SALUT 弁護士法人サリュ

最新解決事例

狙い通りの後遺障害等級獲得 賠償金も裁判基準で早期解決に成功した事例

頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2017.06.27

 Mさん(男性・60代)は、青信号で交差点を横断していたところ、後方から右折してきた自動車にはねられました。
 Mさんは、硬膜下血腫、胸骨骨折、頚椎捻挫等の怪我を負い、約1年間治療に励みましたが、最終的に記憶力・集中力・運動能力の低下や、てんかんの症状等が残存しました。
 Mさんは、後遺障害の認定や示談交渉等が煩雑であることから、交通事故を専門とするサリュにご依頼くださることになりました。サリュでは、Mさんの後遺障害等級認定手続きからサポートさせていただくことになりました。
 サリュは、Mさんの後遺障害等級認定にむけて、後遺障害診断書や神経系統に関する書面、意識障害についての所見の作成をご案内し、また、ご家族の方には日常生活状況に関する書類を依頼しました。
 そして、出来上がった書類を精査し、主治医の所見をもとに、ご家族にはさらに詳細な日常生活に関する書類を記入していただくことにしました。
 そして、後遺障害の申請を行った結果、Mさんは、「神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として、後遺障害等級7級4号が認められました。認定理由には、ご家族の作成された日常生活状況に関する書面の内容についても言及されており、事故後の具体的状況の変化が認められる旨記載されていました。
 後遺障害の認定をもとに、相手方保険会社と示談交渉を進めたところ、慰謝料や逸失利益等を裁判基準の金額で認めさせることができ、後遺障害の認定から1ヶ月以内に示談に至りました。
 最終的に、自賠責保険金を含め3000万円近い賠償金を獲得することができました。

 

事例293:高次脳機能障害をサリュにて指摘し、約3000万円の賠償金を獲得した事例

高次脳機能障害 /

2016.08.01

 Tさんは、通勤中に青信号の横断歩道を徒歩で横断中に、右方向から交差点を右折してきた自動車から衝突され、脳挫傷、骨盤骨折、脊椎骨折及び腓骨骨折等の重傷を負われました。Tさんが、重症を負われたため、ご家族がサリュのホームページをご覧になり、交通事故後すぐにサリュの無料相談へお越しになられました。
 担当した弁護士は、交通事故に遭われたばかりのTさんについて、後遺障害が残ってしまう可能性やその場合の賠償金見込額等を分かりやすく解説させていただいたため、Tさんから弁護士費用特約をご利用になられてのご依頼をいただくことができました。
 Tさんは、交通事故に遭われたばかりでしたので、ひとまずは、治療に専念されることが主となりました。Tさんは、徐々に次第に回復されていき、交通事故から約1年後には、複視等の症状を主に訴えておられ、複視や骨折による痛みの症状等での後遺障害認定をご希望されました。
 しかし、サリュには脳挫傷を負われた被害者の方の豊富な実績があり、Tさんには高次脳機能障害も残存されておられるのではないかと考え、ご家族から丹念にTさんの生活状況を聴取した結果、高次脳機能障害での認定請求も行わなければならないとの判断に至りました。そこで、日常生活状況報告書という高次脳機能障害の認定に必要な資料を、ご家族との連携の下、サリュにて正確に作成し、自賠責保険へ提出した結果、Tさんの後遺障害等級は、高次脳機能障害に9級が認定され、その他の後遺障害も合わせて併合8級が認定されました。
 上記の8級の結果を受け、サリュは、Tさんの後遺障害による具体的症状を聴取し、実際の労働や家事への影響などを細かく示談交渉の時点から主張していくことで、相手方に逸失利益及び慰謝料を出来る限り認めさせる方針を採用しました。当初は、保険会社も強硬な姿勢を見せていましたが、訴訟も辞さないとの構えで、相手方担当者との示談交渉の機会を設けて説得するなどしたことが奏功し、結果として保険会社は、殆どの項目について裁判基準に近い損害額を認めました。
 最後のご挨拶において、Tさんからは、尽力していただきありがとうございましたとの、私たちにとって最も嬉しいお言葉をいただくことができました。
 高次脳機能障害は、被害者自身が気付かず、ご家族も知識が無ければ気づきにくい後遺障害です。ぜひとも、サリュの無料相談をお受けいただき、フルサポートをご利用いただけましたら幸いです。

 

事例285:入院は本当にそこまで必要だった?医師面談で必要性を立証し、示談交渉で3500万円獲得。

高次脳機能障害 /

2016.03.02

Dさん(事故時10代男性)は、仕事帰りにバイクで帰宅していたところ、前方を走っていた車が落としたスペアタイヤに乗り上げてしまい、頭部を強打しました。Dさんは意識のないまま病院に運ばれ、高次脳機能障害と診断されました。
Dさんの家族は、Dさんにどのような後遺障害が残るか予想できず、保険会社とのやり取りに不安を感じ、サリュに相談に来られました。依頼を受けてすぐにサリュはDさんが入院する病院に面会に行きましたが、その時のDさんは意識も不明瞭で、自身が交通事故に遭ったこともわからないような状態でした。
Dさんの意識がはっきりしてきたのは交通事故から半年近く経ってからで、退院後は医師の勧めや親族の希望もあって近隣のリハビリ施設に転院しました。ところが、保険会社は「半年も入院が必要だったのか?施設への入居も本当に必要なのか?すぐにでも退院すべきでは?」と、Dさんの治療方針に否定的な態度を示しました。
そこで、サリュはDさんの主治医に面談を申込み、Dさんの入院期間は必要相当なものであり、また、施設への入所も高次脳機能障害のリハビリのためには有用であったという意見を取り付けました。
その後、Dさんは注意力や記憶力の著しい低下等の症状を残したまま症状固定となり、サリュで作成のサポートをした後遺障害診断書を基に被害者請求を行った結果、7級4号が認定されました。
認定された等級を基に保険会社との示談交渉を行ったところ、保険会社は入院期間の相当性等を争ってきました。
サリュはDさんの主治医の意見を基に、Dさんの意識障害の期間が長く、意識が戻って以降も感情の起伏が激しく、暴れる等の状態が続いていたため精神薬の投与が必要であったこと等からDさんの入院や転院は治療に必要であった、と粘り強く交渉を行いました。
最終的には、保険会社はサリュの主張を認め、Dさんの入通院期間は症状固定日までの間であるとして、過失相殺はされてしまったものの、最終支払額を3500万円とする示談が成立しました。
Dさんからは、「自分一人ではここまでできなかったと思います。本当にお世話になりました。」とのお言葉を頂きました。

