SALUT 弁護士法人サリュ

最新解決事例

事例289:高齢者泣かせの非該当認定を裁判で覆し8級を認めさせる

高齢者 / その他等級変更 / 胸・腰(骨盤) /

2016.08.01

 Zさんは、追突事故に遭い、腰椎を骨折してしまいました。Zさんは、交通事故時73歳と高齢ではあったものの、夫の農業の手伝いや家事をしていました。治療費は保険会社から払われていましたが、農業ができなくなったことへの補償や、家族の介護について補償が出るのか心配し、サリュに相談に来られました。
 サリュはZさんの手術担当医師と面談し、交通事故によって、どのような支障が生じたか調査をしました。しかし、医師は、画像を見て、交通事故前から背骨の変形があるため交通事故前から腰が曲がらなかった可能性を指摘していました。サリュは、Zさんが交通事故前には農業を支障なく行っていたこと、手術後は腰が全く曲がらなくなり、8級相当の後遺障害が残存していることを医師に伝え、後遺障害の申請を行いました。
 ところが、自賠責は、可動域制限が交通事故前後でどう変わったかについては何ら判断をせず、もともと脊柱に最高等級の6級相当の変形障害があるから、可動域制限がひどくなっても、自賠責保険の後遺障害には該当しないという理由で非該当の判断をしてきました。これは、いわゆる「加重」と言われる制度で、同一部位に後遺障害がある場合には、それを超えた部分しか後遺障害と認めないというものです。
 変形障害とは、文字どおり、骨が変形していることで、可動域制限とは全く異なる後遺障害です。しかも、骨が弱ってくる高齢者であれば、何かのきっかけで元々腰の骨を圧迫骨折している人は少なくありません。それなのに、変形障害がもともとあるという理由で、非該当という判断は到底納得できず、サリュとZさんは訴訟提起をしました。
 被告は、医師の意見書を何枚も提出し、Zさんには、骨の欠損、骨粗鬆症、前縦靭帯骨化症、椎間関節の癒合等が認められるので、交通事故前から腰が曲がらなかったはずだ、素因減額されるべきだと争ってきました。しかし、サリュは、サリュの顧問医とサリュスタッフの医療知識で対抗し、被告が提出した意見書が信用できないことを立証しました。
裁判は高等裁判所まで続きましたが、高等裁判所は、サリュの主張を認め、交通事故前に運動制限はなく本件事故で8級相当の後遺障害が生じたこと、骨粗鬆症等は年齢相応なので素因減額の対象にはならないことを認め、1083万円の支払いを被告に命じました。
 交通事故前にどれだけ体が動いていたかなんて、レントゲン等の画像を見るだけでは分かるはずありません。Zさんの事案は、自賠責の書面審理の弊害をまさに実感した事案でした。
 事件解決後、Zさんは家族を連れてサリュを訪れ、感謝の言葉を下さいました。

 

事例278:足首が全く動かないのに14級?あきらめず最後まで戦い判決で7級を獲得

足(足首・足指) / その他等級変更 / 因果関係 /

2015.12.22

Yさん(20代)は、公務員として真面目に勤務しておりましたが、追突事故に遭い、頚椎捻挫、腰椎打撲捻挫、左膝打撲という診断を受けました。交通事故から1週間程度経った頃から足に力が入らなくなり、症状はどんどん悪化し、最終的には足首や指が自力で全く動かせなくなりました。Yさんは何とか原因を探そうと大学病院や規模の大きい病院を駆けまわり、電気生理学的検査や脊髄造影検査等を受けましたが、病院によって検査結果がバラバラで、神経損傷の明確な所見が無く、複数の病院では心因性の麻痺の可能性も指摘されていました。
Yさんは、交通事故に遭うまで精神科への通院歴も全くなく、仕事も人一倍こなせていたため、動かない足首の治療法や後遺障害の申請に不安をいだき、サリュに相談にきました。
サリュは、顧問医と協力の上、症状と交通事故の因果関係に関する意見書を作成し、それまで通院してきた病院に医療照会を重ね、後遺障害の申請を行いました。Yさんの症状は、確かに、医学的メカニズムは不明なところがあっても、交通事故後麻痺が発症したことは、一見して明らかでした。Yさんの左足は、自ら動かすことができず、日頃から足を杖のように使用するため、足裏以外の部分が、地面とこすれることにより、接地箇所の皮膚が硬質化していました。しかし、自賠責は、外傷による所見は無いという理由で左下肢麻痺については、後遺障害は無く、腰痛について14級しか認められないという判断をしてきました。あまりの症状と等級のギャップに、サリュは、あきらめず異議申し立てを2回、紛争処理申請を1回行いました。それでも、自賠責は、他覚所見がないという理由で結論を変えません。
そこで、サリュは訴訟を提起しました。訴訟では、交通事故による神経損傷を主張しましたが、これまでの医療証拠を前提に自賠責が後遺症を否定している場合、裁判所は、新たな証拠がなければ、自賠責の結論をほとんど変えません。サリュは、新たな証拠を求めて、鑑定の申し立てを行いました。鑑定とは、裁判所が選ぶ中立的な専門家に、因果関係等の争点に関する意見を求める裁判手続きです。必ずしも原告に有利な結論が出るとは限りません。それでもサリュは、鑑定人にYさんの現在の症状を訴えました。その結果、「下肢麻痺を説明しうる器質的原因が腰痛に認められなかったとしても、交通事故後に麻痺を生じたのであり、交通事故が無関係と言えない」「原告の症状の深刻さから考えると自賠責保険の後遺障害には該当しないとの決定は如何なものかと思われる。」という交通事故との因果関係を肯定する意見を得ることができました。もちろん、これだけで勝訴したわけではありませんが、この鑑定が裁判所を動かし、訴訟提起から約3年後、2200万円の和解案が出ました。そのときには、Yさんは、若年であるにも関わらず症状のため公務員を退職していました。Yさんは、判決で、自分の症状が交通事故により生じたことをはっきりさせたいと考え、私たちは和解案を拒否し、最終的には遅延損害金を含め2662万円の支払いを命ずる判決を得ました。この判決では、結局、交通事故による器質的な損傷を認めさせることはできなかったのですが、交通事故によるストレスが関節の機能障害(7級相当)として現れる転換性障害という病態の認定を正面から認め、心因性の可動域制限は、他動値ではなく、自動値で後遺障害を判断するなど、交通事故実務に影響を与える判断がなされました。
時間はかかり、Yさんには大変な心労をかけてしまいましたが、事件終結後Yさんが何度もサリュの事務所を訪れ、感謝の言葉をかけてくださいました。

 

事例277:腰背部打撲の診断で併合7級認定!医師も見逃した骨折を指摘し適切な賠償額を獲得!

