SALUT 弁護士法人サリュ

最新解決事例

【事例148】死亡事故で、示談金が保険会社提示額から1100万円アップ

死亡事故 /

2014.03.29

Sさん(70歳、女性)は、飼い犬を動物病院へ連れて行くために自転車で横断歩道を渡っている時に、右折してきた乗用車にはねられ、救急搬送されたものの、残念ながら翌日にお亡くなりになられました。
Sさんは青信号で横断歩道を渡っており、一方加害者は、対向車両に気を取られてSさんに気づくのが遅れてしまったと自分の過失を認めていたこともあり、保険会社は、Sさんの遺族に対して、Sさんに過失はないものとして示談の話し合いを進めていました。しかしながら、Sさんのご遺族は、保険会社の提示する金額が果たして妥当なのか分からず、サリュに相談に来られました。

Sさんは、生前、地元の婦人会の役員をされるなど人望の厚い方で、孫たちにもしばしば会いに行くなど、健康で活発、人生を謳歌されている方だったようでした。しかしながら、交通事故という突然の不幸に見舞われ、Sさんのご遺族は、まったく想像だにしていなかった悲報に、ショックからなかなか立ち直ることができず、心身ともに疲弊されていました。
また、サリュが確認したところ、保険会社の示談提示額は適正な金額ではなく、これ以上自分たちで交渉することは出来ないとのことで、以後、サリュがSさんご遺族の代理人として、保険会社との交渉を始めました。

保険会社は、Sさんの逸失利益、慰謝料、葬儀費用など、いずれも低額な数字を提示していました。そこで、サリュは、Sさんの主婦としての基礎収入と年金収入を考慮して逸失利益を計算しなおし、慰謝料や葬儀費用についても適正な金額に増額して交渉を続けました。
結果、最終的には、いずれも大幅にアップし、総額で当初より1100万円増額した金額での示談を成立させることが出来ました。

Sさんのご遺族は、もはやSさんは帰って来ないけれども、賠償交渉をサリュに依頼したことで一区切りをつけることができたと感謝して下さいました。

 

【事例147】諦めずに異議申し立てを行った結果、11級を獲得!

14級から12級を認定 / 胸・腰(骨盤) /

2014.03.28

Xさん(男性43歳)は、バイクで交差点を直進していたところ、右折してきた対向車と衝突しました。この事故でXさんは恥骨結合離開、右手関節挫傷の怪我を負われました。
Xさんは、等級申請についてはその手続きの仕方など、その分野に精通している専門家の弁護士に任せたほうがよいとお考えになり、サリュに依頼されました。

1回目の等級申請の結果は、右手可動域の機能障害で第12級6号との認定がされました。しかし、恥骨結合部の離開による痛みについては、歩行が困難なほど痛みが生じているにもかかわらず、第14級9号の認定しか得ることができませんでした。
この点に関して、サリュはさらなる上位等級の可能性を探るべく、顧問医と画像を精査した結果、画像上Xさんの症状は第12級13号に該当すると考えました。そこで、サリュは、顧問医の指摘を踏まえて、自賠責に対して異議申立をしました。
その結果、恥骨結合離開の痛みについて第12級13号を獲得し、併合第11級との評価を得ました。

その後の示談交渉においては、裁判基準のほぼ満額で決着することができました。
サリュとしては、等級獲得から示談交渉に至るまで、各段階で大変満足のいく仕事ができました。

Xさんは、事件処理期間中は、痛みが残り、将来について心配なされていましたが、事件が解決した後は、「このお金で人生、一からやり直します。サリュのみなさま本当にありがとうございました。」とXさんから大変嬉しいお言葉を頂きました。

 

【事例146】過失があっても、損害を全額回収!人身傷害保険がポイントです

脊髄損傷 /

2014.03.20

高校生のAさんは、アルバイト帰りに自転車で道路を走行中、直進してきた自動車と衝突し転倒、第4胸椎脱臼骨折、胸髄損傷により両下肢麻痺等の重傷を負われました。

後遺障害1級1号の認定を受け、相手方保険会社からの示談提示があったものの、その内容に疑問を持たれてご家族がサリュにお越しになりました。

サリュでは、まだ十代の若者が今後一生大変な障害を負って生きていかなければならないという事実を重く受け止め、ご家族とご本人様に対し、しっかりとした賠償を求めていくことをお約束しました。