 

事例284:自殺は交通事故とは何の関係もない?裁判で交通事故と自殺との因果関係が認められた。

高次脳機能障害 /

2016.03.02

Eさん(70代女性)は、日課の散歩をしている時に、突然後退してきた大型トラックに轢かれ、救急車で病院に運ばれました。診断の結果、Eさんは頭蓋骨骨折、脳挫傷、両足骨折等の複数の怪我を負い、しばらく入院せざるを得ませんでした。その後、Eさんは退院しましたが、徐々に気分が塞ぎ込むようになってしまい、病院への通院以外に外出をすることもなくなってしまいました。そして、Eさんは突然自宅マンションから飛び降りて亡くなってしまいました。
残されたEさんのお子さんは、「母がどうして自殺しないといけなかったのか。交通事故さえなければ母は自殺しなくて済んだのに。」という語りつくせない無念を抱えておられました。
そのような辛い状況に追い打ちをかけるように、加害者の任意保険会社はEさんのお子さんに対して、「Eさんの自殺は交通事故とは何の関係もないので、支払いができるのは今まで通院された分に対応する治療費と慰謝料のみで100万円程です。」という非情な連絡をしてきました。
サリュは、Eさんが入通院を行っていた病院の主治医と面談し、Eさんが交通事故で頭部外傷による高次脳機能障害を発症した後でうつ状態に陥り、自殺を図ったのであるから、Eさんの自殺は交通事故によるものである、との意見を取り付けました。
主治医の意見を基に加害者の任意保険会社と交渉を行いましたが、保険会社は交通事故とEさんの自殺との関係を否定するという態度を崩しませんでした。Eさんは交通事故に遭う前は社交的で社会活動にも積極的に取り組んでいました。また、野球が大好きでテレビを欠かさず見ていました。ところが、交通事故に遭ってからは人が変わったように外出を拒むようになり、あんなに好きだった野球の試合も一切見なくなってしまいました。また、Eさんは自殺の前によく「元の体に戻してほしい。」という発言を繰り返していたそうです。
そんなEさんの自殺が交通事故と何の関係もない訳がない。サリュはEさんのお子さんと協力して加害者を相手に訴訟を提起しました。
裁判になっても、加害者はEさんの自殺と交通事故の関係を強行に否定してきましたが、サリュはEさんのお子さんに交通事故前後のEさんの生活状況を細かく聴取し、事故がなければEさんはうつになって自殺することはなく、今も元気に生活していただろうということを主張しました。主張にあたって、サリュは様々な文献の内容を踏まえ、交通事故によってEさんが高次脳機能障害を発症してうつ状態に陥り、自殺に至ったことは医学的にも十分に説明が可能である旨を粘り強く主張し続けました。
その結果、過失相殺等はされたものの裁判所からは、交通事故との因果関係を認めた約1500万円の支払いを認める和解案が出て、和解が成立しました。
Eさんのお子さんからは、「母の自殺が交通事故によるものだと認められて、これで母の無念が少しでも張らせたのかなと思います。」とのお言葉を頂きました。

 

事例269:後遺障害等級に応じた正当な賠償を実現。

逸失利益 / 高次脳機能障害 /

2015.09.16

Kさん(20代女性)は、原動機付自転車で走行中、側道から進入してきた自動車に衝突され、びまん性脳損傷の重症を負いました。

Kさんには左片麻痺、高次脳機能障害の重い後遺障害が残り、日常生活でも随時介護が必要な状態になったとして、後遺障害等級(要介護)2級1号が認定されました。

Kさんは若くして交通事故に遭われ、長期の入院を余儀なくされたのみならず、重い後遺障害を残すこととなりました。しかも、重い後遺障害故に、将来にかけて在宅介護も必要でした。Kさんのご両親は長期にわたる入院の付添や、その後の通院の付添、日常生活における介助をされていました。また、将来にわたってKさんの介護をする必要がありました。

サリュは、Kさんに直接的に発生した慰謝料や逸失利益は勿論、ご両親が入通院介護の為に費やされたご苦労に対する損害、介護のために必要な自宅改造費、将来にわたる在宅介護費用も含め、可能な限りの請求を相手方保険会社に対して行いました。

示談交渉の席では、相手方にも弁護士が就き、厳しい交渉になりました。相手方は将来介護費用や逸失利益などについて、かなりの減額交渉をしてきました。厳しい交渉の末、訴訟に至る可能性が十分にありましたが、訴訟へ発展すると事案の解決までに相当程度の時間がかかります。Kさんのご意向、時間的メリットも含めて、サリュはぎりぎりまで粘り強く交渉を続けました。Kさんはリハビリ等の努力の甲斐も有り、相応の介護が必要であるものの、元気に回復されたことも踏まえて、訴訟で判決まで至った場合に見込まれる遅延損害金や弁護士費用の額も視野に入れた交渉の結果、Kさんは自賠責保険金を含めて1億4500万円の示談金を獲得することができました。

本件は後遺障害認定前からのお手伝いでしたが、サリュの適切なアドバイスの下、適切な準備をすることで、無事、適正な等級が認定されました。さらに、本件ではKさんの状態から、成年後見の制度を活用することが妥当と判断し、後見申立のお手伝いもしました。そして、無事、妥当な示談金を獲得することができました。長期にわたるお手伝いとなりましたが、Kさんの現状に対して可能な限りのサポートをさせていただきました。