頭部(脳) / その他等級変更 / 胸・腰(骨盤) /

2015.11.26

Yさん(男性・63歳)は、住宅地で原付バイクを運転していたところ、乗用車に衝突され転倒し、腰背部打撲とひたい部の挫傷を受傷しました。治療を続けたものの症状は改善せず、後遺障害の申請をし、ひたい部の傷痕について12級、腰部痛について14級の後遺障害が認定されました。腰については、主治医も単なる打撲と診断しており、確固たる画像所見もなく、14級という等級はその意味では妥当でした。しかし、ご本人は受傷当初から非常に強い痛みを訴えていらっしゃり、「こんなに痛いなら死にたいくらいだ」と担当スタッフに話しているくらいだったので、担当スタッフはYさんのために少しでも多くの補償を勝ち取ってあげたいと感じ、担当弁護士に「異議をすべきだと考えます」と提言し、サリュの顧問医に画像を見せて調査を行いました。顧問医の見解は主治医と一緒で、特に異常はないというものでしたが、担当スタッフはそれでもあきらめずに画像を食い入るように観察し、「この色が変わっている部分はなにかないですか?」と顧問医に尋ねたところ、「そう言われてみれば、圧迫骨折かもしれない」との回答があったため、それを手がかりにさらに調査をすすめ、担当弁護士と2人で主治医にも面談に行って診断書に画像所見の追記を依頼し、異議申立を行いました。その結果、本件交通事故による圧迫骨折が認められるとして、8級が認定され、傷痕の12級と併合して7級の認定を受けることができました。なお、傷痕についても、担当スタッフが自賠責の面接に同行し、髪の毛で隠れてしまっている部分までしっかり測るように促したことで12級の認定を受けることができたという事情もありました。

最終的に、Yさんは治療費を除いて計1500万円ほどの賠償金を受け取ることができました。傷痕も圧迫骨折も認定されず、腰背部打撲の認定のままであれば、仮に後遺障害が残存しても、14級の認定にとどまり、治療費を除いて300万円ほど認められればよいほうであることを考えると、サリュの介入によって劇的に結果が変わったケースであるといえます。サリュのリーガルスタッフは、単なる事務手続のプロフェッショナルではなく、保険の知識や医学的知識にも精通し、時に弁護士をも凌駕する指摘の鋭さとフットワークの軽さで、事件に深く関わっていきます。サリュは、弁護士とスタッフの協同で、あらゆる面から依頼者の方をサポートいたします。

 

事例267:異議申立で高次脳機能障害が5級から3級にアップ。

高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2015.09.15

Yさん(40代男性)は、バイクで一般道を直進中に側道から進入してきた自動車と衝突し転倒してしまいました。

Yさんは意識のないまま救急搬送され、頭蓋骨折、脳挫傷、鎖骨骨折等の診断を受け、後に高次脳機能障害や動眼神経麻痺を発症し、一人では日常生活さえままならなくなりました。そんなYさんの状況を心配したご家族がYさんの将来のためにも適切な補償を受けたいと考え、サリュに相談に来られました。

Yさんは家族に付き添われて事務所にいらっしゃいましたが、思うように言葉が出ない、注意力が散漫である等高次脳機能障害によくある症状を呈しており、サリュは高次脳機能障害がどのようなものであるか、Yさんに適切な後遺障害の等級が認定されるようにはどのように後遺障害診断書を書いてもらうべきか等のアドバイスを行った結果、Yさんとそのご家族はYさんの加害者に対する損害賠償請求をサリュに依頼することを決心しました。

その後、サリュは後遺障害の等級申請を行いましたが、Yさんに認定されたのは「軽易な労務以外の労務に服することができないもの(5級)」でした。

自賠責では、高次脳機能障害の後遺障害等級を認定する際に、4大能力(意思疎通能力、問題解決能力、作業負荷に対する持続・持久力、社会行動能力)がどれだけ失われたかでどの等級に当たるかを判断します。

Yさんに認定された5級とその1つ上の等級の3級との大きな違いは、「軽易な労務であれば自立して行えるかどうか。」という点です。

Yさんの場合、近所の農園で簡単な農作業を行っているから、軽易な労務であれば自立して行えるであろうと自賠責で判断されたのでした。しかし、農作業といってもYさんに任されていたのは畑の石拾いや草抜き等の単純作業だけであり、それらも休憩を挟まないと行えないほどでした。また、Yさんは失語症も発症していたため、園内の人とうまくコミュニケーションを取ることができず、一般社会に出たとしても人間関係の構築は困難であろうと予想されました。

そこで、サリュはYさんが通っている農園の園長に詳細に話を聞き、その内容を意見書とした上で異議申立を行いました。

その結果、Yさんの高次脳機能障害の後遺障害等級は5級から3級(終身労務に服することができないもの)に上がりました。

その後、認定された後遺障害等級を基に保険会社との示談交渉を行ったところ、最終的には、自賠責保険も含めて約7500万円の賠償金を回収することができました。

Yさん家族からは、「後遺障害の等級のことだけでなく、成年後見人の申立や傷害保険金の手続きなど多岐にわたってサポート頂きまして本当にお世話になりました。」と喜んで頂きました。

 

