SALUT 弁護士法人サリュ

最新解決事例

事例210:医師面談等の手間を惜しまず、確実な方法・手順で等級獲得を目指します

手(手首・手指) /

2014.11.20

Sさん(男性)は、乗用車で停車中に後方から追突され、頚椎捻挫・左手打撲等の傷害を負いました。
事故から3ヶ月後、Sさんはサリュの無料相談へ来られ、後遺障害申請や示談交渉を依頼されました。
Sさんは、左手親指の症状がもっとも強く、日常生活や仕事上でも不便を生じていたため、左手打撲の診断に疑問を抱き、手の専門病院で精密検査を受けることにしました。その結果、左母指MP関節尺側側副靭帯損傷と診断されました。
事故後約7ヶ月半にわたり治療を受けたものの、左母指の疼痛・可動域制限の症状が残り、症状固定となりました。
ここでサリュは、今回の事案は、左母指の靭帯損傷により可動域制限が出ており、骨折等の可動域制限と異なり、様々な観点から医学的見解を確認する必要があると判断しました。そのため、医師に後遺障害診断書の作成をお願いする前に医師面談を行い、医学的見解を確認しました。そのおかげで、適切な内容の診断書ができあがり、サリュは自賠責保険に対する後遺障害申請(被害者請求)を行い、左母指の可動域制限で10級7号の認定を受けることができました。

その後の示談交渉では、サリュがあきらめずに粘り強く交渉を続けた結果、自賠責保険金461万円とは別に3000万円の賠償金を回収することができました。
医師は怪我を治す専門家ではありますが、後遺障害等級を獲得するための知識は持ちあわせていないことも多いです。医師の医学的所見を後遺障害診断書へ適切に反映させるために、サリュは必要であれば医師面談も行い、後遺障害等級獲得においても万全なサポート体制を確立しています。

 

事例209:非該当・主夫業の被害者が訴訟で相当な賠償額を受けた

休業損害 / 手(手首・手指) /

2014.11.14

事故当時、主夫業とアルバイトに従事していたAさん(男性)は、駐車場内を歩行中、駐車場から出て曲がろうとしてきた自動車に衝突され、倒れこんだ際、右手親指の骨折(右母指基節骨骨折)の傷害を負いました。
Aさんは、事故から約1年間、加害者側の保険会社の担当者への対応を自ら行っていましたが、同担当者の理不尽かつ不誠実な言動に疲れ果て、サリュとは別の法律事務所へ依頼をしました。ところが、その事務所の弁護士が交通事故にあまり詳しくないと感じたため、Aさんは、セカンドオピニオンとして、サリュへ相談に来られ、当事務所へ依頼をして下さいました。

サリュでは、受任後、Aさんが通院した医療機関より、カルテや画像資料を取り付け、サリュが受任する前に出ていた認定結果(自賠責保険における後遺障害等級は非該当でした。)の分析、異議申立手続きの検討をさせて頂きました。
その結果、異議申立に十分な材料はないものと判断し、まずは示談交渉を進めました。そうしたところ、相手方保険会社は、男性の主夫業であるから、休業損害は認められないとして、82万5308円の提示を出してきました。当然ながら、Aさんもサリュも納得出来ず、Aさんと相談した結果、訴訟による解決を試みることを選択しました。

訴訟において、相手方は、「Aさんには休業損害も認められないし、後遺障害もない。ましてや事故態様においても過失が10%はある。」との主張を展開してきました。
サリュでは、刑事記録に基づく事故当時の状況を精査し、また、Aさんの事故前と事故後の生活状況を対比しながら、この事故による傷害がAさんにどれほどの影響を及ぼしてきたかなどについて、丁寧に主張(反論)しました。
裁判所は、サリュの主張立証を受け止め、和解案として、賠償額270万円(相手方保険会社から支払われた金額を除いて)の提示を出し、サリュも相手方もそれを了承しました。

