交通事故に強い弁護士の特徴は5つ|あなたを救う弁護士の探し方

「加害者側が出してくる条件にまったく納得できないから、交通事故に強い弁護士に代わりに戦ってほしい」

「交通事故に強い弁護士に任せて、早く事故対応を終わらせたい」

交通事故の被害者やそのご家族の方には、そのように考えられている方もいるのではないでしょうか。

「交通事故に強い弁護士」には、以下の5つの特徴があります。

1.被害者側専門の弁護士である
2.解決実績が豊富である
3.損害保険会社の手口を知っている
4.医学的な知識が十分にある
5.治療中から賠償金回収まで伴走してくれる

ただし、以下のような情報に惑わされないことも重要です。

1.ランキングサイトで上位にいる弁護士
2.メディアで有名な弁護士や大手法律事務所の弁護士
3.経歴が長いベテランの弁護士

この記事では、本当に後悔しない弁護士に依頼ができるよう、交通事故に強い弁護士を選ぶための情報をお伝えします。

被害者ご本人のためにもご家族のためにも、交通事故で受けた被害につき適正な賠償金を獲得する必要があります。

そのための大きな力となるのが、弁護士です。

ここでは、あなたが信頼して事故解決を任せられる弁護士選びのポイントを解説していくので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
弁護士 西内 勇介

弁護士法人サリュ
横浜事務所
神奈川県弁護士会

交通事故解決件数 500件以上
(2024年1月時点)
【略歴】
京都大学法科大学院修了
【獲得した画期的判決】
死亡事故、高次脳機能障害や引き抜き損傷等の重度後遺障害の裁判経験
人身傷害保険や労災保険等の複数の保険が絡む交通事故の裁判経験
その他、多数
【弁護士西内の弁護士法人サリュにおける解決事例(一部)】
事例339:無保険で資力に不安な相手方に対し裁判。200万円を回収した事例
事例368:主婦の休業損害を、すべての治療期間で認められた事例
事例373:過去の事故による受傷部が悪化、新たに後遺障害申請を行い、併合7級を獲得した事例

 

1.交通事故に強い弁護士の5つの特徴

交通事故被害者にとって、「交通事故に強い弁護士」を選ぶことは、適正な補償を得るための大きな一歩となります。

そこでここからは、交通事故に強い弁護士が具体的にどのような特徴を持っているのか、5つの重要なポイントを解説します。

1.被害者側専門の弁護士である
2.解決実績が豊富である
3.損害保険会社の手口を知っている
4.医学的な知識が十分にある
5.治療中から賠償金回収まで伴走してくれる

1-1.被害者側専門の弁護士である

交通事故の経験が豊富なだけではなく、その弁護士や法律事務所が手掛けてきた案件が「被害者側」が多いのか「加害者側」が多いのかを事前に確認しておくと有効です。

なぜなら、被害者側の弁護には加害者側とは異なる知識や戦略が必要となるからです。

被害者側に特化した弁護士では、被害者への賠償を最大限に引き出すためのノウハウが蓄積されています。

たとえば、被害者専門の弁護士は、

・治療費の打ち切りや過失割合の見解の対立などが起こった際の相手方保険会社との交渉

・後遺障害等級の認定

・適正な賠償金請求

などの、被害者側に特化した知識や経験、ノウハウを持っています。

また、被害者の視点で物事を考えることができるため、被害者の不安や疑問に丁寧に応えることが期待できるでしょう。

1-2.解決実績が豊富である

交通事故に強い弁護士を見極める次のポイントは、「解決実績」の豊富さです。

実際にどれほどの事例を解決してきたかは、その事務所や弁護士の経験値を示す指標となります。

ここで注意したいのが、ホームページなどに記載されている数字が、本当に解決実績を示しているかどうかです。

一見大きい数字を出しているように見えても、解決実績ではなく、相談実績のみを記載している場合があります。

相談件数=依頼を受け、解決に導いた件数ではありません。

そのため、最終的に事件解決まで至った件数を確認しなければ、本当に交通事故の経験が豊富で、交通事故に強い弁護士なのかどうかが判断できないのです。

1-3.損害保険会社の手口を知っている

保険会社の対応方法や交渉手口を熟知しているかどうかも、交通事故に強い弁護士を選ぶ大きなポイントです。

なぜなら、交通事故では加害者側の保険会社が被害者に対して不当な対応をし、被害者を泣き寝入りさせるような事態も多いからです。

保険会社の手口を十分に分かっている弁護士でないと、保険会社の対応に、適切に反論し、被害者が納得できる結果に導くことができません。

・過去に保険会社の顧問弁護士であった

・保険会社側との交渉経験が豊富

などの条件を満たす弁護士が所属している法律事務所であれば、保険会社の減額交渉や不当な示談提示にも冷静かつ適切に対処できます。

1-4.医学的な知識が十分にある

交通事故で怪我をして後遺症が残ったとき、適正な慰謝料や後遺障害等級を獲得するためには医学的な知識が必要不可欠です。


後遺障害の認定結果は、検査方法や医師が作成する診断書の内容によって大きく左右されます。

例えば、医学的な知見に乏しい弁護士では、適切な検査が分からず、また不利な診断書が作成されても何が問題なのかがわからず、適切な後遺障害認定が得られない可能性があります。