まず、相手方保険会社の示談案を検討したところ、当初の相手方保険会社からの提示額では、将来治療費、将来通院交通費、将来通学交通費、近親者慰謝料が計上されていないなど、かなり少なく見積もられていました。また、重度後遺障害であるため、これまでに支弁された費用もかなり高額かつ費目も多岐にわたるため、計算はかなり煩雑なものとなりましたが、担当弁護士、スタッフが一丸となって作業をすすめました。

その上でご本人様の現状も確認、検討のうえ注意深く損害額を算定し、相手方保険会社との交渉をすすめ、ご本人様方に有利な金額を引き出すことができました。

また、Aさんのお父さんが人身傷害保険に加入されており、Aさんの事故であっても、お父さん加入の同保険からも支払を受けられることがわかりました。人身傷害保険は、被害者に過失がある場合、本来、加害者側から支払いを受けることができない過失部分の損害を全額回収できる可能性があります。

本件事故でも、Aさん側に過失があったため、人身傷害保険を先行して請求することでAさんの過失部分の損害を含めた全損害額を回収することができる状況でした。しかし、Aさんのご家族が加入する人身傷害保険会社は、ご家族にその内容をきちんと説明していませんでした。そこで、サリュは、約款を確認したうえで人身傷害保険金の請求をすることにしました。

しかし、人身傷害保険会社との調整が難航しました。被害者が人身傷害保険から保険金を受け取った場合、人身傷害保険会社は、被害者の相手方に対する損害賠償請求権を代位取得するのですが、被害者に過失がある場合、この代位する範囲について、数年来、問題になっていました。内容が難解になりますので詳細は省きますが、この論争については、平成24年に出された最高裁判例により、複数あった説のうち、被害者に最も有利な説(訴訟基準差額説)で決着しています。ところが、Aさんの人身傷害保険会社は、被害者に不利な説をとる見解を呈してきました。最高裁判例後であるにも関わらず、保険会社の都合を優先した立場であり、とても許せるものではありませんでした。サリュは、具体的に前記判例があることを示したうえで、厳しく交渉、説得し、何とか訴訟基準差額説をとらせることができました。

交通事故においては、相手方保険会社のみならず、ご自身の加入されている保険会社であっても、必ずしも適切に対応するとは限りません。特に重度後遺障害の場合には得られる金額に大きな差が生じることも考えられます。

ご家族が大変な障害を負われたなかで各者と交渉することは一筋縄ではいきません。どうぞ、弁護士法人サリュにご相談ください。必ずお力になります。

 

【事例145】無職でも諦めません。丁寧な調査で逸失利益を獲得

逸失利益 / 膝・下腿(脛) /

2014.03.19

Mさん(45歳・男性・無職)は、大型自動二輪車に乗って直進していたところ、右折進行してきた対向車両と衝突されました。Mさんは、右脛骨開放骨折、右腓骨骨折と等と診断されましたが、今後、適正な倍賞がなされるのか、不安を感じたため、サリュの無料相談にお越しになりました。

 サリュは症状固定前からMさんをサポートし、後遺障害の申請を行いました。その結果、Mさんの後遺障害は、右脛骨の変形障害について、「1下肢に偽関節を残すもの」として8級9号が、右脛骨開放骨折及び右腓骨骨折に伴う右足関節の機能障害について、「1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」として10級11号が認められました。

その後、サリュは、上記等級に基づき、保険会社と示談交渉を開始しました。

Mさんは、この事故に遭う2年ぐらい前から体調を崩し、仕事に就けない状況でしたので、事故当時は無職でした。事故当時、無職の方は、逸失利益がない、と判断されがちです。しかし、サリュはMさんの過去の職歴を丁寧に聴取したところ、過去にはいろいろなところで働いていたことが分かりました。

そこで、サリュは、過去の所得証明書を取り付け、Mさんに仕事をする意欲があったことを主張し、少なくとも男性全年齢平均賃金の半分は、今後も稼ぐことを前提に逸失利益を請求しました。その結果、保険会社は、サリュの主張を認め、逸失利益を獲得することができました。