Aさんは、この事故に遭われ、とても大きな傷害を負い、ただでさえ苦しい日々が続いていたにもかかわらず、相手方保険会社の担当者の不誠実な言動に苛まれ、本当に辛い状態でした。
しかしながら、Aさんは、本件が解決し、事件終了のご挨拶の際、担当弁護士とスタッフに対し、「サリュにお願いして良かった。やっとひとつの区切りをつけることが出来た。先生もスタッフの方も、本当に親身になって私の立場になって頑張ってくれた。ありがとう。」と言って下さいました。
サリュでは、どのような事件であったとしても、法人の力を結集して事件解決にあたり、事件が終わった際、依頼者に笑顔を見せて頂くことを糧に、日々業務に従事しています。

 

事例208:会社役員であった被害者の休業損害が訴訟で認められた

休業損害 / 会社役員 /

2014.11.13

Aさんは、事故当時、会社役員(一人会社の代表取締役)でした。
赤信号で停車していたところ、後ろから自動車に追突され、頚椎捻挫や腰椎捻挫を受傷しました。
事故から約6ヶ月後、Aさんは、治療を続けていましたが、今後のことが気にかかり、サリュへ相談に来られ、事件の解決を依頼されました。

サリュでは、それまでの治療経過や症状の推移などを把握し、Aさんと話し合いながら、事故から約9ヶ月経過した時点で「症状固定」をし、後遺障害等級認定の手続きをとりました。その結果は非該当でしたが、Aさんご自身も、ご納得され、異議申立の手続きは取りませんでした。
その後、サリュでは、相手方保険会社と示談交渉進めましたが、相手方保険会社は、そもそもAさんは会社役員であるから、休業損害は発生していないというスタンスで認めず、70万1710円の提示を出してきました。
サリュは、この提示額は承服しかねると判断し、Aさんの了承を得て、裁判をすることにしました。

訴訟において、相手方は、「Aさんの治療期間約9ヶ月は長すぎる、Aさんは会社役員で給与ではなく役員報酬を貰っているのだから休業損害は認められない、会社の売上自体は事故後上がっているのだから、会社にも損害は出ていない。」との主張を展開してきました。
サリュでは、治療期間については主治医の判断を基礎とし、Aさんの休業損害については、決算書を元にAさんの仕事の状況、売上の内容、利益の減少などの事実を積み重ね、この事故によって、Aさんには間違いなく休業損害が生じていると主張(反論)しました。
裁判所は、サリュの主張立証を受け止め、Aさんの会社は、売上は増加しているものの、役員報酬を考慮しない営業利益は減少しており、これはこの事故によるものであると判断し、Aさんの休業損害を認めました。
その結果、裁判所の判決に基づく賠償金は160万9538円となりました。

Aさんは、示談交渉の際に相手方保険会社が提示した賠償額で比べ、約2倍の賠償額を受ける結果となり、大いに満足して下さいました。
サリュでは、会社役員だからといって休業損害などは生じないと安易に考えず、その方の仕事の実態を正確に把握することに努め、交通事故に遭われた被害者の損害を少しでも回復されるよう、日々努力を重ねています。

 

事例207:親身な相談と迅速な対応で笑顔が戻った

顔(眼・耳・鼻・口・顎) /

2014.11.12

Mさんは近所の同じ犬に2回噛まれるという悲劇に見舞われました。
1回目の受傷は当事者間で示談をし、飼い主に対して鎖できちんとつないでおくように求めたものの改善されない中での2回目の受傷でした。
顎に2か所の深い傷を負った痛みとまったく誠意のない飼い主の対応によりMさんの日常から笑顔が消えました。Mさんは2回目の受傷後、サリュを訪れました。