交通事故の経験が豊富で医学的な知識が十分に身に付いている弁護士や、顧問医や提携医がいる法律事務所であれば、必要な検査の案内、後遺障害診断書作成のアドバイス、異議申し立てのサポートなどスムーズに行えます。

1-5.治療中から賠償金回収まで伴走してくれる

治療中の段階から、その後の後遺障害申請、異議申立て、示談交渉、訴訟対応、賠償金回収まで、徹底して寄り添ってくれる弁護士は、被害者にとって頼もしい存在です。

一部の弁護士や法律事務所の中には、

「後遺障害等級の認定後でなければ対応しない」

「治療中の法律相談は受け付けない」

というように、治療中の依頼を断ることがあります。

しかし、治療中から適切なアドバイスを受けられないと、慰謝料の金額や後遺障害の認定などに悪影響を及ぼす可能性があります。

治療中からサポートしてくれる弁護士なら、

・適切な通院先・通院方法のアドバイス

・適切な検査の案内

・必要な証拠収集

など、後々の後遺障害認定や賠償金獲得に有利になるよう、一緒に戦略を考えてくれます。

被害者の方は、安心して治療に専念することができるでしょう。

2.【要注意】当てはまっても交通事故に強い弁護士とは限らないポイント3つ

前章では交通事故に強い弁護士の特徴を紹介しました。

しかし、弁護士を選ぶ際にそこだけに注目してしまうと、後悔してしまうかもしれません。

一見「交通事故に強い」ように見えても、実は頼りにならない弁護士である可能性もあるのです。

ここでは、被害者の方が依頼後に後悔しないよう、弁護士を見極める際に注意したいポイントを解説します。

1.ランキングサイトで上位にいる弁護士
2.メディアで有名な弁護士・大手法律事務所の弁護士
3.経歴が長いベテランの弁護士

2-1.ランキングサイトで上位にいる弁護士

ランキングサイト上位の弁護士が必ずしも「交通事故に強い」とは限りません

なぜなら、広告費用を払うことで上位表示されるランキングサイトもあり、経験や専門性と無関係な可能性があるからです。

一見交通事故に強い弁護士に見えても、実績や評判をよく確認せず依頼すると、期待するサポートが得られない場合があります。

見た目の華やかさではなく、前章で紹介したようなポイントを確認することが大切です。

2-2.メディアで有名な弁護士・大手法律事務所の弁護士

テレビCMや雑誌で名前を聞いたことがある事務所が、必ずしも交通事故に強いわけではありません

有名だからといって、どんな事件にも精通しているわけでもなければ、事被害者目線で対応してくれるとも限りません。

また、知名度が高い事務所でも、交通事故事件には不慣れなこともあります。

知名度や事務所の規模だけで判断することは控えましょう。

2-3.経歴が長いベテランの弁護士

経歴が長いベテランの弁護士を選ぶことも、必ずしも依頼者にとって良い選択になるとは限りません

一部のベテラン弁護士の中には、自分の経験を過信し、依頼者の話を十分に聞かない、質問にきちんと答えない方がいます。

また、最新の法改正や実務につき、アップデートされていない方もいます。

もし、

「質問してもはぐらかされる」
「デメリットについて説明がない」
「話をしっかり聞いてもらえない」

といった態度が見られる場合は、たとえ経験豊富な弁護士であっても、依頼するか再検討すべきです。


見た目で安心感があるからと、容易に経歴の長さだけで弁護士を選ばないように注意しましょう。

3.あなたに合った交通事故に強い弁護士を選ぶ手順

ここまで、「交通事故に強い弁護士」を見極めるポイントや注意するべきポイントを紹介してきました。

ですが、それらの判断基準を知るだけでは、後悔しない弁護士選びをするのは難しいのが現実です。

交通事故の対応は、数か月から、長いと1年以上かかることもあります。

そのため、コミュニケーションが取りやすい弁護士を選ぶことが重要です。

ここでは、「交通事故に強い弁護士」を選ぶための具体的な方法を解説します。

1.口コミサイトなどの評価を確認する
2.無料相談を活用して相性を確認する
3.弁護士費用について説明してくれるか確認する

3-1.口コミサイトなどの評価を確認する

信頼できる弁護士選びの最初のポイントは、口コミサイトなどで評価を確認することです。

口コミ評価は、実際の利用者の声を知る有力な手がかりとなります。

長文の感謝メッセージや具体的な感想が多い弁護士は、実際に頼りになったと感じる被害者が多かった証拠といえるでしょう。

反対に、

・具体的な中身がない

・評価数が少ない

・内容が不自然(一言のみ、内容が同じようなものばかり続いているなど)

