弁護士事務所を選べる
・弁護士費用特約に入っていれば、依頼しても自己負担がない場合もある
・どこを選べばよいのかわからない
・敷居が高く、気軽に利用しにくい
・無料相談をしていないところもある

弁護士事務所では、保険会社による治療費打ち切り、加害者との示談交渉、後遺障害等級認定申請、ひき逃げ・当て逃げなどの交通事故に関するトラブル全般について相談できます。

すでに慰謝料などの損害賠償金や、示談交渉に悩んでいる場合、ここまでに紹介した窓口よりも、弁護士への依頼のほうが効果的かもしれません。

・相手の信号無視なのに、過失割合が5:5だと言われている
・向こうから慰謝料の提示があったけど、金額が低い。交渉しても聞いてくれない
・相手の保険会社の担当者が高圧的で、話を聞きづらく状況がわからない

このようなケースについても、対応を相談することができます。

また、

「無料相談をしたらそのまま無理やり有償の契約をさせられるんじゃないの?」

と不安に思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

無料相談で費用面なども説明を受け、納得した上での依頼となるので、安心してください。

電話番号※事務所による
サリュの場合:0120-181-398
営業時間※事務所による
サリュの場合:平日 10:00-17:00(電話による相談予約は18時まで)
相談時間/回数※事務所による
サリュの場合:初回は無料相談
相談できる範囲・自分のケースの場合の費用倒れのリスクなど
※依頼については別途手続き、費用が発生
おすすめのケース・弁護士費用特約に加入している
・示談交渉や裁判を任せたい
・後遺障害(交通事故による後遺症)が残りそう、残った

7.【電話予約後、直接訪問できるなら】交通事故紛争処理センター

交通事故のトラブルで困っている方に知っておいていただきたいのが、交通事故紛争処理センターです。

交通事故紛争処理センターは、公益財団法人日本損害保険協会が運営する、自動車事故の損害賠償問題に関する紛争の解決をサポートする機関です。

中立的な立場で紛争を解決するサポートを受けられます。

メリットデメリット
・原則無料でサポートを受けられる
・交通事故紛争の解決実績のある弁護士や専門員が間に入るため、トラブルが解決しやすい
・あくまで中立的な機関であり、自分の味方になってくれるわけではない

すでに相手との間で損害賠償トラブルが起こっていて、和解をしてほしいという時に利用できるサービスです。

和解成立まで無料でサポートしてもらえるため、経済的な負担が心配な方も安心して利用できます。

電話番号※支部による
東京本部の場合:03-3346-1756
相談の流れ電話予約→法律相談・和解斡旋→審査会審査→センターにおける本手続きの終了
相談できる範囲自動車事故の損害賠償問題に関する紛争
おすすめのケース・相手と示談金のトラブルが起きている
・無料で解決したい

8.無料の電話交通事故相談だけで解決しようとするのはおすすめできない場合もある

交通事故に遭った直後は、示談金額の目安や保険会社とのやりとりなど、わからないことが山のように出てきます。

そんなとき、無料で電話相談できる窓口は非常に心強い存在に思えるかもしれません。

しかし、ケースによっては無料の電話相談だけでは十分なサポートを受けられず、思ったような結果が得られない可能性もあります。

無料相談だけでOKなケース弁護士事務所以外の無料相談のみは
おすすめしないケース
・交通事故後の対応について、一般的なアドバイスが知りたい
・相手(加害者側)の出す条件で納得でき、そのまま示談を進めたい
・個別のケースに対する具体的なアドバイスがほしい(過失割合や示談金についてなど)
・相手(加害者側)とトラブルになっている
・相手が提示する示談金に納得できない

無料相談だけで問題が解決することもありますが、そうではない場合、弁護士事務所以外の相談ではサポート不足により後悔することになるかもしれません。

ここでは、無料の電話相談をおすすめしない理由を解説します。

1.無料相談の回数や時間が限られているから
2.全面的に味方になってくれるわけではないから
3.サポートできる範囲が限られているから

8-1.無料相談の回数や時間が限られているから

無料の電話相談は、回数や時間が限られているというのが1つ目の理由です。

無料の電話相談では、「1回10分程度まで」というように時間の制限が設けられているケースが多くあります。

簡単な質問をするだけならば問題はありませんが、

「自分のケースではどうなるのか知りたい」という踏み込んだ質問をする場合、事前に準備をしておかないと時間切れになるリスクもあるでしょう。

聞きたいことが決まっている場合や、一般的な事例を聞きたい場合には無料相談だけでも十分ですが、個別のケースについて踏み込んだ内容を質問するには、時間が足りない可能性があります。