Mさんの顎には見るからに痛々しい傷がくっきりと残っていました。これまでの経緯をお伺いして、治療を続けながら飼い主の対応をみていくことになりました。
飼い主は治療費とごくわずかの慰謝料をもとに債務確認調停の申立をしてきました。Mさんは、サリュの相談を受けながら、ご自身でその調停に臨まれましたが、その調停において想定外のストレスを味わうことになったのです。
それは、信頼をおけるものと認識していた調停委員の対応に対する不信感でした。
調停委員は第1回の調停において、いわゆる「赤い本」の基準をベースにして損害額を算定すると明言されたのに、第2回の調停では「赤い本」の基準は取れないと180度方針を覆すなどといった迷走する姿勢に対する不信感でした。
そのような不信感を抱いた中、相手方の弁護士から解決金の提示がありました。
その話を聞いたサリュは、このままではMさんの苦しみは伝わらないと考え、調停の途中より代理人として全面的に支援することにしました。

サリュでは、Mさんの損害は飼い主が主張しているものにとどまらないと考えましたので、資料をそろえ、入通院慰謝料、休業損害、後遺障害慰謝料を算定し、飼い主に適正と思われる損害額の提示をしました。
後遺障害慰謝料については、自賠責の認定がなされていたわけでなかったのですが、顔面部3センチメートルの線条痕として12級相当の後遺障害ということを前提に算定しました。
サリュより具体的な提案を示したことで、その次の調停期日では建設的な話し合いがもてました。Mさんに言わせれば、サリュが代理人として全面的に支援するようになったことで、調停の雰囲気も一変したとのことです。
サリュが調停に出頭したことで、結果として相手方弁護士からの提示額の1.5倍の金額での和解となりました。

Mさんは金額面での納得よりも、いつになったら終結するのか先が見えない状況にあったものが、サリュを通したことで迅速な解決へと導かれたことに対して満足されていました。
Mさんは顔の痛み、飼い主の不誠実な対応、調停委員への不信感という苦しみで日常から笑顔が消えてしまったとおっしゃられましたが、サリュの客観的かつ迅速な処理と被害者に親身に寄り添う姿勢に厚い信頼と親近感を抱くようになられました。
事件終了のご挨拶をしたときに「サリュのファンになりました。勤務先の同僚にもサリュのこと話しているんです」と言われたときのMさんの笑顔はたいへん印象的でした。

 

事例206:顔面の醜状障害で労働能力喪失率25%認定!提示額の2倍以上の金額を獲得

逸失利益 / 顔(眼・耳・鼻・口・顎) /

2014.11.11

Sさん(事故当時18歳、女性)は、知人の運転する自動車の後部座席に乗車していたところ、交差点で別の自動車と衝突する事故に遭いました。
事故の際、乗っていた自動車の窓ガラスが飛んできたことにより、Sさんは顔面に傷を
負いました。Sさんは、1年以上治療を行いましたが、複数の線状痕及び瘢痕が残ってしまい、後遺障害等級第7級12号の認定を受けるに至りました。
サリュは、Sさんの将来を心配されたSさんのお父様からご相談を受け、Sさんが適切な補償を受けることができるよう、お手伝いをさせていただくこととなりました。

当初の交渉において、保険会社は、後遺障害について自賠責保険金額と同額である1051万円しか賠償義務はなく、トータルで約1100万しか払わないという賠償案を提示してきました。つまり、顔の傷跡は仕事に影響を与えないという判断をしてきたのです。
顔の傷跡、いわゆる顔面醜状は、身体的な機能に支障を及ぼすものではないことから、労働能力の低下を来さないとして、裁判においても、逸失利益が認められないケースが多数あります。
しかし、サリュは顔面醜状の場合でも、逸失利益は認められるべきであると考え、Sさん親子と相談し、訴訟を提起しました。サリュは、Sさんから事故前後の生活の変化や、将来に対する不安等をお聞きし、訴訟において、将来の職業選択の制限、就労機会における不利益性、対人関係への影響等を主張立証していきました。
また、訴訟となった途端、加害者側の弁護士は、知人が運転に未熟であることを知っていながら自動車に同乗していたのではないか、ガラスで怪我をしたのはSさんがシートベルトをしていなかったからではないか等と、Sさんに過失があると主張してきました。サリュは、事故態様に照らして、自動車の後部座席に乗車していただけのSさんに、責任は一切ないと反論をしました。
結果として、裁判所より、Sさんに過失は一切ないこと、逸失利益については、顔の傷で労働能力が25%喪失したこと、労働能力喪失期間はSさんが67歳になるまで続くことを前提とした2900万円超の和解案が提示され、裁判上の和解が成立しました。