というような場合は、慎重に検討が必要です。

しっかりと口コミをチェックすることで、安心して任せられる弁護士を選びやすくなります。

3-2.無料相談を活用して相性を確認する

次に、実際に無料相談などを活用して弁護士と話してみることで、その弁護士がどれほど親身に対応してくれるかを判断できます。


各法律事務所が行っている、電話や面談での無料相談を活用すれば、質問しやすいか、意見を聞いてくれるか、といった弁護士の特性やあなたとの相性を確認できます。


たとえば、どんな些細な疑問でも丁寧に答えてくれたり、あなたの状況に合わせた最適な方針を提案してくれたりする弁護士であれば、信頼度は高まるでしょう。

正式な依頼前に直接コミュニケーションを取ることで、後悔のない弁護士選びが可能です。

3-3.弁護士費用について説明してくれるか確認する

依頼するかどうかの判断ポイントとして、特に弁護士費用特約を利用できない場合には、弁護士費用について納得できるように説明してくれるかどうかも重要です。


「弁護士への依頼」という慣れない状況で、金銭的な不安を抱える被害者の方は少なくありません。

安心して依頼できるよう、金銭面についてもきちんと説明してくれるのがよい弁護士です。

逆に、

・費用倒れ(※弁護士費用が獲得額を上回る状態)のリスクを説明しない

・料金体系について尋ねても詳しく教えてくれない

など、依頼前に不安を解消できない弁護士は、依頼を再検討したほうがいいでしょう。


分かりやすい費用説明を行う弁護士を選べば、後から「こんなはずじゃなかった」と感じることが少なくなります。

4.最後に弁護士選びの決め手になるのはあなたの直感

「交通事故で大きな怪我をして、後遺症が残って仕事ができなくなった」

「交通事故で大切な家族を失った」

そんなつらいときにあなたの力になってくれる弁護士を選ぶ最終的な決め手は、あなた自身が「この人になら任せたい」と思えるかどうかです。

ここまでに紹介してきたポイントは、依頼候補をピックアップするのには役立ちますが、後悔しない弁護士を選ぶには、あなた自身の気持ちが一番大切です。

どれだけ実績がある弁護士であっても、あなたが信頼できると思えない相手であれば、結果に納得するのは難しいでしょう。

判断基準を参考にしながらも、最後はあなたの直感に従って、「この人なら安心して任せられる」と思える弁護士を選んでください。

5.交通事故に強い弁護士を探しているならサリュが力になります

「絶対に交通事故で泣き寝入りしたくない!加害者から正当な賠償を受けたい!」

そんな気持ちで交通事故に強い弁護士を探している方は、ぜひサリュにご相談ください。

サリュは、交通事故の被害者救済に特化した法律事務所です。

ここまでにご紹介した「交通事故に強い弁護士」の基準を兼ね備え、さらに、サリュだからできる交通事故被害者へのサポートを行っています。

なぜサリュが交通事故に強いのか、具体的な理由を解説します。

サリュの強さの理由5つ
・交通事故の被害者救済に特化した法律事務所だから
・交通事故の解決実績が20,000件以上あるから
・元損保顧問のノウハウがあるから
・顧問ドクターのサポートを受けられるから
・後遺障害診断書作成や異議申立てのサポートも充実しているから