Mさんは、きちんと後遺障害が認められたこと、逸失利益が認められたことに大変感謝してくださいました。

 

【事例144】医師面談に基づいて保険会社の主張に反論!裁判基準で示談成立

手(手首・手指) /

2014.03.19

Gさん(女性・50代)は、自動車の助手席に同乗していたところ、反対車線から右折しようとしたトラックに前方を塞がれてしまったため、自動車の助手席側がトラックの車体側面に衝突しました。この事故で、Gさんは、上腕骨骨幹部骨折という傷害を負いました。

Gさんは、調理員をしていましたが、事故後、骨折した手首の動きが悪くなり、握力も片方の手の握力がもう一方の半分程度に低下したため、職場復帰できる状況ではありませんでした。それにも関わらず、事故から7ヶ月で休業損害が保険会社に打ち切られてしまいました。

収入が途絶え、また、今後の賠償について不安に思ったGさんはサリュを訪れました。

サリュでは、Gさんの主治医と面談を行い、傷病や治療期間について確認すると共に、後遺障害の診断に際して、手首の可動域についてきちんと検査し、それを記載してもらうよう依頼しました。Gさんの後遺障害等級申請を行った結果、手首の可動域について、参考可動域角度の3/4以下に制限されているとして、「1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」として別表第二第12級6号の認定を受けました。

その後、サリュは、休業損害の打ち切り後から症状固定日までの実収入に基づいた休業損害や逸失利益を算定し、この算定に基づいて相手方保険会社と交渉しました。その結果、打ち切り後から症状固定日までの休業損害を認めさせることに成功し、その他の項目もほぼサリュが主張する裁判基準の額で示談が成立しました。

Gさんは、休業損害が打ち切られ、途方にくれていた時に、サリュへ依頼をしたお陰で、適切なアドバイスを受けながら安心して進められ、その後も、後遺障害の認定や示談交渉など事件終了に至るまでまとめてやって貰えたことにとても満足なさいました。

 

【事例143】周到な準備で膝関節の動揺性で後遺障害等級第10級11号を獲得

膝・下腿(脛) /

2014.03.16

Iさん(男性・40代)は、仕事帰りに自動車で国道を走行していたところ、進行方向左手にあった店舗の駐車場から右折してきた自動車に衝突しました。

この事故により、Iさんは、左脛骨後十字靭帯付着部剥離骨折、腓骨頭骨折、前十字靭帯損傷などの傷害を負い、左膝を曲げたり、走ったりすることができなくなりました。

Iさんは、土木関係の仕事についたばかりでしたが、肉体労働ができなくなったことにより収入が減少しました。

Iさんは、懸命にリハビリに励みましたが、足の状態は回復せず、事故から1年半ほど経過しようというころ、保険会社から、治療費を打ち切るので後遺障害の申請をするようにとの連絡を受けました。

Iさんは、今後の仕事に対する補償や、初めての後遺障害の申請に不安を感じ、医師に後遺障害診断書を書いてもらう前に弁護士に相談しようと考え、サリュの無料相談を利用されました。

サリュでは、後遺障害の申請にあたり、お客様の症状に応じて、必要となる資料や検査をご案内しています。

Iさんのケースでは、膝関節の動揺性を証明するために、新たにストレスレントゲンの撮影をしていただき、主治医の先生にも、膝関節の動揺性や、労働能力に対する影響、処方されている膝装具などについて回答書を作成してもらい、万全の状態で後遺障害の申請に臨みました。

その結果、Iさんは、後遺障害等級第10級11号が認定されました。

その後、サリュが相手方保険会社と交渉を行い、後遺障害慰謝料550万円、逸失利益は実収入をベースに労働能力喪失率27%、喪失期間67歳までといった裁判基準での示談が成立しました。

Iさんは、適切な補償額によろこんでくださり、担当したサリュの弁護士、スタッフも、大変嬉しく感じました。

 