KさんとKさんのご両親は、交通事故という悲劇に負けず、前向きに人生を送っていらっしゃいます。

 

事例267:異議申立で高次脳機能障害が5級から3級にアップ。

高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2015.09.15

Yさん(40代男性)は、バイクで一般道を直進中に側道から進入してきた自動車と衝突し転倒してしまいました。

Yさんは意識のないまま救急搬送され、頭蓋骨折、脳挫傷、鎖骨骨折等の診断を受け、後に高次脳機能障害や動眼神経麻痺を発症し、一人では日常生活さえままならなくなりました。そんなYさんの状況を心配したご家族がYさんの将来のためにも適切な補償を受けたいと考え、サリュに相談に来られました。

Yさんは家族に付き添われて事務所にいらっしゃいましたが、思うように言葉が出ない、注意力が散漫である等高次脳機能障害によくある症状を呈しており、サリュは高次脳機能障害がどのようなものであるか、Yさんに適切な後遺障害の等級が認定されるようにはどのように後遺障害診断書を書いてもらうべきか等のアドバイスを行った結果、Yさんとそのご家族はYさんの加害者に対する損害賠償請求をサリュに依頼することを決心しました。

その後、サリュは後遺障害の等級申請を行いましたが、Yさんに認定されたのは「軽易な労務以外の労務に服することができないもの(5級)」でした。

自賠責では、高次脳機能障害の後遺障害等級を認定する際に、4大能力(意思疎通能力、問題解決能力、作業負荷に対する持続・持久力、社会行動能力)がどれだけ失われたかでどの等級に当たるかを判断します。

Yさんに認定された5級とその1つ上の等級の3級との大きな違いは、「軽易な労務であれば自立して行えるかどうか。」という点です。

Yさんの場合、近所の農園で簡単な農作業を行っているから、軽易な労務であれば自立して行えるであろうと自賠責で判断されたのでした。しかし、農作業といってもYさんに任されていたのは畑の石拾いや草抜き等の単純作業だけであり、それらも休憩を挟まないと行えないほどでした。また、Yさんは失語症も発症していたため、園内の人とうまくコミュニケーションを取ることができず、一般社会に出たとしても人間関係の構築は困難であろうと予想されました。

そこで、サリュはYさんが通っている農園の園長に詳細に話を聞き、その内容を意見書とした上で異議申立を行いました。

その結果、Yさんの高次脳機能障害の後遺障害等級は5級から3級(終身労務に服することができないもの)に上がりました。

その後、認定された後遺障害等級を基に保険会社との示談交渉を行ったところ、最終的には、自賠責保険も含めて約7500万円の賠償金を回収することができました。

Yさん家族からは、「後遺障害の等級のことだけでなく、成年後見人の申立や傷害保険金の手続きなど多岐にわたってサポート頂きまして本当にお世話になりました。」と喜んで頂きました。

 

事例241:持病が高次脳機能障害1級に寄与したとの保険会社の主張にも、主治医、顧問医との連携で有利な和解を実現。

頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2015.05.21

Fさんは、持病の治療通院の帰宅途中、電柱に衝突するという自損事故を起こしてしまいました。急性硬膜下血腫等の傷害を負い、救急搬送先の病院で懸命の治療がされましたが、徐々に意識状態が悪化していき、高次脳機能障害に起因する意識障害、麻痺等が遺ってしまい、後遺障害1級の認定を受けました。

 

Fさんのご家族は、Fさんが加入していた人身傷害保険、搭乗者傷害保険の保険金を請求しましたが、保険会社は、事故直前にFさんが持病によって意識を失い事故を起こした、と主張し、保険金の支払いを拒みました。また、後遺障害が重度になったのは、Fさんの持病の治療のために服用していた薬(血液がサラサラになり出血が止まりにくくなる薬)のせいで緊急手術ができなくなったせいである、とも主張しました。話し合いは平行線を辿り、保険会社は調停を申し立てました。

Fさんのご家族は、どうすればよいか不安になり、サリュに無料法律相談後、ご依頼されました。

サリュは、主治医に面談をしに行き、持病が原因で事故直前に意識を失った可能性はほとんどなく、また、カルテ等の診療録上、緊急手術をすべき状況ではなかった等の事情を詳細に伺い、医学的意見書を作成してもらいました。

しかし、調停では、保険会社は、保険金の半分の支払いも拒んだため、調停は成立せず、訴訟となりました。

 

訴訟では、保険会社は、著名な医者による詳細な意見書を追加提出しました。極めて医学的専門性の高い争点であり、困難を極めましたが、これに対しサリュは、主治医の作成した医学的意見書を軸に、顧問医(脳外科医)に診療記録、画像等を見てもらい、複数回にわたり相談し、専門的な文献の紹介も受け、主張を組み立てました。その結果、こちらに有利な内容での和解案が裁判所から提示され、無事に解決することができました。

 

Fさんのご家族は、想像以上の結果であり、サリュに依頼してよかった、と喜んでくださいました。

保険会社は、強力な協力医を多数擁していますが、サリュは、主治医、顧問医と連携し、医学的な専門性でも負けません。諦めずに無料相談へお越しください。

 

事例235:万全な準備により高次脳機能障害等で併合6級が認定され、適正賠償を獲得!