8-2.全面的に味方になってくれるわけではないから

無料の電話相談では、相談相手が全面的に味方になってくれるわけではないというのが2つ目の理由です。

無料の電話相談窓口は、法的なトラブルを抱えた人に対して「情報提供」を行うのが主な目的であることが多く、個別の事情に沿った具体的なアドバイスまで踏み込めないケースが多いでしょう。

基本的には中立的な立場からのサポートとなるため、「あなたにとって有利な方法」を教えてくれるとは限らないことに注意が必要です。

・保険会社と対等に交渉するための方法
・示談金の増額に向けたアドバイス
・交渉の際に必要になる証拠や、その集め方

などのような情報については、個別に受けられない可能性が高いでしょう。

無料相談で受けられるのは、あくまで一般的な情報や中立的な意見にとどまることが多いことがおすすめしない理由です。

8-3.サポートできる範囲が限られているから

交通事故における問題は、慰謝料の金額だけではなく、過失割合や後遺障害認定、治療費の打ち切りなど、非常に多岐にわたります。

しかし無料相談の窓口は、そのうちの一部しか扱えない場合が少なくありません。

日弁連交通事故相談センター刑事事件や行政処分に関する相談は対象外
法テラス所得や資産額など一定の条件を満たさなければ対象外

また、電話相談だけで判断できる内容には限界があり、個別のケースに関する法的なアドバイスをするのは難しいこともあるでしょう。

個別のケースに関する具体的なサポートを受けたい場合には、弁護士事務所以外の無料の電話相談では不十分です。

9.交通事故の相談ならサリュにお任せください

前章で「無料の電話相談はおすすめしないケースがある」とお伝えしましたが、そのような時に頼れるのが弁護士事務所です。

弁護士に依頼すれば、相手の保険会社との交渉や、示談金の金額の計算など、無料相談ではカバーしきれない部分のサポートを受けることができます。

しかし、「弁護士ならば誰でも最良のアドバイスをしてくれる」というわけではありません。

交通事故の対応の経験が豊富で、被害者に寄り添った対応をしてくれる弁護士を選ぶ必要があります。

弁護士法人サリュは、交通事故の被害者救済に特化し、これまで2万件以上の解決実績のある法律事務所です。

・交通事故の被害者に特化した、2万件以上の解決実績
・治療中~示談成立まで、事故対応フルサポート
・法的知識だけではなく、顧問医師の在籍で医学的知識も豊富

このようなサリュならではの強みで、交通事故被害者の方が納得できる事故解決ができるようサポートしています。

サリュは、初回無料の電話相談を実施していますので、「まだ弁護士に依頼するほどかわからない」という方もぜひご相談ください。

無理にご依頼いただく必要はまったくありません。

実際、「無料相談だけでも悩みが解決できた」というお声もいただいており、必要性を感じられた場合のみ、ご依頼いただければ問題ございません。

交通事故に関するお悩みを抱えていらっしゃる方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

まずは電話で無料相談する方は、下記をクリックしてください。

メールで無料相談する方は、下記をクリックしてください。

10.まとめ

この記事では、無料で利用できる交通事故相談の窓口の紹介と、無料相談だけでは不十分かもしれないケースについて紹介しました。

内容のまとめは、以下の通りです。

▼無料で利用できる交通事故相談窓口

 電話番号営業時間相談時間/回数おすすめのケース
 交通相談コーナー│警察03-3593-0941平日8:30-16:30 (12:00-13:00を除く)規定なし・人身事故への切り替えなどの方法が知りたい
・適切な相談窓口を教えてほしい
日弁連
交通事故相談センター
0120-078325平日10:00-19:00電話:1回10分程度
面談:1回30分程度
(5回まで)
・気軽に弁護士に相談してみたい
・電話で相談してから弁護士が必要か決めたい
自治体の交通事故相談所 ※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合 011‐204-5220
※自治体による
例)北海道交通事故相談所の場合
平日9:00-17:00
※自治体による 例)北海道交通事故相談所の場合
面接/電話/文書
・交通事故全般に関する疑問を聞きたい
法テラス 0570-078374平日9:00-21:00
土曜9:00-17:00
※利用対象者のみ
・1回30分
・同一問題につき3回まで無料
・経済的に困っているけど弁護士に相談したい
弁護士事務所※事務所による
例)サリュの場合 0120-181-398
※事務所による
例)サリュの場合 平日 10:00-17:00
※事務所による
例)サリュの場合 初回は無料相談
・弁護士費用特約に加入している
・示談交渉や裁判を任せたい

※電話予約後、直接訪問できるなら「交通事故紛争処理センター」も視野に入れてください。

交通事故の対応で悩んだら、まずは無料相談を利用し、必要に応じて弁護士への相談・依頼も検討してください。