Sさん親子は、納得のいく賠償を受けることができ、サリュに大変感謝してくださいました。

 

事例205:14級で労働能力喪失期間10年を認めさせ、約640万円獲得

逸失利益 / 胸・腰(骨盤) /

2014.11.10

Bさん(女性・兼業主婦)は、福岡県太宰府市内の普段からよく利用している道路の横断歩道を、自転車に乗って、渡りきろうとした直前、対向左折車両が横断歩道に進入してきて衝突し、自転車もろとも転倒するという事故に遭われました。Bさんは、この事故により、骨盤骨折、腰椎の横突起骨折等のけがを負い、約3か月間の入院を余儀なくされました。事故から約10か月が経過し、Bさんは、そろそろ症状固定ということで、相手方の保険会社から、後遺障害診断書を医師に書いてもらうようにと言われましたが、果たして医師にどのように書いてもらったらいいのか、今後、保険会社とどのように交渉していったらいいのか等について不安を感じられ、福岡市外と少し距離があったものの、直接弁護士の話を聞きたいと、サリュに相談に来られました。

サリュは、Bさんのお話をお伺いしたうえで、サリュにご依頼いただければ、後遺障害診断書作成の際のポイントをお伝えすることができる旨、今後の交渉はすべてサリュが窓口になるので、精神的な負担も減る旨をお伝えしました。Bさんは、ご家族と相談されたうえで、ここなら安心して今後の手続きを任せられるのではないかと、サリュにご依頼してくださいました。
Bさんはすでに症状固定をされていましたので、サリュは、ご依頼を受けた後、早速、診断書等を取り寄せて、後遺障害診断書の作成についてアドバイスをさせていただきました。その結果、Bさんは、骨盤骨折後の痛みについて、後遺障害等級14級9号の認定を受けることができました。

その後、サリュは、Bさんの損害賠償額を計算することになりましたが、Bさんは、左股関節付近の痛みのため、階段の昇降や子育てといった日常生活はもとより、パートでも重い荷物が持ちづらくなる等、苦労が絶えないという状況でした。このようなBさんの状況に照らせば、Bさんの労働能力喪失期間について、14級で通常認められる5年とするのは、短すぎるのではないかとの結論に至りました。
そこでサリュは、14級で5年より長い期間、労働能力喪失期間を認めている裁判例を探し、Bさんの生活状況に一番近い裁判例を添付したうえで、保険会社に対して、12級相当の10年として計算した示談金の提案をしました。
サリュの提案に対して、相手方は、こちらの主張する10年間の労働能力喪失期間を認めたことから、Bさんは、最終的に641万2108円の賠償金を獲得することができました。

Bさんからは、当初、弁護士に相談するべきことかどうか、迷った末、福岡事務所に伺ったが、後遺障害の申請から示談まで、全てサポートしていただき、精神面でも負担が減った、勇気を出して、事務所にいってよかったと感謝のお言葉をいただきました。
サリュでは、依頼者の方の事故後の就労状況や生活状況について詳しくご事情をお伺いしたうえで、依頼者の方が、最大限に補償を受けられるよう、日々努めております。

 

事例204:顧問医の協力で、初診医が見逃した骨折を認定させ、等級上昇

膝・下腿(脛) /

2014.11.07

車庫入れに苦慮している車を見掛けたEさんは、親切心から誘導していたところ、運転手の操作ミスのために車に衝突され、両膝高原骨折等の負傷をしました。

Eさんは救急搬送されましたが、初診でEさんを診た医師は、Eさんの片方の膝の骨折を見逃し、診断書に記載をしませんでした。
その後、転院先の医師が骨折を発見し、Eさんは両膝について治療を受けることができました。ところが、後遺障害の申請をしたところ、初診時に所見のない膝については認定の対象とならず、所見のあった方の膝についても、14級9号の認定しかなされませんでした。