事例254:認定が困難なお怪我でもしっかり等級認定のサポート。複雑な高額案件も粘り強い示談交渉で適正な賠償金を獲得。

その他等級変更 / 手(手首・手指) / CRPS(RSD) /

2015.06.22

会社員Lさんは、バイクで通勤する途中、片側2車線の道路の第1車線を走行していたところ、第2車線を先行して走行するタクシーが突如Lさんの走行する第1車線に車線変更してきたため、これを避けようとして転倒し、左手舟状骨骨折、右肩腱板断裂、右手TFCC損傷という重傷を負いました。その後、すぐにLさんは両手に激痛を覚え、CRPSと診断されました。
Lさんは、大怪我を負ってしまったことで、後遺障害は残ってしまわないか、残ってしまったとして適正な賠償を受けられるのか不安に思い、サリュの無料相談にこられました。サリュでは、Lさんが適正な賠償をしっかり受けることができるように事件をお手伝いすることになりました。
Lさんは、10日間の入院を含む約2年間の治療を余儀なくされましたが、両手には、痛みや灼熱感、機能障害等CRPSの症状が残ってしまいました。
サリュはまず、Lさんに残ってしまった後遺障害を適正に評価してもらうため、自賠責保険に後遺障害の申請をしていくお手伝いをしました。
後遺障害を自賠責保険で適正に評価してもらうためには、医師に後遺障害診断書の内容を適切に記載してもらう必要があります。ましてCRPSが自賠責保険で後遺障害として認定されるためには、厳しい要件があります。
医師は、医療の専門家ですが、後遺障害の評価については専門家ではないため、後遺障害診断書の記載が必ずしも十分でないことがあります。今回も、最初に作成してもらった後遺障害診断書は記載が不十分で、それだけだと必ずしもCRPSの要件を満たさない可能性があったため、医師とやりとりをして後遺障害診断書を修正してもらいました。
その結果、自賠責保険でCRPSとして後遺障害等級9級が認定されました。
サリュでは、認定された後遺障害等級9級を基に損害額を算出し、保険会社と示談交渉に入りました。そもそも後遺障害等級が高いため、損害額も高額でしたが、Lさんは、労災からも障害等級の認定をされて障害年金の給付を受けていたため、損害額の計算をする上では、損益相殺をしなくてはなりませんでした。交渉は難航し、交渉中に相手方にも弁護士がつきましたが、サリュの粘り強い交渉により2000万円で示談が成立しました。
Lさんは、まだお子さんも小さく、働き盛りの年齢でしたが、この交通事故による後遺障害の影響で、交通事故前と同じように働くことはできなくなってしまいました。そのため、将来に対する不安も大きく、精神的にもかなり参っていましたが、適正な額で賠償を受けられたことで、少し落ち着きを取り戻すことができたようです。電話口での声が少し明るくなっていたのが印象的でした。
依頼者の方は、皆様口をそろえて「お金よりも元の身体に戻してほしい」とおっしゃいます。私たちも、治療によって交通事故前の状態にお身体が戻せるなら、それを願ってやみません。
それでも、Lさんのように後遺障害が残ってしまう交通事故被害者の方は多くいらっしゃいます。そういう方たちの将来に対する不安を少しでも多く取り除けるように、サリュでは後遺障害認定から賠償金の交渉に至るまでフルサポートでお手伝いさせていただいております。

 

事例248:医師面談を実施して診断書を訂正したうえ、異議申立てを行い10級と認定される!

過失割合 / 膝・下腿(脛) / その他等級変更 /

2015.06.08

Sさん(男性)は、バイクを運転して交差点を直進しようとしたところ、対向車線から自動車が右折してきたため衝突・転倒しました。このとき、相手方車両は交差点中心に寄り切ることなく、いわばショートカットするような形で右折していました(早回り右折)。この交通事故で、Sさんは左大腿骨遠位端剥離骨折、左膝前十字靭帯損傷等の重傷を負いました。
 受傷後、約6か月の治療を受けたSさんは、左膝の痛み・不安定感(動揺性)が残っていましたが、相手方保険会社の担当者が言うとおりに、後遺障害診断書の作成を主治医に依頼し、完成した診断書を病院から受け取りました。Sさんは、「このまま保険会社の言うとおりに動いてしまったよいのだろうか?」と疑問に思い始め、サリュの無料相談に行ってみることにしました。
 無料相談では、弁護士から後遺障害申請には、保険会社に一任する「事前認定」と、被害者自身で資料収集して申請する「被害者請求」という2つの方法があるという説明を受けました。Sさんは被害者請求で後遺障害申請をしたいと思い、サリュに依頼することにしました。
 サリュでは、後遺障害申請の準備を迅速に進めて、被害者請求という形で自賠責保険へ申請しました。その結果、Sさんの後遺障害等級として「併合12級」が認定されました。その内容をみると、左膝とその周辺に残存する痛みのみが評価されており、左膝の不安定感(動揺性)については評価されていませんでした。膝が不安定であるため、硬性補装具なしでは通常の歩行が困難になっているSさんとしては、この認定結果に不満が残りました。
 サリュでは、左膝の不安定感(動揺性)を後遺障害として評価してもらうためには、どのような資料が必要であるかを再検討し、必要な書類・検査資料の準備を進めました。主治医の見解も聞いて異議申立てに反映させるべきであると考え、病院へ出向き医師と面談をしました。実際に面会してみると、とても協力的な医師で、Sさんの症状を客観的に証明するためのアドバイスを率先してくださいました。より有効な検査方法について説明していただき、また、後遺障害診断書の修正・加筆にもすぐに応じてくださいました。
 その後、サリュでは、自賠責保険への異議申立てを行いました。その結果、審査期間も長くかかりましたが、左膝関節に不安定感(動揺性)が残っていることが明確に評価され、「併合10級」と認定されました。その判断内容をみると、主治医から勧められた検査の結果や修正・加筆された後遺障害診断書の記載が大きく加味されたもので、主治医との連携によって勝ち取った結果でした。
 サリュは、この認定結果を前提として、相手方保険会社との示談交渉を進めました。併合10級が認定されていることもあり、休業損害・逸失利益・慰謝料については大きな争点とはなりませんでした。しかし、相手方からは過失割合に関する反論がされました。すなわち、サリュは相手方車両の早回り右折があったとして10:90を主張していましたが、相手方は早回り右折の事実を認めず、20:80を反論してきたのです。これに対し、サリュでは刑事記録上明らかに早回り右折があったこと、過去の裁判例からしても今回のケースでは早回り右折が認められるべきであることを再反論しました。しばらくすると、相手方の過失割合に関する反論は取り下げられました。
 サリュの交渉の結果、Sさんへの最終的な賠償金として合計1850万円余り(自賠責保険金461万円を含む)で示談成立となりました。
自賠責保険へ後遺障害等級の申請をしても、Sさんのように、被害者の方のすべての症状等について正確に評価がされないこともあります。その場合には異議申立てという手続きを行うことになりますが、どのような資料を追加すればよいのかといったようなことは専門家でなければ分からないことが大半であろうと思います。
サリュには、交通事故案件を専門とする弁護士・リーガルスタッフが多く所属しています。手続きに必要な書類・資料の準備、相手方保険会社との示談交渉等の経験値は高く、日ごろから後遺障害申請の際に必要な医学的な知識も研鑽していますので、異議申立てという高度な手続きについても、十分に対応できる体制を確立しています。

 

事例229:歯の後遺障害等級で10級を獲得!当初提示額から10倍以上に

その他等級変更 / 顔(眼・耳・鼻・口・顎) /

2015.04.27

A(男性・会社員)さんは、青信号で横断歩道を横断中に、対向から来た自転車と横断歩道上で衝突、転倒するという事故に遭いました。
この事故により、Aさんは前歯3本を失ってしまいました。ご相談頂いた時には、歯の治療は完了していたのですが、相手方からは後遺障害の話は一切なく、既払いの治療費及び傷害慰謝料で、20万円にも満たない提示があるのみでした。Aさんはこの金額が適正な金額かどうかを相談したいと、提示された損害計算書を持参してサリュにご来所されました。