高次脳機能障害 /

2015.05.12

Sさん(男性・当時72歳)は、買い物を終えて自転車で自宅へ向かっていたところ、後方から来た自動車に接触され転倒し、頭部を路面に強く打ちつけました。すぐに病院へ救急搬送され、硬膜外血腫、外傷性くも膜下出血と診断されました。しばらくの間、意識障害も続きました。

非常に大きな怪我でしたが、Sさんは幸いなことに日常生活へ復帰することができ、退院後は自宅で療養しながら、通院治療を継続することになりました。しかし、嗅覚の脱失を自覚するようになり、また、同居家族からは「些細なことで怒るようになった」「性格が変わった」「会話の歯切れが悪くなった」と言われるようになりました。そして、主治医からは高次脳機能障害というSさんにとっては全く未知の診断がなされたことで、自覚できない障害が残り、家族に迷惑が掛かるのではないかと不安に苛まれるようになりました。

 

そこで、Sさんは、交通事故賠償を専門にする弁護士を探し始めました。その中でサリュのホームページを見つけ、無料法律相談に行ってみることにしました。高次脳機能障害という医学的にも専門性の高い分野であるにもかかわらず、かなり詳しい弁護士が相談を担当してくれ、必要な検査内容・書類の説明、損害賠償の見込み額についても分かりやすい説明を受けました。それまでは弁護士というのは法律の専門知識だけを持っているイメージでしたが、高次脳機能障害に関する知識の豊富さから、サリュの交通事故賠償への取り組みの熱心さが伝わり、Sさんはサリュに依頼することにしました。

 

高次脳機能障害について後遺障害申請をする場合には、他の傷病に比べて、多くの書類を主治医に作成してもらう必要があり、1つでも漏れがあると、高次脳機能障害として評価してもらえないおそれもあります。サリュでは、これまでの経験から書類作成のポイントを熟知しています。Sさんはサリュから適切なアドバイスを受け、不備のない診断書等を主治医に作成してもらうことに成功しました。その後、自賠責保険へ後遺障害申請を行った結果、高次脳機能障害7級・嗅覚脱失12級相当とされ、併合6級と判断されました。

 

この認定結果を踏まえ、サリュは相手方任意保険会社と示談交渉を行いました。Sさんはこの事故発生後、仕事を辞めざるを得ず、収入が断たれてしまっていました。その分の賠償も請求するという強気の示談交渉を進めました。交渉の結果2625万円(自賠責保険金1275万円を含む)を獲得することができました。

バイク・自転車の運転中の事故では、頭部の外傷を伴うことが非常に多いです。Sさんのように脳の後遺障害が残るおそれもあります。交通事故賠償を取り扱うサリュでは、高次脳機能障害のような脳の障害に関する経験も豊富にありますし、常に弁護士・リーガルスタッフも研鑽を積んでいます。交通事故で高次脳機能障害と診断された方々へのサポート体制もサリュでは万全です。

 

【事例137】煩わしい手続も全部お任せ下さい、精一杯サポートします

高次脳機能障害 / 死亡事故 /

2014.03.09

Rさんは、70代の夫と二人で老後を静かに暮らしていました。ところがある日、Rさんの夫は道路を横断中に自動車にはねられ、脳挫傷等の重傷を負って高次脳機能障害が生じてしまいました。Rさんの夫は食べることも自由にできなくなり、寝たきりになってしまいました。子供もなく、ずっと夫と二人三脚で生きてきたRさんにとっては、とても辛い日々が始まりました。

そんな中、Rさんの奥さんは、加害者側任意保険会社との交渉やいろいろな手続に不安を感じ、サリュにご相談にいらっしゃいました。サリュは、賠償交渉にとどまらず、関連する諸手続もお手伝いするためRさんからご依頼を受けました。

まずサリュは、Rさんの夫の判断能力がかなり低下していたことから、今後の賠償交渉をスムーズに進めるためには後見人を付ける必要があると判断しました。そこで家庭裁判所に後見人選任審判を申し立てました。それと並行して、後遺障害認定を受けるため、後遺障害診断書やそれを補強する資料の作成等の手続も進め、自賠責に対して後遺障害の申請(被害者請求)をしました。

ところが、Rさんの夫は治療の甲斐なく事故から2年余り経って亡くなりました。
後遺障害診断書は、後遺障害等級1級が見込まれる内容でした。自賠責からは、死亡の場合3000万円、後遺障害等級1級の場合4000万円を上限として支払われます。Rさんの夫が亡くなる前に被害者請求の手続をとっていましたので、自賠責は後遺障害の判断をし、等級1級として4000万円が支払われました。

続けてサリュは、Rさんの夫の相続人を確定する作業、全国各地から戸籍謄本等を取寄せる作業を行い、相続人はRさんのほかは、夫のご兄弟だけであることが確認できました。サリュでは、ご兄弟との間で遺産分割の話し合いをするようRさんに勧めました。そして、Rさんがご兄弟と話し合った結果、ご兄弟は皆さん相続放棄し、Rさんが唯一の相続人となりました。そのため、Rさんは自賠責から支払われた4000万円全額を受け取ることができました。

Rさんの夫は高齢で、年金で生活していましたので、逸失利益等の算定額が大きくなく、損害全体が4000万円を超えませんでした。つまり、自賠責の4000万円で損害がすべて補われたことになります。しかし、加害者側任意保険会社は、それとは別に治療期間に対応する慰謝料等300万円余りを支払いました。

さらにサリュは、Rさんに代わり夫名義の財産の名義変更や預貯金解約等の相続手続を行いました。

Rさんは、いろいろ面倒な手続にわずらわされることなく全ての手続を終えることができ、サリュに依頼して良かったとおっしゃって下さいました。

 

【事例112】適正な等級認定を受けることにより、賠償金が約12倍に!

高次脳機能障害 /

2013.10.12

後遺障害の等級認定は、最初にどう認定されるかが重要です。一旦なされた等級をくつがえすことは多大な労力を要します。そして、自賠責へ再請求したすべての案件がくつがえるわけではありません。

しかし、誤った判断がなされたまま示談してしまうことは道理ではないとサリュは考えます。

こちらでは、誤って認定されてしまった等級が、見事にくつがえった例をご紹介いたします。

 

Gさん(30代、女性、主婦)が、サリュへご相談にお越しになったきっかけは、認定された等級がはたして適正な認定であるのかご不安に思われたためです。

 

ご相談時、Gさんは、「事故後、家庭や職場で困ることが増えている。料理が得意だったのに、いっこうに作る気がしないし、家族に辛くあたってしまう。それに、職場でも集中力が低下したり、いらいらが募ったりする。本当にこの等級であっているのか、子供のこともあるし将来のことがとても心配だ。」と、脳挫傷として認定された等級(12級)や提示された賠償金額(289万円)についてご不安な胸の内を訴えられました。