5-1.【サリュが交通事故に強い理由1】交通事故の被害者救済に特化した法律事務所だから

1つ目の理由は、サリュが交通事故の被害者救済に特化した法律事務所だからです。

サリュは交通事故の「被害者側」に特化しており、加害者側の弁護は基本的に行っていません。

そのため、加害者・被害者の両方を扱う事務所と異なり、被害者の権利を守るためのノウハウが濃縮されています。

また、被害者支援に特化したサービスを行っていることから、依頼者の気持ちに寄り添ったサポートが可能です。

実際に、サリュでは弁護士費用特約がない場合の無料相談や治療中からのご依頼が可能であるなど、事故の初期段階から伴走する体制が整っています。


被害者側専門だからこそ、依頼者の立場を守り抜くための戦略と姿勢が貫かれていることが、サリュの強みです。

5-2.【サリュが交通事故に強い理由2】交通事故の解決実績が20,000件以上あるから

2つ目の理由は、サリュは20,000件を超える「解決実績」がある実績豊富な法律事務所だからです。


豊富な解決実績は、単に相談件数が多いだけでなく、実際に結果へと導いた経験値を示します。

様々な事故態様・負傷内容・後遺障害事例に応じたノウハウを蓄積し、全支店で情報共有しているため、どのような交通事故の相談であっても対応が可能です。


サリュでは培われたノウハウをもとに保険会社との粘り強い交渉や後遺障害認定サポートを行います。

たとえば、複雑な後遺障害案件にも実績があるため、

「自分のケースは難しいかも」

と感じる依頼者にとっても心強い存在です。


20,000件以上の解決実績に裏打ちされた経験値は、あなたのケースで最適な着地点を見つけるための大きな武器となります。

5-3.【サリュが交通事故に強い理由3】元損保顧問のノウハウがあるから

3つ目の理由は、サリュには元損保顧問のノウハウがあるからです。

サリュの創業者である谷は、もともと損害保険会社の顧問弁護士を務めていました。

その時に感じた交通事故被害者への不当な扱いに対する憤りが、サリュが被害者救済を掲げる原点とななっています。

サリュでは、谷の元損保顧問としての経験やノウハウを全体に共有し、

・保険会社がどのタイミングでどのような理由で治療費を打ち切ってくるのか

・過失割居や各損害につきどのような反論をしてくるのか

など、保険会社の対応を先読みし、対策を行います。


相手の手の内を知る弁護士がバックアップすることで、あなたの正当な権利をでき、納得のいく解決が期待できるでしょう。

5-4.【サリュが交通事故に強い理由4】顧問ドクターのサポートを受けられるから

4つ目の理由は、顧問ドクターのサポートを受けられるからです。

サリュには、各地域の顧問ドクターと提携し、医学的な知見から被害者をサポートしています。


なぜ顧問ドクターの存在が重要かというと、後遺障害等級の認定において、医学的な知見に基づくアドバイスがないと適正な認定が受けられない可能性があるからです。

医学的知見が不足すると、後遺障害認定に必要な検査が漏れたり、診断書の記載内容に不備がでることで、不利な評価を受ける危険性があります。

サリュでは、医師との連携により、適切な通院頻度、治療内容、検査方法、症状固定時期などに関するアドバイスも行っています。


顧問ドクターなどによる専門的なバックアップにより、後遺障害等級認定で不利にならないよう的確な戦略を立てられるため、被害者側に有利な条件で交渉を進められるのが強みです。

5-5.【サリュが交通事故に強い理由5】後遺障害診断書作成や異議申立てのサポートも充実しているから

最後の理由は、 後遺障害診断書作成や異議申立てのサポートも充実しているからです。

後遺障害等級の適正な認定を受けることは、賠償金額を左右する重要な要素となります。


専門的なアドバイスがないままでは、適切な検査や後遺障害認定が受けられず、適正な賠償を受けられない可能性があります。

サリュは、後遺障害認定プロセスに精通しているため、適切な主張立証で被害者を徹底サポートしています。

また、被害者が訴える症状に対して認定された等級が正当か否かも、これまでの知識経験や提携医のサポートから判断が可能です。

実際に、サリュには異議申立てにより等級認定を獲得して事例、より重い等級への変更を獲得した解決事例が数多くあります。

後遺障害等級の認定や異議申立てのノウハウをもったサリュなら、被害者として最大限の権利を主張する際の力になれます。

交通事故の対応を安心して任せられる「交通事故に強い弁護士」をお探しの方は、まずは一度ご相談ください。

電話で無料相談する方は、下記をクリックしてください。

メールで無料相談する方は、下記をクリックしてください。

6.まとめ

この記事では、交通事故の被害者やそのご家族が交通事故に強い弁護士を選ぶために必要な情報を解説してきました。

記事の内容のまとめは、以下のとおりです。

▼交通事故に強い弁護士を選ぶときの基準は次の5つ

1.被害者専門の弁護士である
2.解決実績が豊富である
3.損害保険会社の手口を知り尽くしている
4.医学的な知識が十分にある
5.治療中から賠償金回収まで伴走してくれる

▼注意したい、当てはまっても交通事故に強い弁護士とは限らないポイントは次の3つ

1.ランキングサイトで上位にいる弁護士
2.メディアで有名な弁護士・大手法律事務所の弁護士
3.経歴が長いベテランの弁護士

▼サリュが交通事故に強い弁護士である理由は以下の5つ

・交通事故の被害者救済に特化した法律事務所だから
・交通事故の解決実績が20000件以上あるから
・元損保顧問のノウハウがあるから
・顧問ドクターのサポートを受けられるから
・後遺障害診断書作成や異議申立てのサポートも充実しているから

この記事の内容を、あなたが納得できる弁護士選びの参考にしてください。