サリュは、既存障害も合わせて考える歯牙欠損の後遺障害についてご説明し、歯科医師に後遺障害診断書を作成して頂きました。相手方が自転車保険に加入していたため、保険会社へ後遺障害等級の事前認定を依頼し、結果的に10級が認定されました。
時間はかかってしまいましたが、当初の提示金額より10倍以上の金額提示させることができ、大変喜んで下さいました。

保険会社から提示された金額で、そのままサインしてしまう方も多いと思います。少しでも疑問をお持ちになりましたら、お気軽にサリュへお電話頂ければと思います。適切な賠償が受けられるようアドバイスさせて頂きます。

 

事例217:労災等級変更で、一時金の支給が将来に亘る年金支給に

その他等級変更 /

2014.12.26

Nさん(21歳、男性)は、原動機付自転車を運転して職場へ通勤する途中、自損事故を起こしてしまいました。
怪我は、全身の骨折、様々な内臓の損傷という大きなものでした。
集中治療室での治療を乗り越え、Nさんは無事に元の勤務先に復帰されたのですが、受傷部位に残った症状は重く、自身で労災に等級申請をしたところ併合第8級が認定されました。しかし、Nさんは、将来の生活の不安を考えるとこの労災等級とそれに基づく支給が適正かどうかを確認する必要があると考え、サリュの無料相談を受けることにしました。

サリュが相談時点でお持ちの資料を検討したところ、第8級という等級は、Nさんの訴える症状を適正に反映したものではないのではないかとの結論に至り、労災保険請求事件として、労災への等級申請をやり直す(審査請求と言います。)お手伝いをすることになりました。
サリュが労災保険から診断書や各種検査報告書などの資料を取りよせて精査し、労災に対して審査請求を行ったところ、等級が2級上がって併合6級となりました。
元々の等級であった8級であれば、障害一時金という保険金を一回貰って終了となるのですが、6級であれば、障害年金という形で将来に亘って支給されることになりますし、支給される保険金の額も、大きく異なってきます。

このように、労災保険の後遺障害認定は、国の機関が行う審査だからといって、必ず正しい結論が出されているかというと、そういうわけではありません。そして、認定される等級によって、受け取ることのできる支給金額は大きく変わってくるのです。
ただ、労災保険の審査請求には、保険給付に関する決定があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に申し立てなければならないという決まりがあります。
労災保険で後遺障害等級が出て、少しでも疑問に思う点があったなら、できる限り早くサリュにお電話いただき、無料相談を受けられることをお勧めします。

 

【事例141】異議申立の結果、上位等級を獲得

その他等級変更 / 胸・腰(骨盤) /

2014.03.13

Aさん(男性・70代)は、自転車で走行中、後方から別の車に追突され転倒しました。この事故で、Aさんは、第11胸椎の圧迫骨折という傷害を負いました。

事故から約7ヶ月後、Aさんは症状固定を迎え、相手方保険会社を通じて、後遺障害等級の申請を行いました。その結果、第11級7号の認定を受けました。

ところがAさんは、症状固定後もずっと背中の痛みに苛まれ、事故前は何ら支障のなかった散歩もできなくなっていました。

 認定された後遺障害の等級は、自分の障害の程度をしっかり評価したものなのか、本当にこれが妥当なのか、大きな疑問を抱いたAさんは、インターネットでサリュを見つけ、事務所へご相談に来られました。

 サリュでは、Aさんの症状やその程度をしっかりと聞かせて頂き、Aさんの診断書や診療報酬明細書を収集し、事故後に撮影されたレントゲン画像等について分析することをお約束し、Aさんのご依頼を受けました。

 それらの資料を精査した結果、サリュは、Aさんの後遺障害等級が第11級7号であるという結果は妥当でないと判断し、加害者の自賠責保険に対して、異議申立を行いました。

 異議申立の結果、サリュの主張が認められ、Aさんの後遺障害等級は、第11級7号ではなく、第8級相当であると判断されました。

 そこで、サリュは、後遺障害等級第8級相当を前提とした賠償額を計算し、これに基づいて相手方保険会社と交渉を進め、Aさんもご納得された内容で示談が成立しました。

 Aさんは、あの時、自分の後遺障害等級(第11級7号)に疑問を持ち、サリュへ依頼をしたお陰で、正当な後遺障害等級(第8級相当)の認定を受けることができたとおっしゃって下さいました。

サリュは、一度認定された後遺障害等級が本当に妥当なものかどうか、これまで蓄積された過去の資料を中心に慎重に検討し、事件解決を図っております。

 

【事例135】自分の保険会社は必ずしも味方ではない。交渉により適正額獲得

その他等級変更 /

2014.03.04

Oさん(男性)は、バイクで走行中、丁字路交差点を直進したところ、対向車が右折してきたため、衝突転倒して、右第2・3中足骨骨折及び左舟状骨骨折等の重傷を負いました。

残念なことに、加害者の車には、任意保険が付いておらず、今後の賠償に不安を感じたOさんは、事故から1ヶ月経ったところで、サリュにご依頼いただくことになりました。

加害者が仕事中に起こした事故であったことから、サリュは、加害者と併せて、加害者の勤務先に対し、事故で廃車となってしまったOさんのバイクの損害について、裁判所に訴訟を提起しました。裁判において、和解が成立し、バイクの損害については、加害者の勤務先から支払ってもらうことができました。

その後、8ヶ月以上に亘って治療に専念してきたOさんの怪我が症状固定となり、後遺障害の認定を受けましたが、右第2・3中足骨骨折後の痛みについては、後遺障害12級13号が認められたものの、左舟状骨骨折後の左手関節の痛みについては、骨折部の骨癒合が良好であるとの理由で、14級9号にとどまるとの認定がなされました。

サリュでは、顧問医に、Oさんの左舟状骨骨折部のレントゲン画像を診てもらったところ、骨折部の骨癒合は得られていないこと、さらに、事故直後から症状固定時までのレントゲン画像を時系列で見ると、骨萎縮が進行している事実がわかりました。そこでサリュは、Oさんの主治医にこれらの事実について書面にしてもらったうえで、異議申立を行いました。

その結果、左舟状骨骨折後の痛みについても、後遺障害12級13号に該当し、Oさんの後遺障害は併合11級に該当するとの認定結果を得ることができました。

Oさんは、無事に後遺障害の認定が受けられましたが、加害者の車に任意保険が付いていないため、Oさん自身の契約する保険会社の、無保険車傷害保険を使って、補償を受けることになりました。

サリュは、Oさんの保険会社に、Oさんの損害について請求しましたが、保険会社側の回答は、70万円という、信じがたいほど低い金額でした。自分の契約する保険会社だからといって、必ずしも、適正な金額を進んで支払ってくれるものではないのです。