ご相談時に伺った内容から、Gさんには高次脳機能障害の症状が表れていると判断したサリュは、Gさんに、高次脳機能障害の専門病院で、知能検査、記憶検査、脳受容体シンチグラフィー検査などの諸検査を行っていただくようお願いいたしました。

その検査結果から、高次脳機能障害であることがわかる有意な画像所見を獲得できたため、ドクターの新たな意見書、また、日常生活の状況がわかる書面を添付し、自賠責へ再請求を行いました。

その結果、Gさんの後遺障害は、高次脳機能障害として9級が認定され、当初の保険会社の提示額の約12倍となる3600万円の賠償金を獲得いたしました。

不意に交通事故に遭ってしまったうえ、後遺が残ってしまうことは喜ばしくありません。

今後のために、せめて、適正な等級認定を受けること、妥当な賠償金を受け取ることが重要です。そのために、まずは、交通事故の知識がある弁護士に相談することが大切です。

 

【事例110】事故直後からのサポートで適正な賠償額を獲得

高次脳機能障害 / 高齢者 / 股・大腿 /

2013.10.09

サリュでは、重大事故の被害者及びそのご家族に寄り添い、適正な賠償を獲得してゆくことで、少しでも被害者の方やご家族の助けとなり、支えとなるよう尽力しております。

今回もその一事例としてSさん(80代/主婦)のケースをご紹介させていただきます。

Sさんは、ご高齢であるとはいえ、人並み以上に元気で毎日を健やかに過ごしておられました。

ところが、Sさんは、横断歩道を青信号で横断中、強引に交差点に進入してきたトラックに轢かれ、意識不明の重体となり、救急病院に搬送されました。

幸いにも、Sさんは一命を取りとめることができましたが、左足大腿部の切断、脳挫傷による高次脳機能障害及び眼球運動障害(複視:物が二重に見える状態)という重大な障害が残る見込みとなりました。

このような中で、Sさんのご家族は、Sさんの今後の生活や住居の問題、加害者側の保険会社に対する不信感、さらに今後どうなるかわからないという不安感などから、心労が絶えることがなかったため、事故発生から約1ヶ月後、サリュにお越しになり、ご依頼されました。

ご依頼を受けたサリュは、随時ご家族のご要望をお伺いし、入院治療中から、Sさんの転居に伴う引越代等、当面必要な費用の先払い交渉などを行いました。左足大腿部の切断や高次脳機能障害など重傷を負ったSさんは、これまで生活していた自宅に戻ることができず介護施設への入居を余儀なくされたからです。

また、治療終了後は、後遺障害診断書等の作成のためのアドバイスに加えて、事故前後のSさんの変化などをご家族から丁寧に聴取し、ご家族とともに陳述書を作成するなど、後遺障害の申請にあたっても全面的なサポートにあたりました。

その結果もあり、Sさんの後遺障害は、自賠責保険より併合第2級が認定されました。

しかし、サリュは、適切な後遺障害認定を目指すだけではありません。高次脳機能障害等、重度の後遺障害が認定される事件では、被害者ご本人の判断能力が乏しくなっている場合が多く、その場合は家庭裁判所において成年後見の申立を行わなければなりません。残念ながらSさんも高次脳機能障害の影響により判断能力が乏しくなっておられましたので、サリュは成年後見の申立てにあたっても、ご家族をサポートし、無事にご家族が後見人に就任することができました。

ご家族がSさんの後見人に就任された後、サリュは加害者側の保険会社と示談交渉にあたりました。その結果、慰謝料はもちろんのこと、Sさんの将来の介護費用や車椅子の費用などを含めて、Sさんのご家族のご要望に沿った内容の賠償金を獲得することができました。

事件の解決後、ご家族から「事故のストレスから解放され、少し元気を取り戻しました。サリュに感謝しています。」とおっしゃっていただき、お礼のお手紙もいただくことができました。

 

【事例88】診断名が付されていなくても新しい資料を準備することで高次脳機能障害が認定!

高次脳機能障害 /

2013.08.22

主婦のAさんは自転車で走行中、信号のない交差点にて、一時停止線で停止せず進入した自動車と衝突するという事故に遭いました。

Aさんは、事故後意識不明のまま救急車にて搬送され、脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋底骨折、頚椎捻挫等と診断されました。

Aさんは退院後も治療を続けていましたが、事故以降の倦怠感や身体の痺れ、めまい、今後のことへの不安感などから、病院への足が遠のいていました。ちょうどそんな頃に、インターネットでサリュのことを知り、相談に来られました。

サリュは、損害賠償手続の流れを説明のうえ、後遺障害申請に関して全面的にサポートすることをお約束し、Aさんからご依頼をいただきました。

この時すでに、Aさんには、集中力が持続できない、気分が落ち込むことが多い、無気力等の症状が続いており、高次脳機能障害が疑われました。しかし、それまでの診断書には、高次脳機能障害との診断名は書かれておらず、高次脳機能障害として後遺障害が認められるか否かが危ぶまれました。

しかし、サリュは、Aさんの状況からすれば高次脳機能障害で後遺障害認定を受けなければ正当な賠償は得られないと考えました。

そこでサリュは、後遺障害診断書だけでなく、高次脳機能障害認定の必須資料である日常生活状況報告書などについてもAさんと2人3脚で取り組み、後遺障害の認定手続にむけて資料の準備を万全にしました。

このようなサリュの取り組みの結果、Aさんには、上肢の知覚鈍麻や疼痛、頭痛、吐き気等の症状について、本件事故の脳外傷に起因する高次脳機能障害として無事に9級10号が認定されました。

そして、その後の示談交渉でも、過失割合も含め、ほぼAさんの希望どおりの金額で示談することができました。

最後にAさんは、『右も左もわからない、一番つらい時に相談に乗ってくれて、適切な解決に持って行ってくれて本当に助かりました。』、と仰ってくださいました。

担当弁護士、スタッフともに本当にAさんのお手伝いが出来て良かったと思っております。

 

【事例86】将来介護費が3倍以上に、総額も1億円以上アップ!