【事例142】医療照会の結果、後遺障害12級7号を獲得!将来の装具費も認められました

膝・下腿(脛) /

2014.03.15

Aさん(男性・50代)は、仕事中に自動車で直進中、対向車線を飛び出してきた自動車と正面衝突しました。この事故で、Aさんは、鎖骨骨折・大腿骨骨折という重傷を負いました。

Aさんは、営業の仕事をしており、仕事柄歩き回ることが多いのですが、この事故で、膝関節に装具を付けなければならないだけでなく、痛みのために長時間の歩行が困難になってしまい、職場復帰が絶望的になりました。

将来に不安を覚え、保険会社に言い包められてしまうのではないかと不安になったAさんは、自分が入っている自動車保険に弁護士費用特約が付いていることを知り、適正な賠償を得ようとサリュにご依頼されました。

Aさんには、この事故の後遺障害として、手術痕、膝関節の動揺性や膝関節の可動域制限が残りました。

サリュは、事故から1年後に症状固定を迎えたAさんにアドバイスを行い、主治医に医療照会も行った上で、ストレスレントゲンに関する所見を記載した後遺障害診断書を作成してもらい、等級申請を行いました。その結果、膝関節の可動域制限として、第12級7号の認定を受けました。

サリュは、その認定結果を踏まえて、将来に亘っても装具が必要である旨の医師の意見をさらに取り付けたうえで、将来の装具費用も含めた損害額を算定し、相手方保険会社に請求しました。

その結果、サリュは、将来装具費についてはもちろん、その他の損害費目(事故から症状固定までの全期間分の休業損害、67歳までの14%の喪失率の逸失利益等、裁判基準の慰謝料等)についても、ほぼ請求通りに認めさせることができ、示談が成立しました。

Aさんは、結果についてもご満足でしたが、事件解決までの過程の誰にも相談できない状況で、いつでも悩みや不安を聞いてもらえたことで、解決への希望が持てたと喜んでくださいました。

 

【事例141】異議申立の結果、上位等級を獲得

その他等級変更 / 胸・腰(骨盤) /

2014.03.13

Aさん(男性・70代)は、自転車で走行中、後方から別の車に追突され転倒しました。この事故で、Aさんは、第11胸椎の圧迫骨折という傷害を負いました。

事故から約7ヶ月後、Aさんは症状固定を迎え、相手方保険会社を通じて、後遺障害等級の申請を行いました。その結果、第11級7号の認定を受けました。

ところがAさんは、症状固定後もずっと背中の痛みに苛まれ、事故前は何ら支障のなかった散歩もできなくなっていました。

 認定された後遺障害の等級は、自分の障害の程度をしっかり評価したものなのか、本当にこれが妥当なのか、大きな疑問を抱いたAさんは、インターネットでサリュを見つけ、事務所へご相談に来られました。

 サリュでは、Aさんの症状やその程度をしっかりと聞かせて頂き、Aさんの診断書や診療報酬明細書を収集し、事故後に撮影されたレントゲン画像等について分析することをお約束し、Aさんのご依頼を受けました。

 それらの資料を精査した結果、サリュは、Aさんの後遺障害等級が第11級7号であるという結果は妥当でないと判断し、加害者の自賠責保険に対して、異議申立を行いました。

 異議申立の結果、サリュの主張が認められ、Aさんの後遺障害等級は、第11級7号ではなく、第8級相当であると判断されました。

 そこで、サリュは、後遺障害等級第8級相当を前提とした賠償額を計算し、これに基づいて相手方保険会社と交渉を進め、Aさんもご納得された内容で示談が成立しました。

 Aさんは、あの時、自分の後遺障害等級(第11級7号)に疑問を持ち、サリュへ依頼をしたお陰で、正当な後遺障害等級(第8級相当)の認定を受けることができたとおっしゃって下さいました。

サリュは、一度認定された後遺障害等級が本当に妥当なものかどうか、これまで蓄積された過去の資料を中心に慎重に検討し、事件解決を図っております。

 

【事例140】過失割合で妥協することなく、示談解決

過失割合 / 股・大腿 /

2014.03.12

Aさん(男性・50代)は、バイクで走行中、ブレーキをかける暇もなく、隣の車線を走行していた乗用車が左折するのに巻き込まれ、右股関節脱臼骨折の傷害を負いました。

Aさんは、この事故による傷害が仕事に直接影響し、長らく会社を休まざるを得ませんでした。休職中の中、Aさんは、今後の休業補償や保険会社との対応、後遺障害等について専門家にお願いしたいと思い、サリュを訪れました。