そこで、サリュの顧問医に相談し、Eさんの両膝の受傷状況・その後の経過・現在の状況等を詳細に書き記した書面を添えて、異議申立てを行いました。
そうしたところ、サリュの主張が全面的に容れられ、右膝・左膝それぞれで12級13号、両側で併合11級との認定になりました。
併合11級を主張して賠償交渉に臨み、最終的に、自賠責賠償金を含めて1600万円以上の賠償金をEさんにお返しできました。

力を使う仕事に就いていたEさんは、両膝を痛めたことで、将来に大きな不安を抱えていましたが、サリュがお手伝いしたことで、その不安が少なからず解消した、とのお言葉をいただきました。

 

事例203:被害者本人はもちろん、その家族にとっても、支えになりたい

脊髄損傷 /

2014.11.05

通勤途中のDさん(20代)が青信号に従いバイクを発進させたところ、Dさんの進行道路と交差する道路から、赤信号を無視した自動車が猛スピードで交差点に飛び込んで来ました。Dさんは、自動車を避ける間もなく衝突され、数メートル飛ばされて地面に叩きつけられました。

救急搬送されたDさんですが、意識が戻らず、駆けつけた家族や、結婚を前提にDさんと一緒に暮らしていた婚約者のTさんに医師が告げた言葉は、「頭蓋骨骨折、びまん性軸索損傷、脊髄損傷、内蔵損傷等があり、両下肢不全麻痺が出ている。下肢を切断する可能性もある。胸から下は、99.9%動かない。」という、あまりにも残酷なものでした。
しかし、家族もTさんも、決して諦めませんでした。精神的・肉体的疲労が重なり、食事も摂れず倒れそうになりながら、それでもDさんの覚醒を願って、毎日2回、来る日も来る日も見舞い続けました。
そんな強い願いが通じたのか、事故から1ケ月が経過した頃、ようやくDさんが目を覚ましました。しかし、びまん性軸索損傷の影響で、Dさんは事故前後の記憶がないばかりか、文字を書いたり計算をしたりする能力が、事故前に比べて格段に低下していました。また、脊髄損傷による麻痺のため、日常の起居動作は困難を極めました。

ここから、長く厳しいリハビリが始まります。医師が99.9%と判断した残りの0.1%が、Dさんや家族、そしてTさんの、一縷の希望でした。入院先でリハビリに励むDさんを、時に励まし、時に一緒に涙を流しながら、Dさん・家族・Tさんは、一丸となって取り組みました。
このような状態のDさんは、当然仕事に復帰することもできません。そういった場合、加害者側保険会社からは、休業損害が支払われます。しかし、事故直後は定期的に振り込まれていた休業損害も、事故から年数が経つにつれて、支払いが遅れたり、払い渋ったりするようになりました。Tさんは、将来に強い不安を覚え、サリュを訪れました。

サリュでは、多岐に渡るDさんの負傷箇所と症状を整理すると同時に、通院先やリハビリ先で医師面談を行い、現在及び将来のDさんの症状の見通し等について、医学的知識を得ました。その上で後遺障害の等級申請を行い、高次脳機能障害及び脊髄損傷後の各症状等を理由に、併合2級を獲得しました。
その上で、加害者に対して訴訟を起こしました。
訴訟の中では、過失割合が争点の1つになりました。Dさんに事故時の記憶がないのを良いことに、加害者は、警察や検察の取り調べの際に、Dさんが赤信号で交差点に進入したかのような供述を行っており、Dさんに不利な記録を元に、加害者の刑事裁判が終わっていました。そこでサリュでは、刑事記録を取り寄せて丹念に検証し、目撃者の供述調書等から、加害者が自己弁護に走り、嘘の供述をしていると主張しました。
また、通常であれば、訴訟では双方の弁護士が法廷で書面のやりとりをしますが、裁判所の判断もあり、今回は訴訟の途中で、すでにDさんの妻になっていたTさんが、裁判官や加害者側弁護士に、今までの経過や、Tさん・Dさん・家族の想いを話す場が設けられました。
裁判官も、今までTさんが背負ってきた様々なものに感じるところがあったのか、最終的に、自賠責からの賠償金を含めて2億円での和解が成立しました。