高次脳機能障害 /

2013.08.16

相談にいらっしゃったYさんのお子様であるAさんは、事故当時小学生で集合場所に集まる際に道路を横断しようとしたところ、Aさんに気付くのが遅れた加害車両に衝突されてしまいました。

Aさんは、上記事故の結果、外傷性くも膜下出血、広範囲脳挫傷、左上腕骨骨折、右下肢骨折等の重傷を負ってしまいました。

その後、1年以上に亘り治療を続けたものの、高次脳機能障害による嚥下障害、構音障害、排泄機能障害、四肢体幹失調等の後遺障害が残存してしまいました。

結果として、Aさんには自賠責で後遺障害1級1号などの認定がされました。
当初Yさん自身で相手方の保険会社から8000万円強の賠償案の提示を受けていましたが、その金額が妥当なのか不安もあったため、インターネットでサリュを調べてご相談に来ていただきました。

サリュは、Yさんとの法律相談の中で、Yさんが今回のAさんの事故に適用できる人身傷害保険特約に加入していることを伺いました。

サリュは、今回の事故では、Aさんにも過失があるため、人身傷害保険から保険金をうまく受領することによって、Aさんの過失分についても十分な賠償を得られると判断し、まずYさんが加入している人身傷害保険会社に7000万円(自賠責保険金4000万円を含む)の請求をした上で、加害者に対し、残額を請求する訴訟を提起しました。

訴訟においては、Aさんの将来介護費用が主な争点となりました。
サリュが代理人となる前の示談交渉では、保険会社から月額10万円程度で、合計2300万円の将来介護費の提案を受けていましたが低額にすぎ、正当な金額ではありませんでした。

そこで、サリュが訴訟においてYさんら家族による実際の介護状況等に鑑み、将来における介護の必要性を強く主張しました。

裁判所における和解案においては、Aさんが養護学校に通学している間は1日当たり5000円、その後Aさんの親であるYさんが67歳となるまでは1日当たり8000円、その後については1日当たり1万8000円とされ、サリュが代理人になる前の3倍、合計で7800万円程度の将来介護費が認定されました。

将来介護費以外についても大幅に増額し、人身傷害保険金から受領した7000万円を控除した上で、更に加害者から1億2000万円程度支払われることになりました。

サリュへ依頼する前は8000万円強であった賠償額が、最終的に合計して1億9000万円に増額したことになり、Yさんらご家族の皆様に感謝のお言葉をいただきました。

 

【事例84】高次脳機能障害 1年間自覚なかったがサリュの勧めで専門医受診し7級獲得

頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.07.28

Eさん(40代・男性・会社員)が、信号機のない交差点を横断していたところ、進行方向左側から右折してきた加害車両がEさんに気付かず交差点に進入してきたため、Eさんは同車両と衝突し、その場に転倒しました。Eさんは、転倒により、脳挫傷、外傷性くも膜下出血、右脛骨高原骨折等の傷害を負いました。

骨折については、治療を継続することで、可動域に制限は残っているもののある程度回復してきました。しかし、事故後しばらくたってから、Eさんの家族は、Eさんが怒りっぽくなったと感じるようになり、また、職場でも、取引先との待ち合わせ時間が分からなくなったり、電車に乗るときに逆方向に乗ってしまう等、事故前には全く見られなかった状況が散見されるようになりました。

Eさん自身は、そこまでおかしいという自覚はありませんでしたが、周りから指摘されたEさんは、不安になり、また家族の勧めもあって、事故から約1年を経過した頃、サリュに相談に来られました。

サリュは、Eさんのお話を聞いて、高次脳機能障害ではないかと考え、専門医のいる病院へEさんとともに行くことにしました。事故から約1年半が経過していましたが、お医者様は親身にお話を聞いてくださり、必要な検査等をしていただけることになりました。
検査の結果、Eさんは、事故による脳外傷に起因する高次脳機能障害であろうと判断されました。そこで、サリュは、これらの検査結果を元に後遺障害の申請を行い、高次脳機能障害については、7級が認定されました。

その後の示談交渉については、高額案件ではありましたが、スムーズに進み、自賠責からの回収額を合わせて、合計5075万円を獲得することができました。

Eさんからは、自分の症状が一体何なのか分からず、つらい日々を過ごしてきましたが、後遺障害として認定されたことで、病気は完治しないにしても、周りの人の理解を得られるようになり、精神的に楽になりました、と感謝のお言葉をいただきました。

 

【事例75】高次脳機能障害なのに逸失利益0? 示談金額を約1000万円増額

逸失利益 / 頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.07.08

Uさん(60代後半、男性)は、信号のない交差点を横断中、右折のトラックに轢かれ、
脳挫傷等の怪我を負い、高次脳機能障害として9級10号の後遺障害を残しました。

しかし、保険会社から提示された示談の内容は「逸失利益はほぼないため、示談額は合
計650万円。」という到底納得のできる内容ではなかったため、Uさんとその家族は保険
会社と交渉を行うことに限界を感じ、サリュに相談に来られました。

サリュは、①Uさんは高齢ではあるが、事故前は警備員のアルバイトをするなどして元気であったこと、②高次脳機能障害の影響で物事を忘れやすく、感情のコントロールが困難になったため、アルバイトも辞めてしまったこと、③上記症状は今後改善の見込みが乏しいこと等に着目し、逸失利益がないとする保険会社の主張は明らかな誤りであるとして示談交渉を行いました。

最終的には、逸失利益の計算額は、「基礎収入は年齢別平均賃金、喪失期間は平均余命の2分の1」としたサリュの主張が全て認められる形となり、結果、当初の保険会社提示の額から1000万円弱増額の1500万円で示談が成立しました。