サリュでは、Aさんの状況を踏まえ、出来る限り、休業補償を受けるために相手方保険会社と交渉し、その間、後遺障害等級の獲得に向けて、随時、Aさんの通院やリハビリの状況を把握することに努めました。

事故から約1年と2か月後、Aさんは症状固定を迎え、サリュでは後遺障害等級申請の手続きを取り、結果、股関節の可動域制限について第10級11号の等級を獲得することが出来ました。

その後、サリュはAさんの意向(出来るだけ裁判は避けて、示談交渉で事件を解決したい)を受け、損害賠償金を算定し、相手方保険会社と示談交渉に入りました。

そこで大きな争点となったのは、過失割合でした。
相手方保険会社は、本件事故態様の基本過失割合はAさん20、相手方80であると主張してきましたので、サリュは、この主張が妥当かどうか入手した警察などの捜査記録を丹念に分析しました。

その結果、相手方には指示器を出すタイミングが遅かったなど、基本過失割合を修正する要素があることが判明しました。そこで、サリュは、本件事故の過失割合はAさん10、相手方90であるとの主張を展開しました。

相手方保険会社は、その間を取り、15:85の割合を改めて提案してきましたが、サリュは、それは受け入れられないと反論し、あくまでも分析した結果に基づいて検討すべきとの姿勢で示談交渉を続けました。

その結果、示談交渉において、相手方保険会社はサリュの主張を受け入れ、10:90の過失割合で無事に示談が成立しました。

Aさんは、この事故で、特に過失割合に強いこだわりがあったため、納得のいく割合で事件が解決出来たことに大変満足したとおっしゃって下さいました。
サリュは、ただでさえ不運な交通事故で体も心も傷つかれた被害者のお気持ちを真摯に受け止め、被害者の方が満足のいく解決が図れるよう、日々努力していきたいと考えています。

 

【事例139】後遺障害が及ぼす長期的影響を前提とした逸失利益を獲得

逸失利益 / 股・大腿 /

2014.03.11

Aさん(男性・40代)は、バイクでの通勤中、脇道から出てきた自動車に衝突され、大腿骨遠位端開放骨折等の傷害を負いました。骨折箇所が複数に及んだため、長期間の入通院を余儀なくされ、Aさんは長らく会社を休まざるを得ませんでした。

折しも、世の中には不況の嵐が吹き荒れ、名立たる企業が次々と営業規模を縮小したり、倒産に追い込まれたりしていました。Aさんの会社もその例外ではなく、賞与の減額や支給見送りがありました。

そのような中、Aさんは必死にリハビリを行い、数度の手術を乗り越えて、どうにか職場復帰を果たしました。しかし、事故前は主として肉体労働を行っていたAさんは、下肢に負荷が掛けられないために内勤となりました。その結果、賞与減額に留まらず、各種手当が削られ、事故の前後で、年収額に大きな差が開いてしまいました。

Aさんは、後遺傷害等級の獲得を目指してサリュを訪れました。サリュでは残存した症状の深刻さから、目標とする後遺障害等級を神経症状12級に設定しました。受任後、資料を収集して速やかに後遺障害等級の申請を行い、目標等級を獲得しました。

後遺障害が残存した場合、その症状のために、将来にわたって収入の制限が生じるとされます。将来に及ぼす影響の程度については、後遺障害の等級と内容によって異なりますが、一般的には、事故前年の年収を基礎として、たとえば神経症状の12級であれば10年分を、中間利息を控除して請求することになります。

しかしAさんの場合、神経症状の原因は明らかに骨折部分の不整癒合によるもので、後遺障害の認定理由書上にもその旨記載がありました。不整癒合の場合、通常の神経症状とは異なり、その症状が時間の経過によって和らぐことは少なく、むしろ骨の不整が時間と共に深刻化し、変形性関節症等の2次的な症状を引き起こすこともありえます。