今回の依頼を通して、サリュは約4年半に渡って、Dさん、そしてTさんの人生を、伴走者として共に歩む機会を与えられました。もがきながらも前に進もうとするDさんとTさんを、サリュが支え、2人のために絶対に良い結果を残そうと、強く思いながら過ごした4年半でした。打ち合わせの度に涙を流すTさんの姿が印象的であったため、裁判が終了し、最後にご挨拶をした際、DさんとTさんが、「これで区切りが付けられたので、前向きに生きて行きます。」と、笑顔を見せて下さったことに、サリュ一同、本当に嬉しく感じました。
怪我の軽重を問わず、大切な家族が交通事故に遭ったときの周囲の心労は、とても大きなものです。いわんや、生死の境を彷徨ったり、重度の後遺障害が残るような怪我の場合には、生きた心地もしないでしょう。
被害者ご本人はもちろん、ご家族の苦しみを少しでも軽減し、より良い将来を示せるように、サリュは今日も全力で取り組んでいます。

 

事例202:相続は、被相続人とゆかりある人に。その気持ちをお手伝い

死亡事故 /

2014.11.03

Mさんは、道路を渡ろうとしたところ車にはねられ、息を引き取りました。
Mさんには、再婚相手の夫Iさんや、初婚の子Rさんなど数名の相続人がいましたが、そのうちの一部の方と連絡が付かずに困ったRさんが、サリュを訪れました。

サリュでは、他の相続人に手紙を送ったり自宅を訪問するなどして、なんとか連絡を取ろうと試みることに加え、戸籍等を取り寄せて相続関係を整理したり、Mさんの相続財産を調査したりしました。

そうこうするうちに、かねてより病気療養中であったIさんがお亡くなりになりました。
民法上、相続は死亡により発生しますが、相続人となれる者は、法定相続人や受遺者など、一定の者に限られます。MさんもIさんも遺言を残していなかったため、法定相続人のみが相続人となります。
ここで、難しい問題が発生しました。
夫のIさんはMさんの再婚相手で、2人の間に子どもはいませんでした。また、Rさんは、生前Iさんの面倒を見ていましたが、Iさんとの間で養子縁組をしていませんでした。そのため、Iさんが亡くなると、Iさんの相続がIさんのご兄弟に発生することになったのです。そうすると、Iさんが生前相続したMさんの損害賠償請求権は、Iさんのご兄弟が相続されることになります。しかし、Iさんのご兄弟はMさんとは交流がなく、Mさんの相続を受け取る意向がありませんでした。
そこでサリュは、法務局や税務署、金融機関、税理士、司法書士らと相談して、相続分の譲渡という方法で、Iさんの相続分を、MさんにゆかりのあるRさんに集約しました。
事件終結時、Rさんからは、複雑な法律問題であったため、Rさん1人では到底解決できなかったので、サリュに依頼してよかった、とのお言葉をいただくことができました。

殊に死亡事故の場合、遺族は悲しみが癒える間もなく、何かに追い立てられるように、行政手続き・財産調査・保険金請求・賠償交渉等を、同時並行で行うことを強いられます。しかも、保険金請求や賠償交渉は、要求される資料は膨大なのに請求できる期間が限定されているものも多く、日常生活の中で片手間でやろうとしても、なかなか思うようには行かないという声を、しばしば耳にします。
そのような時こそ、多くの取り扱い事件があるサリュに、ぜひご相談下さい。
サリュでは、全国各地の事務所の取り扱い案件を集積し、データベースを作成しています。交通事故に限らず、事件は1つ1つ個性があり、2つとして同じものはありません。しかし、類似案件を探すことが、解決の糸口になることも多いものです。
サリュでは、膨大な取り扱い案件を武器に、皆様の法的問題を解決するお手伝いをさせていただきます。

 

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