 Uさんからは、損害積算の方法についての説明が理解しやすかったこと、当初の保険会
社提示の額よりも大幅に増額して示談ができたことについて、大変喜んでくださいました。

 

【事例70】記憶力を失い職も失う…自賠責等級なしから裁判和解12級

非該当から12級を認定 / 頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.07.02

Dさん(30代男性・会社員)は、自転車で道路を横断中、自動車に横からぶつけられて転倒し、頭を強く打ってしまいました。

Dさんは、しばらく仕事を休んだ後、仕事に復帰しましたが、その1年後に、仕事で大きなミスをしていることが発覚し、首になってしまいました。Dさんは、1年間、同じミスをし続けていたのですが、自分ではそのことに気付いておらず、周囲もDさんを信頼していたため、そのことに気付かなかったのです。

その後、Dさんは、高次脳機能障害と診断され、記憶力や集中力など、様々な能力に問題があることが発覚しました。このように、高次脳機能障害は、周りから見ると一見普通の人に見えるので、診断が遅れることがあるのです。

Dさんは、サリュを訪れ、高次脳機能障害としての補償を受け取ることができるよう、依頼をされました。

確かに、Dさんは、高次脳機能障害と診断されていましたが、脳の画像には異常が映っておらず、自賠責で高次脳機能障害と認めてもらうのは、大変難しい状況でした。

サリュは、高次脳機能障害の専門医に診察してもらい、画像に映らない異常もあることを意見書にして、自賠責保険に後遺障害の認定を求めました。

しかしながら、案の定、顔の傷痕等の他の後遺障害は認められても、高次脳機能障害は認められませんでした。

そこで、サリュは、裁判を起こし、Dさんに別の医師の診察も受けてもらい、意見書を提出しました。

さらに、Dさんと奥さんには、裁判所で尋問を受けてもらい、記憶ができないことなどに関するエピソードを話してもらいました。

裁判所は、画像がないことの難しさはあるものの、和解としては12級相当の損害は認められるとして、当初、和解を拒んでいた保険会社もこれに応じることになりました。

 

【事例69】高次脳機能障害5級 収入の減少なくとも7000万円賠償

過失割合 / 頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.07.01

Kさん(40代男性・会社員)は、一流企業の課長として将来を嘱望されていましたが、バイクで会社に向かう途中、右折してきた車にはねられ、意識不明の重体となりました。

Kさんは、辛うじて一命を取り留め、意識も回復したものの、ものが覚えられず、職場復帰はとても難しい状況でした。

しかしながら、Kさんの会社は、Kさんのこれまでの貢献を考え、リハビリ目的で職場に復帰させた上に、以前の収入を維持したまま、再びKさんを迎え入れました。

こうして、Kさんは、職場に復帰したものの、残念ながら、以前のようには働けない状態が続きました。

Kさんやご家族は、このままの状態ではいずれ職を失いかねない、そうなったときに備えてきっちりと補償を受けておかないとという思いで、サリュに依頼されました。

サリュは、高次脳機能障害5級といえども、職場に復帰した上に、収入が減少していないということだと、賠償金が大幅に減額されかねないと考え、Kさんの会社に赴き、Kさんの収入を減額していない理由を聞いて陳述書にまとめたり、退職金の減額の可能性、雇用延長がなされない可能性等を証明書にしてもらうなどして丁寧に立証していき、7000万円での和解を成立させました。

Kさんには、「サリュの先生が当初説明していたとおりの結果になりましたね」との言葉を頂きました。

 

【事例61】将来の介護費に過失割合 難題山積の事案を解決

過失割合 / 頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.06.19

Bさん(30代・男性・会社員)が、自転車に乗車し交差点に進入したところ、黄色信号で交差点に進入してきた加害車両に衝突され、Bさんは、脳挫傷、急性硬膜外血腫、頭蓋骨骨折等の傷害を負い、合計約9か月間の入院と1年半の通院を余儀なくされました。

 

Bさんは、怪我が大きく、記憶障害等の症状が見受けられたことから、今後について、不安を抱いたご家族が、サリュに相談に来られました。

 

サリュは受任後、Bさんが、高次脳機能障害の診断を受けていたことから、高次脳機能障害に関する書類も添付したうえで、後遺障害等級申請を行い、高次脳機能障害について、3級の認定を受けました。

 

示談交渉においては、将来の介護費、過失割合等が主な争点になりました。
将来の介護費については、当初、相手方は一切認めない旨の回答をしてきました。
サリュは、将来の介護費を一切認めないことは、Bさんの現在の生活状況等を考慮しておらず妥当でないと考え、将来の介護費を認めさせるべく、Bさんの症状について、医師への医療照会を行ったり、保険会社の担当者に直接Bさんに会っていただく等して、Bさんの窮状を訴えました。
その結果、相手方は、将来の介護費を一定額支払う旨の回答をしてきました。
過失割合については、Bさんには事故時の記憶がなく、刑事記録や過去の裁判例からすると、Bさんには、30%の過失が認められてもやむを得ない状況でした。もっとも、交差点に進入してきた際、相手方が速度超過であったっことを踏まえ、Bさんの過失割合を、25%とすることで話がまとまりました。

 

Bさんのご家族からは、自分たちの力では、満足いく解決を得ることはできなかったと思いますと感謝のお言葉をいただきました。

 

【事例34】自賠責保険の使用を拒否され異議申立!高次脳機能障害で併合8級認定!