そこでサリュは、逸失利益について、事故前年の年収を元に、就労可能年齢67歳までの請求をすることにしました。
これに対し、加害者側保険会社からの回答は、神経症状12級の原則通り、10年の限度でしか逸失利益を認めないとの回答であったため、訴訟を提起することにしました。

訴訟の場で、加害者側弁護士は、これに加え、事故後の減収は、Aさんが仕事をできなかったからだけでなく、Aさんの勤務先の経済的不安による部分もあるとの主張を行いました。
Aさんの勤務先に、そのような事情があったのは確かです。しかし、減収が単に会社の経営不安によるものであるとすれば、長期間にわたって職場を離脱した上、復職後も元通りの仕事ができなくなったAさんは、真っ先にリストラの対象となるはずです。

しかし実際には、長期間のブランク後も復職が許され、内勤の仕事で活躍の場が与えられました。Aさんは、その能力が認められ、会社にとって必要な人材であったからこそ、復職ができたのです。サリュはこの点を強く主張し、訴訟上の和解では、サリュ主張の通り、事故前年の収入を基礎とした、67歳までの逸失利益が認められました。

怪我で痛い思いをするのも辛いが、治療で仕事を休んだために経済的に追い込まれたり、仕事を奪われたりすることが何よりも辛く悔しいと、多くの交通事故被害者の方が口をそろえておっしゃいます。サリュは、そんな被害者の方ひとりひとりと共に、被害者が事故で受けた諸々の損害を、賠償金という形で少しでも補えるように、戦い続けたいと考えています。

 

【事例138】事故状況の詳細な分析で、死亡事故被害者や遺族の無念を晴らす

過失割合 / 死亡事故 /

2014.03.10

子供たちが寝静まった真夜中、自宅の電話が突然鳴り響きました。電話に出たBさんは、警察官を名乗る電話の声に凍り付きました。

「ご主人が交通事故に遭って、病院に運ばれました。」
慌てて病院に向かったBさんを待っていたのは、すでに冷たくなった夫でした。
突然夫を失ったBさんは、それでも気丈に喪主を勤め、会社や保険などの各種手続きを自分一人で行いました。まだ幼い子供たちに弱った姿だけは見せまいと、歯を食いしばって生きてきました。

しかし、いざ賠償交渉となった時、自分の力だけでは不安に思い、サリュを訪れました。
交通事故が発生すると、通常は当事者双方の言い分を記した実況見分調書が作成されます。しかし、被害者が救急搬送された直後に実況見分が行われた場合や死亡事故の場合には、当事者の一方のみが立ち会って実況見分を行うこともあります。その場合、加害者が、事故態様を自己に有利に偽ったりする危険が高まります。この危険は、死亡事故の場合には、さらに高まります。被害者からは2度と事故状況が聞き取れない上、加害者も結果の重大性から自己保身を図る可能性が高いからです。

本件も死亡事故であるため、加害者の言い分のみで実況見分調書が作成されていました。そこでサリュは、刑事裁判の全ての記録を取り寄せ、事故状況を再構築する作業を丁寧に行いました。刑事裁判の証拠として提出されていた鑑定書も読み解き、加害者供述の矛盾点を洗い出しました。また、事故現場となった駐車場にも出向き、当事者双方からの見通し状況などを実際に確認しました。

このように周到な準備をした上で、訴訟を提起しました。加害者側弁護士からは、刑事裁判の記録に基づきBさんの夫の過失が大きかった旨の主張がありましたが、訴訟準備段階で明らかになった加害者の矛盾供述を示して応戦しました。

また、Bさんが今まで蓋をして必死に閉じ込めてきた悲しみ、悔しさ、苦しみ、夫への想いを、法廷で直接裁判官に聞いてもらう機会も設けました。涙ながらに、絞り出すようにして語るBさんの姿を、忘れることができません。

結局、裁判所は、被害者であるBさんの夫の過失割合は、加害者側代理人が主張するほどには高くはないと判断し、訴訟上の和解が成立しました。

どれほどお金を積まれたとしても、Bさんにとって夫に代わるものはありません。しかし、いろいろなものをたった1人で背負って生きてきたBさんにとって、サリュが少しでも力になれたのであれば幸いです。