そこから、サリュは、保険会社と粘り強く交渉をし、最終的には、Oさんの過失割合15%を考慮したうえで、約913万円の支払いを受けることができました。

Oさんには、裁判によってバイクの損害の補償を受けられたこと、異議申立により適正な後遺障害等級を獲得できたこと、また、自分の保険会社からも適正な金額を受け取ることができたことに、大変満足していただけました。

 

【事例129】精緻かつ粘り強い交渉で過失割合を修正

過失割合 / 足(足首・足指) / その他等級変更 / 股・大腿 /

2014.02.09

Oさん(50代男性)は、友人とツーリング中に道を確認するため高速道路の分岐点(ゼブラゾーン)に車両が一部入るような状態で停車していたところ、進行してきた自動車にはねられ右大腿転子部骨折、左下腿コンパートメント症候群等の怪我を負いました。

事故からしばらくしてOさんは、加害者の保険会社から「今回の事故の過失割合は50:50です。」と言われたため、「足が動かなくて後遺症が残りそうなのに、このままではしっかり補償をしてもらえないのではないか?」と心配になり、サリュに相談に来られました。

そこで、サリュは刑事裁判の記録を取り寄せ、事故の状況を確認したところ、加害者が高速道路上部に設置されていた看板に気を取られていたため、前方に停止していたOさんの存在に全く気付いていていなかったことが判明しました。

また、Oさんの後遺障害については、事前に診断書等からOさんの怪我の状況を確認し、主治医に対して足関節、膝関節、股関節の可動域をしっかり測定し、将来的な再手術の可能性の有無についても後遺障害診断書に記載してもらえるように依頼しました。

それを基に被害者請求を行った結果、Oさんの4部位(左足,、左脛骨の変形、右股関節の可動域制限、右脛骨の神経症状)についてそれぞれ12級が認定され、併合11級という結果となりました。

その後、認定された等級を基に保険会社との示談交渉を行ったところ、保険会社は当初、過失割合について強硬な姿勢をとっていました。

しかし、サリュは刑事裁判の記録から読み取った、①加害者が道路上部の案内板に気を取られ前方の中止を怠っていた点、②前方不注意のまま減速せずに進行を続けていたという点を主張して粘り強く交渉を行いました。

最終的には、Oさんの過失割合を30%と認めさせることに成功し、示談が成立しました。

また、示談書には、将来再手術が必要になった場合には別途協議を行うという文言も追加させることができました。

Oさんは、「将来のことも含めてきちんとした賠償が得られてよかったです。本当にありがとうございました。」と大変喜んでくださいました。

 

【事例62】12級が9級に!後遺障害診断書を作り直して等級アップ!

足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.06.19

Jさん(37歳、男性、会社員)が、高速道路をバイクで走行していたところ、渋滞で停車していた乗用車のドアが突然開き、Jさんはその開いたドアに激しく衝突し転倒するという事故に遭いました。Jさんは、この事故で左大腿挫滅創、左下肢動脈損傷、左下腿皮膚剥脱創、左踵骨解放骨折の怪我を負いました。その後、残った後遺障害に関して保険会社を介した事前認定で後遺障害12級と判断されましたが、ご本人では示談交渉が進まなかったとのことで、サリュにご来所されました。

法律相談時にJさんの事前認定の結果を拝見したところ、Jさんの後遺障害に対する評価はJさんが日常感じておられた足首の可動域制限に関するものではなく、瘢痕(傷跡)に関するもののみでした。サリュ受任後、足首の可動域制限に対して適正な後遺障害の認定を受けられるよう、足首可動域制限に関してきちんと記載された後遺障害診断書を改めて病院で作成していただくようJさんにアドバイスし、改めて作成された後遺障害診断書を添付してサリュで後遺障害の申請をしました。その結果、足首の可動域制限に対して後遺障害10級の認定を受け、瘢痕と併せて併合9級の認定を受けました。

適正な等級認定の後、事故による足首可動域制限の後遺症が労働能力に影響を及ぼしている旨主張して相手方保険会社に逸失利益を請求し、示談交渉を始め、労働能力喪失期間は67歳までの30年を認めさせました。また、裁判基準の傷害慰謝料、後遺障害慰謝料を請求し、総額3096万円で解決をすることができました。

 

【事例53】様々な視点から上位等級を狙い10級が8級に!

足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.05.07

バイクで走行中に自動車に衝突されたJさんは、右手小指の不全切断、右足の親指から薬
指の先を失う等の怪我を負い、事前認定で右小指の可動域制限で13級6号、右足の親指と
人差し指の用廃として11級9号の併合10級の認定を受けました。
 また、相手方保険会社から併合10級に基づいて約1100万円の示談提案を受けました。

しかし、Jさんは、自分の後遺症と自賠責の判断が適正なものなのか、相手方保険会社の示談案が妥当なのか疑問を感じ、サリュに相談に来られました。

サリュは、資料を基に、Jさんの後遺症が上位の等級「足指の切断」に当たるかどうかを詳細に検討しましたが、Jさんの後遺症は自賠責保険でいう「足指の切断」の要件を完全に満たしているとはいえず、「足指の切断」として異議申し立てを行ったとしても、事前認定と結果が変わらない可能性もありました。

しかし、更に資料を検討した結果、Jさんが障害者手帳の申請をした際の診断書に、①右足指のすべての可動域が左足の指と比べて著しく制限されていること、②知覚障害がある旨の記載があることが判明しました。

そこで、サリュは、Jさんの後遺症は「足指の切断」の要件は満たさなくとも「1足の足指のすべての用を廃したもの」の要件は満たしているという2本立ての内容で異議申し立てを行い、その結果、Jさんの右足指の後遺障害の等級は、9級15号の「1足の足指のすべての用を廃したもの」として認められ、認定済の右手小指の13級6号と併せて、併合8級に上げることができました。

最終的に、示談金額も約3000万円となり、Jさんからは、諦めかけていた上位の等級を獲得できたこと、示談額が大幅に増額したことを大変喜んでいただけました。

 

【事例34】自賠責保険の使用を拒否され異議申立!高次脳機能障害で併合8級認定!