頭部(脳) / 高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2013.04.05

Iさん(41歳・女性)は、バイクで走行中、合流車線から合流してきた加害車両に衝突されるという事故に遭われました。Iさんは、頭部を強く地面に打ちつけ、病院では、頭蓋骨骨折、脳挫傷、気脳症、硬膜下血腫、左股臼蓋骨折との診断がなされました。

通常、交通事故の被害者は、加害車両が加入している自賠責保険会社に対して、後遺障害申請を行います。ところが、Iさんは、自賠責保険の適用を拒否されてしまいました。これは、この事故の加害車両が、実はIさん所有の自動車で、たまたま友人に自分の車を運転してもらっていたので、「自分の」車に轢かれたということになり、自賠責保険の適用対象である「他人の」車による事故ではないという理由からでした。

しかし、自分が所有する車に轢かれてしまったとはいえ、Iさんが交通事故の被害者であることには変わりありません。自賠責保険が使用できなければ、後遺障害認定も、認定等級に基づいた損害賠償も受けられません。Iさんは、重篤な後遺障害を負っているのにもかかわらず、杓子定規に要件に該当しないと判断されるのは、到底納得できるものではありません。

そこで、サリュは、裁判の可能性も視野に入れつつ、他人が運転した自己車両の場合でも、自賠責保険の使用が認められた判例を調査し、今回の事故が「他人の」車による交通事故だと認めさせるための、異例の異議申し立てを行いました。長い審理の結果、損害保険料率算出機構は、今回のケースで自賠責保険の支払いを認める判断をしたのです。

Iさんは、すでに労災において、後遺障害8級の認定を受けており、自賠責でも同じ等級を取れれば、多くの保険金を受領できます。サリュの弁護士が医師に面談し、後遺障害診断書の書直しや諸検査の実施についてお願いをしました。その甲斐あってか、無事、自賠責保険から併合8級の後遺障害認定を受けることができ、自賠責保険金1296万円と相手保険会社からの示談金900万円の、合計2196万円の取得に成功しました。

Iさんには、自賠責の等級取得や、高額の損害賠償金の取得を大変喜んでいただきました。特に、「弁護士が医師面談に同行までしてくれるとは思っていなかった」と当方のサービスを評価してくださいました。

 

【事例20】高次脳機能障害なのに8年で回復? 示談金額を2000万円増額

頭部(脳) / 高次脳機能障害 / その他等級変更 /

2013.03.14

Iさんは、バイクで事故に遭い、脳挫傷、右鎖骨骨折などの怪我を負い、高次脳機能障害
9級10号及び鎖骨の変形12級5号の併合8級の後遺障害を残しました。

しかし、保険会社から提示された示談の内容は「逸失利益は9級ベース、労働能力喪失
期間は8年間で示談額は合計1300万円。」といったもので、将来に大きな不安を
感じているIさんにとって到底納得のできる内容ではなく、保険会社の対応に強い不信感
を覚え、サリュに相談に来られました。

サリュは、①Iさんが高次脳機能障害のために物事を忘れやすくなっており、事故後の収入が事故前よりも減少していることに着目し、Iさんの労働能力喪失期間は少なくとも67歳までは続く、②基本的に鎖骨の変形は労働能力には直接関係しないものの、Iさんが鎖骨に痛みや違和を感じていることから労働能力の喪失に多少なりとも影響を及ぼしている、として示談交渉を行いました。

最終的には、逸失利益の計算額は、サリュの主張がほぼ認められる形となり、結果、当初の保険会社提示の額から2000万円増額の3300万円で示談が成立しました。

 Iさんからは、損害積算の方法についての説明が理解しやすかったこと、当初の保険会
社提示の額よりも大幅に増額して示談ができたことについて、大変喜んでくださいました。

 

【事例04】事故から10年 自賠責14級から裁判和解で12級 1500万円獲得

14級から12級を認定 / 頭部(脳) / 高次脳機能障害 /

2013.02.20

 Aさん(38歳、会社員)は、自家用車を運転中、目の前の信号が赤になったので、停車して信号が変わるのを待っていたところ、後方から走ってきた車両に追突されるという事故に遭いました。

 後方の車両は、Aさんが乗車する車両の下に潜り込むような形で追突してきたので、Aさんの車両は、一旦持ち上げられてから降ろされた状態となり、Aさんの体には大きな負担がかかりました。

 事故直後、Aさんはすぐに意識を失い、気づいた時には、意識が朦朧とし、後頭部と首に痛みを感じながら、どうにか車外へ出て、やってきた救急車で病院へ搬送されました。

 Aさんは、元々信用金庫に勤めていました。Aさんはとても優秀な方で、主任、副課長と昇進するほど、仕事が出来る方でした。
しかしながら、この事故による怪我の影響で、仕事が出来なくなりました。なぜなら、Aさんは、記憶することがだんだんと出来なくなっていったからです。それに加えて、感情のコントロールもうまく出来なくなり、他人とのコミュニケーションも苦手になりました。当初は「頚椎捻挫」と診断されていたAさんにとって、なぜそういう症状が出るのか、全く分かりませんでした。

 事故から約7年間、Aさんは自分の症状の原因を探すべく、通院を続けました。
 Aさんは、自分で何度も後遺障害の申請をしましたが、頚椎捻挫に伴う神経症状で14級9号などが認定されるだけで、記憶障害や感情のコントロールが出来なくなったことなどの障害は全く認められませんでした。

 この頃、Aさんはサリュにご依頼されました。サリュは、Aさんの症状が非常に重く、とても14級9号の後遺障害で示談交渉をするのは妥当でないと判断し、また、Aさんの症状は、「高次脳機能障害」の可能性があると考え、専門医への面談を実施し、同医師の診断書や意見書を元に裁判で訴えることにしました。

 裁判所は、Aさんのこの事故による後遺障害について、はっきりと「高次脳機能障害」であると断定はしませんでしたが、後遺障害の程度は12級相当であると判断し、それを前提とした裁判所の和解案で、裁判は終結しました。

【金額】
既払金約1000万円(自賠責保険金75万円を含む)を除き、最終的に1500万円の和解金で裁判上の和解が成立。

 

なぜ、サリュは強いのか?
The reason for our strengths

リーガルスタッフシステム
Legal staff system

顧問ドクター
Advisor doctor

元損保弁護士ゆえ
Advantage

最新解決事例
Achievements

フルサポート
Full support

勉強会・研修会
Seminar

生きた解決事例
Case study

依頼者の声
Client's voice

三ツ星コラム
Column

弁護士&リーガルスタッフ
Lawyer & Legal staff

ピックアップインタビュー
Pick up interview