愛する人を突然の事故で失い茫然自失としている人、湧き上がる想いを絶ち切るようにがむしゃらに生きる人。今まで、死亡事故を数多く扱ってきたサリュは、死亡事故の被害者家族もまた、たくさん見てきました。どこにぶつけていいのか分からない気持ちを、まずはサリュにお聞かせ下さい。サリュの経験と智恵を結集したお手伝いをお約束致します。

 

【事例137】煩わしい手続も全部お任せ下さい、精一杯サポートします

高次脳機能障害 / 死亡事故 /

2014.03.09

Rさんは、70代の夫と二人で老後を静かに暮らしていました。ところがある日、Rさんの夫は道路を横断中に自動車にはねられ、脳挫傷等の重傷を負って高次脳機能障害が生じてしまいました。Rさんの夫は食べることも自由にできなくなり、寝たきりになってしまいました。子供もなく、ずっと夫と二人三脚で生きてきたRさんにとっては、とても辛い日々が始まりました。

そんな中、Rさんの奥さんは、加害者側任意保険会社との交渉やいろいろな手続に不安を感じ、サリュにご相談にいらっしゃいました。サリュは、賠償交渉にとどまらず、関連する諸手続もお手伝いするためRさんからご依頼を受けました。

まずサリュは、Rさんの夫の判断能力がかなり低下していたことから、今後の賠償交渉をスムーズに進めるためには後見人を付ける必要があると判断しました。そこで家庭裁判所に後見人選任審判を申し立てました。それと並行して、後遺障害認定を受けるため、後遺障害診断書やそれを補強する資料の作成等の手続も進め、自賠責に対して後遺障害の申請(被害者請求)をしました。

ところが、Rさんの夫は治療の甲斐なく事故から2年余り経って亡くなりました。
後遺障害診断書は、後遺障害等級1級が見込まれる内容でした。自賠責からは、死亡の場合3000万円、後遺障害等級1級の場合4000万円を上限として支払われます。Rさんの夫が亡くなる前に被害者請求の手続をとっていましたので、自賠責は後遺障害の判断をし、等級1級として4000万円が支払われました。

続けてサリュは、Rさんの夫の相続人を確定する作業、全国各地から戸籍謄本等を取寄せる作業を行い、相続人はRさんのほかは、夫のご兄弟だけであることが確認できました。サリュでは、ご兄弟との間で遺産分割の話し合いをするようRさんに勧めました。そして、Rさんがご兄弟と話し合った結果、ご兄弟は皆さん相続放棄し、Rさんが唯一の相続人となりました。そのため、Rさんは自賠責から支払われた4000万円全額を受け取ることができました。

Rさんの夫は高齢で、年金で生活していましたので、逸失利益等の算定額が大きくなく、損害全体が4000万円を超えませんでした。つまり、自賠責の4000万円で損害がすべて補われたことになります。しかし、加害者側任意保険会社は、それとは別に治療期間に対応する慰謝料等300万円余りを支払いました。

さらにサリュは、Rさんに代わり夫名義の財産の名義変更や預貯金解約等の相続手続を行いました。

Rさんは、いろいろ面倒な手続にわずらわされることなく全ての手続を終えることができ、サリュに依頼して良かったとおっしゃって下さいました。

 

【事例136】事前認定では見落とされる事実も多い。異議申立を行い、適正な等級を獲得

非該当から12級を認定 / 肘・腕(上腕・前腕) /

2014.03.05

Iさん(男性)がバイクで走行中、左車線を走行していた加害者運転のトラックが、Iさんの前を横切るように反対車線にUターンをしようとしたため衝突し、Iさんは右上腕骨大結節骨折等の重傷を負いました。
事故後、Iさんは9か月に亘って治療に専念しましたが、骨折による痛みや可動域制限等の後遺障害が残存し、症状固定となりました。

Iさんは、加害者加入の任意保険会社を通じて、自賠責保険に対し、後遺障害の申請を行いました(事前認定)。しかし、右上腕骨大結節骨折について、「提出された画像上、骨折があることが明らかではない。」「右肩に生じていた可動域制限が基準値に達していない。」という理由で、後遺障害には該当しない(非該当)との回答を受けました。