頭部(脳) / 高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2013.04.05

Iさん(41歳・女性)は、バイクで走行中、合流車線から合流してきた加害車両に衝突されるという事故に遭われました。Iさんは、頭部を強く地面に打ちつけ、病院では、頭蓋骨骨折、脳挫傷、気脳症、硬膜下血腫、左股臼蓋骨折との診断がなされました。

通常、交通事故の被害者は、加害車両が加入している自賠責保険会社に対して、後遺障害申請を行います。ところが、Iさんは、自賠責保険の適用を拒否されてしまいました。これは、この事故の加害車両が、実はIさん所有の自動車で、たまたま友人に自分の車を運転してもらっていたので、「自分の」車に轢かれたということになり、自賠責保険の適用対象である「他人の」車による事故ではないという理由からでした。

しかし、自分が所有する車に轢かれてしまったとはいえ、Iさんが交通事故の被害者であることには変わりありません。自賠責保険が使用できなければ、後遺障害認定も、認定等級に基づいた損害賠償も受けられません。Iさんは、重篤な後遺障害を負っているのにもかかわらず、杓子定規に要件に該当しないと判断されるのは、到底納得できるものではありません。

そこで、サリュは、裁判の可能性も視野に入れつつ、他人が運転した自己車両の場合でも、自賠責保険の使用が認められた判例を調査し、今回の事故が「他人の」車による交通事故だと認めさせるための、異例の異議申し立てを行いました。長い審理の結果、損害保険料率算出機構は、今回のケースで自賠責保険の支払いを認める判断をしたのです。

Iさんは、すでに労災において、後遺障害8級の認定を受けており、自賠責でも同じ等級を取れれば、多くの保険金を受領できます。サリュの弁護士が医師に面談し、後遺障害診断書の書直しや諸検査の実施についてお願いをしました。その甲斐あってか、無事、自賠責保険から併合8級の後遺障害認定を受けることができ、自賠責保険金1296万円と相手保険会社からの示談金900万円の、合計2196万円の取得に成功しました。

Iさんには、自賠責の等級取得や、高額の損害賠償金の取得を大変喜んでいただきました。特に、「弁護士が医師面談に同行までしてくれるとは思っていなかった」と当方のサービスを評価してくださいました。

 

【事例33】サリュの方針で呼吸器系の追加検査を実施 9級を獲得!

その他等級変更 / 臓器 /

2013.04.05

 Xさんがバイクで直進をしていたところ、Xさんより先に右折をしようと無理な運転をした対向車と衝突し、肺挫傷・骨盤骨折等の怪我を負いました。

 殊に、骨折した肋骨が肺に突き刺さったことによる肺挫傷が重篤であったため、長期の入院・加療を経ても、Xさんの肺は、事故前のような自然な深い呼吸ができる状態まで回復できませんでした。

 ところが、保険会社を通じて行った事前認定では、肺の機能傷害が非該当との結果であったため、納得のゆかなかったXさんはサリュを訪れました。

 Xさんの現在の呼吸器の状態と診断書等を総合的に検討したサリュでは、肺の機能障害を獲得するために、Xさんに追加の検査を依頼しました。それらの検査結果を添えて異議申立をしたところ、呼吸器の障害について11級10号、他の残存傷害と併せて併合9級を獲得することができました。

 これをもとに賠償交渉に入り、1000万円超で示談をすることができました。

 

【事例32】医師面談の意見書で事故と歯の障害との因果関係を認定

その他等級変更 / 顔(眼・耳・鼻・口・顎) /

2013.04.05

Dさん(女性)は、交差点を原付自転車で走行中に、信号無視の加害車両に衝突されました。

 Dさんは、事故から3年近く経っても事故による恐怖で夜も眠れず、睡眠薬を常用する日々で、相手保険会社が提示する示談金381万円が妥当なのか気になり、サリュの無料相談にいらっしゃいました。

 Dさんは事故で歯を何本か失い(歯牙障害)、また、食べ物を噛み砕きにくくなる障害(そしゃく機能障害)を負いました。しかし、サリュ来所前の事前認定(保険会社が自賠責保険に等級申請すること)では、これらについて事故との因果関係が不明だとして、後遺障害の認定がなされていませんでした。

 そこでサリュは、事実関係を確認し、事故との因果関係を認める旨の診断書を作成して頂きました。その後、サリュが異議申立を行った結果、歯牙障害については11級4号、そしゃく機能障害については12級相当と認定を受けました。

その後、サリュが示談交渉を進め、自賠責保険金とは別に800万円を支払うという内容の示談がまとまりました。

Dさんからは、「悔しい思いはあっても、自分では後遺障害について何もわからなかったから、サリュさんを信じてやってみて、良かった。」と言っていただけました。

 

【事例20】高次脳機能障害なのに8年で回復? 示談金額を2000万円増額

頭部(脳) / 高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2013.03.14

Iさんは、バイクで事故に遭い、脳挫傷、右鎖骨骨折などの怪我を負い、高次脳機能障害
9級10号及び鎖骨の変形12級5号の併合8級の後遺障害を残しました。

しかし、保険会社から提示された示談の内容は「逸失利益は9級ベース、労働能力喪失
期間は8年間で示談額は合計1300万円。」といったもので、将来に大きな不安を
感じているIさんにとって到底納得のできる内容ではなく、保険会社の対応に強い不信感
を覚え、サリュに相談に来られました。

サリュは、①Iさんが高次脳機能障害のために物事を忘れやすくなっており、事故後の収入が事故前よりも減少していることに着目し、Iさんの労働能力喪失期間は少なくとも67歳までは続く、②基本的に鎖骨の変形は労働能力には直接関係しないものの、Iさんが鎖骨に痛みや違和を感じていることから労働能力の喪失に多少なりとも影響を及ぼしている、として示談交渉を行いました。

最終的には、逸失利益の計算額は、サリュの主張がほぼ認められる形となり、結果、当初の保険会社提示の額から2000万円増額の3300万円で示談が成立しました。

 Iさんからは、損害積算の方法についての説明が理解しやすかったこと、当初の保険会
社提示の額よりも大幅に増額して示談ができたことについて、大変喜んでくださいました。

 

【事例19】悪質な加害者の事故態様に対して、慰謝料増額に成功!!

過失割合 / 足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.03.14

Mさん(50代・男性)は、交差点の手前の右折レーンを走行していたところ、左から自動車が追い抜きざまに接触してきて衝突されました。Mさんは、右足関節内骨折、右腓骨骨折、右第1趾靭帯断裂等と診断され、約1年半に渡って通院しました。

 Mさんの後遺障害は、右足関節について「1下肢の3大関節関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」として10級11号が、右母趾について「1足の第1の足指の用を廃したもの」として12級12号が認められ、9級相当と認定されました。Mさんは、今後の示談交渉等の相談のため、サリュを訪れました。

サリュは、Mさんの依頼を受け、示談交渉を開始しました。

保険会社は、①Mさんに5%の過失があること、②後遺障害慰謝料も400万円が上限等と主張しました。

 サリュは、加害者がMさんと衝突する前、後ろから煽る挙動を見せたことや事故後Mさんを救護する等必要な措置をせず警察に報告しなかったことから慰謝料増額を求めました。また、後遺障害慰謝料についても裁判所基準を採用するよう求めました。

保険会社は、Mさんの過失はないと認め、また慰謝料増額事由として10万円の上乗せを認めさせることができました。

Mさんは、満足した金額を回収することができ、大変感謝してくださいました。

 

【事例18】仕事を休まなければ逸失利益なし? 裁判で示談提示の5倍の賠償金獲得!

逸失利益 / 足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.03.14

Qさん(男性・会社員)は、現場管理職として多忙な業務をこなしていました。

ある日、バイクで走行中、車線変更をしてきた乗用車に側面から衝突され転倒、足首を骨折しました。半年間以上にわたる治療もむなしく、事前認定手続きで「痛み」の等級である12級13号の認定を受けました。

Qさんの仕事には、会社の広大な敷地内を徒歩で歩き回ることが必要であるため、骨折した足首の痛みで満足に業務を行うことができなくなり、所属する部の売上も下がってしまい、その影響で御本人の給与もまた下がってしまいました。このように仕事への影響が大きかったにもかかわらず、加害者の加入する保険会社からの示談提示は、後遺障害部分については、交通事故による補償の最低金額である自賠責保険金額と全く同じ額であり、Qさんに現実に発生している業務への支障、逸失利益を全く考慮しないものでした。

保険会社の提示では、いくらなんでも安すぎる、仕事で実際に生じている支障が全く補償されていないと感じたQさんは、仕方なく保険会社と争うことを決意、サリュに相談しました。

サリュは、通常の裁判例から判断した場合、Qさんに認められる逸失利益は、本来もっと多額であるべきだと判断、保険会社と交渉しましたが、保険会社は一円たりとも増額できないとの回答でした。これを受けて、サリュは、裁判に訴えてでも本来の逸失利益を認めさせないとQさんが救済されないと考え訴訟を提起しました。裁判では、保険会社は、Qさんが事故後仕事を休まなかったことを理由に、仕事できていたから逸失利益が発生していないなどと主張しましたが、サリュは、Qさん御本人から詳しく聞き取った業務上の支障や収入減少を主張して争いました。

その結果、12級に相当する労働能力喪失率14%及び10年間の労働能力喪失期間を保険会社が認める形で和解に至りましたが、その和解金額は、総額1000万円以上にのぼりました。

結果的には、当初の5倍以上の損害賠償金を獲得することになりましたが、Qさんには、特に、仕事上発生している具体的な支障を裁判所に逸失利益として認めさせたという点で、サリュの仕事に大いに御満足頂くことができました。

 

【事例17】減収ないのは本人の努力と周囲の配慮 67歳まで逸失利益認定

逸失利益 / 足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.03.14

Hさん(34歳、会社員男性)は、バイクで片側二車線道路の追い越し車線を走行していたところ、左の走行車線から、Hさんの前方に加害車両が飛び出してきて、衝突されるという事故に遭われました。Hさんは、救急車で搬送され、病院では、左母趾基節骨骨折、左第二趾中節骨骨折、左股関節脱臼骨折、左足関節外果骨折、左足舟状骨骨折、左踵骨骨折の診断がなされました。

 Hさんは、大型の工作機器を操作する専門職に就いていましたが、左足に怪我を負い、左足に力が入らなくなったことで、重量のある工作機器の操作が困難になりました。しかし、根気よくリハビリを続け、また、会社や同僚の協力を得て、徐々に仕事に復帰することができました。

 Hさんは治療期間中にサリュにご依頼され、後遺障害診断書の作成についてもお手伝いすることになりました。Hさんの左下肢には、足指関節、足関節、股関節の3部位の関節に後遺障害が残る可能性があったため、医師に後遺障害診断書の書直しをお願いするなどしながら、最終的にしっかりと全ての関節について、可動域検査(正常な関節の可動角度と比較して、どれくらい動きにくくなったかの検査)が行われるようにしてもらいました。

 結果的に、Hさんの後遺障害は、可動域制限に関して、左母趾基節骨骨折、左第二趾中節骨骨折による足指関節が11級9号、左足関節外果骨折、左足舟状骨骨折後の足関節が12級7号、左股関節脱臼骨折後の股関節が12級7号を併合して10級と認定されました。

 Hさんの示談交渉では、相手保険会社から、職場に完全復帰されたために減収がなかったことが指摘され、逸失利益についての賠償金額が争点になりました。逸失利益についての賠償とは、事故による後遺障害のせいで、将来発生するかもしれない収入減少を埋め合わせるための損害賠償のことです。職場への完全復帰はもちろん喜ばしいことですが、交通事故の損害賠償の点では、後遺障害による減収がないということで、逸失利益の賠償金額を下げられる要素になってしまいます。

しかし、本人が積極的にリハビリに参加し、職場復帰のためのトレーニングを励むなど努力をしたことや、また、会社の理解や同僚の協力があったからこそ、減収がないだけで、今後はどうなるのかわからないという点をサリュが調査・反論した結果、67歳まで(最大期間)の労働能力喪失を認めさせることができました。

最終的に、12,109,476円で示談することができ、Hさんにもご満足頂きました。

 

【事例16】入院中からサポート開始 後遺障害12級獲得!

足(足首・足指) / その他等級変更 /

2013.03.13

Hさんは、原動機付自転車で道路を走行していたところ、左方から突然車線変更してきたタクシーに衝突されました。

この事故で、Hさんは、右足第2・3・4中足骨骨折、右足リスフラン関節脱臼骨折という傷病を負い、手術を余儀なくされ、約2カ月入院することになりました。
Hさんは、入院中に、今後の流れへの不安や、タクシー会社の対応への不満を抱かれ、サリュにお電話してこられました。入院中で身動きが取れないということもあり、お電話でお話をお伺いし、サリュがお手伝いすることになりました。

Hさんが退院された後の通院期間も、サリュは通院頻度や、通院時の注意点などのアドバイスをすると同時に、不満のあったタクシー会社とのやり取りについても、サリュが対応しました。

必要な品物(松葉づえなど)を購入した際の対応や休業損害の支払いが遅れがちであるなど、タクシー会社の対応は不誠実なものがありましたが、その都度、サリュが適切に反応し、迅速な対応を促しました。

後遺障害については、事故後約1年で症状固定をし、サリュのアドバイスの元後遺障害診断書を作成しました。その結果、神経症状で12級13号を獲得しました。
その後の示談交渉でも、タクシー会社の担当者と面談を重ね、逸失利益や慰謝料についても、Hさんに満足していただける賠償を獲得することが出来ました。

 