自身の後遺障害について、非該当という結果に満足できなかったIさんは、等級申請のやり直し(異議申立)と、保険会社との示談交渉について、サリュにご依頼をされました。
サリュが、顧問医に右上腕骨・骨折部の画像を診てもらったところ、大結節骨折が確かに認められることが明らかになりました。また、可動域制限についても改めてサリュで計測したところ、等級に該当することが分かりました。

そこでサリュは、骨折が生じていることについて、画像を添付して指摘し、また、可動域制限も生じていることを改めて主張し、自賠責保険に対し、異議申立を行いました。
その結果、右上腕骨大結節部に骨折があること、骨折に伴い右肩に可動域制限が生じていることについて認められ、後遺障害12級6号が認定されました。

上記認定結果を基に、サリュはIさんの損害額を算定して、加害者加入の任意保険会社との交渉を開始しました。約1170万円という請求に対し、保険会社の当初の回答は約795万円というかなり低めのものでした。
しかし、そこから粘り強く交渉を重ねた結果、最終的には約1150万円の支払いを受けることができました。

Iさんには、異議申立により適正な後遺障害等級を獲得できたこと、加害者側から適正な金額を受け取ることができたことに、大変満足していただけました。

Iさんのケースのように、1度目の認定では見過ごされたポイントを、異議申立でしっかり指摘したところ、等級を獲得できる場合があります。1度目の認定で満足できない結果になった方も、あきらめず、サリュの無料相談にお越しいただくことをお勧めいたします。

 

【事例135】自分の保険会社は必ずしも味方ではない。交渉により適正額獲得

その他等級変更 /

2014.03.04

Oさん(男性)は、バイクで走行中、丁字路交差点を直進したところ、対向車が右折してきたため、衝突転倒して、右第2・3中足骨骨折及び左舟状骨骨折等の重傷を負いました。

残念なことに、加害者の車には、任意保険が付いておらず、今後の賠償に不安を感じたOさんは、事故から1ヶ月経ったところで、サリュにご依頼いただくことになりました。

加害者が仕事中に起こした事故であったことから、サリュは、加害者と併せて、加害者の勤務先に対し、事故で廃車となってしまったOさんのバイクの損害について、裁判所に訴訟を提起しました。裁判において、和解が成立し、バイクの損害については、加害者の勤務先から支払ってもらうことができました。

その後、8ヶ月以上に亘って治療に専念してきたOさんの怪我が症状固定となり、後遺障害の認定を受けましたが、右第2・3中足骨骨折後の痛みについては、後遺障害12級13号が認められたものの、左舟状骨骨折後の左手関節の痛みについては、骨折部の骨癒合が良好であるとの理由で、14級9号にとどまるとの認定がなされました。

サリュでは、顧問医に、Oさんの左舟状骨骨折部のレントゲン画像を診てもらったところ、骨折部の骨癒合は得られていないこと、さらに、事故直後から症状固定時までのレントゲン画像を時系列で見ると、骨萎縮が進行している事実がわかりました。そこでサリュは、Oさんの主治医にこれらの事実について書面にしてもらったうえで、異議申立を行いました。

その結果、左舟状骨骨折後の痛みについても、後遺障害12級13号に該当し、Oさんの後遺障害は併合11級に該当するとの認定結果を得ることができました。

Oさんは、無事に後遺障害の認定が受けられましたが、加害者の車に任意保険が付いていないため、Oさん自身の契約する保険会社の、無保険車傷害保険を使って、補償を受けることになりました。

サリュは、Oさんの保険会社に、Oさんの損害について請求しましたが、保険会社側の回答は、70万円という、信じがたいほど低い金額でした。自分の契約する保険会社だからといって、必ずしも、適正な金額を進んで支払ってくれるものではないのです。

そこから、サリュは、保険会社と粘り強く交渉をし、最終的には、Oさんの過失割合15%を考慮したうえで、約913万円の支払いを受けることができました。

Oさんには、裁判によってバイクの損害の補償を受けられたこと、異議申立により適正な後遺障害等級を獲得できたこと、また、自分の保険会社からも適正な金額を受け取ることができたことに、大変満足していただけました。

 

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