【事例13】慰謝料を示談交渉で裁判基準に 1200万円で早期解決

高齢者 / その他等級変更 / 胸・腰(骨盤) /

2013.03.13

 Iさん(84歳、男性、無職)は、自宅近くの私道を散歩していたところ、正面から来た前方不注意の乗用車にはねられ、後方に転倒し、道路で腰を強く打つという事故に遭いました。

この事故によりIさんは第1腰椎圧迫骨折の怪我を負い、自賠責から第1腰椎圧迫骨折後の脊柱の変形障害と判断され、8級相当と認定されました。

 受任前、Iさんは保険会社から示談金として939万7183円(労働能力喪失期間3年、保険会社基準の傷害慰謝料、後遺障害慰謝料)の提示を受けていましたが、Iさんのご家族は、Iさんが高齢であるということもあり、この金額が妥当なものか判断がつかずにサリュに相談に来られました。法律相談時労働能力喪失期間3年は84歳のIさんにとって有利な判断であったものの、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料は裁判基準を大きく下回るものでした。

サリュで受任後、保険会社と示談交渉を始め、労働能力喪失期間3年はそのままを維持し、裁判基準での傷害慰謝料、後遺障害慰謝料が認められ、総額1200万円で早期に解決しました。

 

【事例11】サリュが休業損害を証明 二人三脚で等級・賠償を獲得

その他等級変更 / 股・大腿 / 胸・腰(骨盤) /

2013.03.08

 事故前までは第一線で働いていたVさん(60歳代)は,長期間の入院・手術を要する重い怪我を交通事故で負うことになりましたが,保険会社との対応に困ってサリュに相談に来られました。

保険会社は,早々に休業損害を打ちきる姿勢を示していましたが,サリュは,Vさんが置かれた状況を保険会社に説明して適正な補償を行うよう求めつつ,就業先との関係では,Vさんに代わって書類作成の依頼をするなど,環境調整に奔走し,休業損害の支払いが再開されました。

 保険会社は,さらに今度は治療費の打ち切りを通告してきたのですが,これに対してもサリュは,通院先の病院に,現在の症状や通院が必要な理由などを照会し,主治医の協力の下で医学的な見地からの反論を行った結果,症状固定に至るまでの治療費を払ってもらうように説得ができました。

 そして,症状固定を行い,残存障害を丁寧に調査し,診断書を作成し,医証とともに,後遺障害等級の申請をしたところ,股関節可動域制限(10級11号)・下肢短縮(13級8号)・顔面打撲後の吐気や眩暈(14級9号)・上腕近位骨折後の痺れ(14級9号)の併合9級を速やかに獲得することができ,自賠責賠償金をVさんにお戻しすることができました。

 後遺障害獲得後の,賠償交渉では三度サリュと保険会社と意見が対立しました。

サリュの賠償請求に対し,休業が必要な期間や過失割合で双方の主張が食い違い,保険会社提示の約750万円という金額では到底納得できなかったため,訴訟を提起しました。

 訴訟では,負傷部位や残存障害からして労働能力に与える影響が大であることや,過失割合について刑事記録を検討し,加害者の過失が大であることを主張し,Vさんも納得のゆく,約1500万円での解決となりました。

 全てが片付いた際,「サリュに出会えて本当によかった。」と言ってくださったVさんの,受任時とは打って変わった笑顔が大変印象的でした。

 

【事例10】サリュの交渉で休業損害延長 安心して治療に専念

肩(鎖骨) / その他等級変更 / 休業損害 /

2013.03.08

Gさん(57歳・女性・家政婦)は、原動機付自転車で走行中に、後方から走行してきた乗用車に衝突されて、右鎖骨遠位端骨折、頚椎捻挫という怪我を負いました。

右鎖骨遠位端骨折によって、事故直後から、右肩は事故の半分程度しか動かすことができなくなり、家政婦の仕事は出来なくなってしまいました。

事故から4カ月たち、肩に入ったボルトを抜く手術が終わったころに、保険会社から治療費や休業損害を打ち切る可能性がある旨を告げられたため、今後の生活に不安を覚えたGさんはサリュに依頼されました。

Gさんは、主治医から、ボルトを抜いたあとも、当面、週に4日程度のリハビリが必要であると言われていました。また、右肩が十分に動かせないため、家政婦に復帰することが難しく、未経験の他職種に転職しなければならないことから、就職活動をするにも時間がかかることが予想できました。

サリュは、上記理由を保険会社に説明し、治療費と休業損害の支払いを延長するよう交渉し、最終的にGさんは、治療費については主治医が治療に必要と判断した事故後1年間、休業損害については、Gさんが再就職を果たすまでの事故後約10か月間について支払いをうけることができました。

サリュが取寄せた医療記録を検討した上、後遺障害の申請をした結果、右鎖骨遠位端骨折については、怪我をしていない左側に比べて右肩は可動域が2分の1に制限されていることにより、「1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」として、10級10号が、頚椎捻挫については「局部に神経症状を残すもの」として14級10号がそれぞれ認定されたことにより、併合10級という認定を受けることができました。

その後の示談交渉では、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料についてサリュの主張が全額認められ、最終的に自賠責保険金を含めて1500万円で示談が成立しました

Gさんはサリュの交渉の結果、治療費と休業補償を延長して受けることができ、生活費の不安が軽減して、安心して治療を受けることができたことに、とても喜んで下さいました。

 

【事例07】12級顔の醜状。裁判所は新基準9級相当の慰謝料を認めた。

その他等級変更 / 顔(眼・耳・鼻・口・顎) /

2013.02.25

Mさん(43歳・男性・会社員)は、交差点内における出会い頭の事故により、右前額部に醜状痕の後遺障害を負いました。保険会社の事前認定により、既に外貌(顔)の醜状障害12級14号(事故当時の基準)の認定を受けていました。

Mさんは、営業職だったため、事故後人前に出ることに抵抗を覚えるようになり、大変な心労を抱えていました。

Mさんの外貌醜状は、事故時の自賠責基準では12級14号(慰謝料290万円)としか認定されませんでしたが、事故後に改正された認定基準によると、9級11の2号(慰謝料690万円)と認定されるべきものでした。

サリュは、このことを保険会社に説明し、9級前提の損害額を支払うよう交渉しましたが、拒否されたため、裁判になりました。

裁判では新しい基準が適用され、Mさんの外貌醜状が9級相当であるという判断がされましたので、9級前提の慰謝料690万円の支払いを内容とする和解がまとまりました。

また、男性の外貌醜状の場合、認められにくい逸失利益の請求も認められ、結果、既払金額を除く総額670万円で和解が成立しました。

当方の主張がほぼ認められた形でまとまったため、Mさんも大変満足して下さりました。

 

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